【2026年最新】神戸市に出産祝い金はある?もらえるお金は合計いくらか制度別に解説

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【PR】本ページはプロモーションを含みます。制度の内容・金額・受付状況は2026年10月時点で、神戸市・兵庫県・こども家庭庁・厚生労働省・日本年金機構の公的情報を確認したものです。給付金や助成は年度によって内容が変わります。申請前に必ず神戸市の公式サイト、各専用ダイヤル、またはお住まいの区役所・支所で最新の情報をご確認ください。

「神戸市 出産祝い金」と検索すると、「寄り添い給付金」「ウェルカム定期便」など、ほかの都市では見かけない名前が出てきます。けれど神戸市の公式サイトには、「出産祝い金」という名前の制度はありません。

結論からお伝えします。神戸市に「出産祝い金」という名称で、出産した人全員に現金を配る市独自の制度はありません。現金で受け取れるのは、国の「妊婦のための支援給付」を活用した寄り添い給付金(原則計10万円)です。そのうえで神戸市には、誕生祝いのプレゼントと最大10回の育児用品を見守り配達員が届ける「こべっこウェルカム定期便」や、妊産婦タクシー利用券5,000円分など、市独自の現物支援があります。

この記事では、2026年10月時点で実際に利用できるお金・支援を、国の制度・兵庫県の制度・神戸市独自の制度に分けて整理しました。神戸市は2026年10月1日から妊婦健診の受診券が追加されるなど、最近変わった点もあります。

この記事の要点
・「出産祝い金」という名称の市の制度はない。神戸市独自・兵庫県独自の出産時の現金給付も公式情報では確認できなかった
・寄り添い給付金(国の妊婦のための支援給付)は原則計10万円(双子は15万円)。所得制限なし、オンライン申請
・神戸市独自にこべっこウェルカム定期便(誕生祝いのプレゼント+育児用品を最大10回。現物)、妊産婦タクシー利用券5,000円分(利用券)
・妊婦健診受診券は2026年10月から合計136,000円分に(40週以降の受診券を追加)
・兵庫県外の健診の払い戻しは出産から8か月以内、児童手当は出生から15日以内

神戸市に「出産祝い金」はある?結論から

名称としての「出産祝い金」制度はない

神戸市の「子育ての助成・手当」で妊娠・出産した方向けに案内されているのは、初回産科受診料支援、妊産婦タクシー利用券、出産育児一時金、寄り添い給付金、こべっこウェルカム定期便などです(出典:神戸市)。「出産祝い金」という名前の制度は、2026年10月時点の公式サイトでは確認できませんでした。

また、第2子・第3子以降の出生に対して神戸市が独自に現金を上乗せする制度や、兵庫県が独自に出産時の現金を給付する制度も、公式情報では確認できませんでした。出生順位で金額が変わるのは、国の児童手当(第3子以降は月3万円)です。

「寄り添い給付金」は国の制度の神戸市での呼び名

検索でよく出てくる「寄り添い給付金」は、神戸市独自の上乗せではなく、国の「妊婦のための支援給付」を神戸市が「寄り添い給付金」という名前で支給しているものです(出典:神戸市)。金額は全国共通の制度と同じで、神戸市だけ多くもらえるわけではありません。

神戸市独自の支援は「現物」と「利用券」が中心

神戸市独自の支援 内容 形式
こべっこウェルカム定期便 誕生祝いのプレゼント(約120点から選択)+おむつ・ミルクなどを最大10回お届け 現物
妊産婦タクシー利用券 500円券×10枚(5,000円分) 利用券(換金不可)
はじめておでかけギフト 0歳児の家族が初めて児童館に来館した際にプレゼント(コープこうべとの連携) 現物
初回産科受診料支援 市民税非課税・生活保護世帯の初回産科受診料を上限1万円助成 受診料の助成
多胎児家庭ホームヘルプ 0〜3歳の多胎児家庭にヘルパー派遣(0歳は年48回まで) 利用料軽減

出典:神戸市「こべっこウェルカム定期便」「妊産婦タクシー利用券」「はじめておでかけギフト」「神戸市初回産科受診料支援事業」「多胎児家庭ホームヘルプサービス事業」よりPULMO作成。

【一覧】神戸市で妊娠・出産するともらえるお金

国・兵庫県・神戸市の3つに分けて整理する

区分 制度名 金額の目安 主な申請先
全国共通 寄り添い給付金(妊婦のための支援給付) 妊娠時5万円+出産時は胎児1人あたり5万円 オンライン(妊娠届出時・新生児訪問時に案内)
全国共通 出産育児一時金 子ども1人50万円(条件により48万8千円) 勤務先の健康保険/神戸市国保は区役所・支所の国保窓口
全国共通 児童手当 月1万円〜3万円 区役所・支所のこども福祉担当 ※公務員は勤務先
全国共通 出産手当金・育児休業給付 ほか 賃金により変動 勤務先
兵庫県 ひょうご子育て応援の店 協賛店での割引などの優待(現金ではない) パスポート会員登録(県)
神戸市独自 こべっこウェルカム定期便 プレゼント+育児用品最大10回(現物) 案内状が届いたら特設サイトで申込
神戸市独自 妊産婦タクシー利用券 5,000円分(利用券) 妊娠届出時に交付
神戸市 健診受診券・産後ケア・ホームヘルプ・こども医療費助成 ほか 上限額・自己負担あり(現金ではない) 区役所・支所/e-KOBE ほか

出典:神戸市・兵庫県の各制度ページ(2026年10月時点)よりPULMO作成。

性格の違うお金は7つに分けて考える

  • ①口座に振り込まれる現金:寄り添い給付金、児童手当
  • ②出産費用に充てる一時金:出産育児一時金。直接支払制度を使うと医療機関に直接支払われます
  • ③健診の助成:妊婦健診・産婦健診・新生児聴覚検査・1か月児健診の受診券、初回産科受診料支援
  • ④医療費の助成:こども医療費助成(高校3年生まで・所得制限なし)
  • ⑤保険料の軽減・免除:国民健康保険料・国民年金保険料の産前産後軽減、国民年金の育児免除
  • ⑥現物・利用券・優待:こべっこウェルカム定期便、妊産婦タクシー利用券、はじめておでかけギフト、ひょうご子育て応援の店
  • ⑦有料サービスの利用料軽減:産後ケア、産前産後ホームヘルプ、多胎児家庭ホームヘルプ

妊娠中にもらえるお金・受けられる助成

寄り添い給付金/妊娠時 5万円はオンラインで申請

神戸市は国の「妊婦のための支援給付」を活用し、「妊娠・出産・子育て寄り添い支援事業」として寄り添い給付金を支給しています。妊娠時は妊婦に5万円で、所得制限はありません(出典:神戸市)。

妊娠届出のときに申請方法が案内され、その後はオンラインで、ご自身の都合のよいタイミングで申請します。申請は妊婦本人が行う必要があります。支給には医療機関で赤ちゃんの心拍が確認されていることが必要ですが、妊娠届出に医療機関の証明書は不要です(出典:神戸市)。

メールアドレスは正確に登録を
申請時に登録したメールアドレスには、妊娠6〜7か月頃に「妊娠8か月面談」のアンケートが届きます。出産に向けての不安や困りごとがあると回答した方には、区の保健師などが相談に応じます。
寄り添い給付金は、国の『妊婦のための支援給付』を活用した制度です。国の制度上、給付を受ける権利は行使できる時から2年で時効となります。神戸市では妊娠届出時・新生児訪問時に申請方法が案内されるため、案内を受け取ったら早めに申請しましょう。

【神戸市】妊産婦タクシー利用券5,000円分は妊娠届出時に交付

神戸市では、妊娠の届出をした方にタクシー利用券5,000円分(500円券×10枚)を渡しています(出典:神戸市)。妊婦健診への通院や、出産後の外出に使えます。

  • 有効期限:交付日から14か月後の月末まで。期限内なら出産後も使えます
  • 使える枚数:乗車料金に応じて上限があり、たとえば500円以上1,000円未満の乗車なら1枚まで、5,000円以上なら10枚まで
  • 注意:妊産婦本人が乗車する場合のみ利用可(家族の同乗は可)。契約タクシー事業者でのみ使えます。転売・譲渡・換金・再発行は不可で、神戸市外へ転出すると使えません

【神戸市】初回産科受診料支援(市民税非課税・生活保護世帯)

市民税非課税世帯または生活保護世帯の妊婦の方に、初回の産科受診料(妊娠の診断に要する保険外診療の費用)を1万円まで助成する神戸市の事業です。市販の妊娠検査薬で陽性を確認し、初回受診時に神戸市に住民票があることが条件です(出典:神戸市)。受診前に助成券を申請すれば契約医療機関で使え、一覧にない医療機関では償還払いになります。

【神戸市】妊婦健診受診券は2026年10月から合計136,000円分

神戸市では妊娠の届出時に、母子健康手帳と一緒に妊婦健康診査受診券を渡しています。2026年10月1日から、原則40週以降に受ける15回目・16回目の健診向けに受診券が追加されました(出典:神戸市)。

受診券の種類(助成上限額) 2026年10月以降の枚数 小計
基本健診受診券(5,000円) 16枚(従来14枚) 80,000円
血液検査等受診券(1)(15,000円) 1枚 15,000円
血液検査等受診券(2)(4,000円) 1枚 4,000円
血液検査等受診券(3)(3,000円) 1枚 3,000円
超音波等その他検査受診券(1)(3,000円) 6枚(従来4枚) 18,000円
超音波等その他検査受診券(2)(2,000円) 8枚 16,000円
合計(単胎) — 136,000円(従来120,000円)
多胎基本健診受診券(5,000円)※多胎のみ 5枚(15回目以降の健診で使用) 25,000円

出典:神戸市「妊婦健康診査」(2026年9月25日更新)の券種・上限額・枚数をもとにPULMOが合計を算出。各券の上限額を超えた分は自己負担です。

2026年7月6日以降に受診券を受け取った方は、追加分も含めて交付済みで手続きは不要です。それ以前に受け取った方は、兵庫県内の医療機関なら2026年10月1日以降に受診先で追加受診券を受け取れます(区役所・支所の窓口でも配布)。助成の対象は健康保険が適用されない健診費用に限られます。

受診券は兵庫県内の契約医療機関用。県内に払い戻しはない
受診券は神戸市と契約した医療機関・助産所でのみ使え、兵庫県内の医療機関を受診した場合は事後の払い戻し(償還払い)の制度がありません。兵庫県外(国内)で受診した場合は「里帰り助成金」として事後に費用の一部が助成されます。申請期限は出産または妊娠終了の日から8か月以内で、県外での健診がすべて終わった後にまとめて郵送で申請します(出典:神戸市)。

里帰り助成金の対象は、妊婦健診・産婦健診・新生児聴覚検査・1か月児健診です。受診券・助成券の原本、領収書のコピー、口座確認書類のコピーなどが必要で、振込先は妊産婦本人名義の口座です。2026年10月以降は、県外で受診する方向けに「里帰り用の追加受診券」を印刷して使えます。神戸市に転入した方は、区役所・支所の保健福祉課で神戸市の受診券に切り替えます。

妊婦健診が始まる頃は、ベビー用品の準備も少しずつ進めたい時期です。神戸市のウェルカム定期便は出生後に始まるので、それまでに必要なものは自分でそろえることになります。Amazonの出産準備サービス「らくらくベビー」は無料で登録でき、条件を満たすと出産準備お試しBoxを受け取れます。

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【神戸市】産前産後ホームヘルプサービスは1回1,600円

体調不良などで家事や育児が難しく、昼間に手伝ってくれる人がいない家庭に、神戸市と契約した事業者からヘルパーを派遣します(出典:神戸市)。

項目 内容
対象 妊娠中(産前)、または出産後2年以内(産後)で、体調不良などのため家事や育児が難しく、昼間手伝う人がいない方
利用回数 産前10回まで・産後20回まで。1日1回(連続2時間以内。外出を伴う場合は1日連続2回まで)
利用料金 1回1,600円(市県民税非課税世帯・生活保護世帯は自己負担なし)
キャンセル料 利用日前日17時までに連絡がない場合1回800円(自己負担なしの方・体調不良でも発生)
申請 e-KOBEで申請 → 区役所・支所の保健師等が電話で状況を確認 → 派遣決定通知がメールで届く

出典:神戸市「産前産後ホームヘルプサービス」(2026年3月16日更新)よりPULMO作成。

双子・三つ子を出産した方は、こちらではなく後述の「多胎児家庭ホームヘルプサービス」を利用します。

【兵庫県】ひょうご子育て応援の店

ここからは神戸市ではなく兵庫県の取組です。「ひょうご子育て応援の店」は、協賛する企業・店舗が子育て世帯向けに割引や特典などのサービスを提供する事業で、パスポート会員に登録して利用します。県内のほか全国の共通マークのある店舗でも使えます(出典:兵庫県)。県の案内資料では18歳未満の子どもがいる世帯が対象とされており、妊娠中から登録できるかどうかは公式情報では確認できませんでした。現金ではありません。

保険料の産前産後軽減と、2026年10月開始の育児免除

自営業・フリーランスなどで国民健康保険や国民年金に加入している方は、産前産後の保険料が減額・免除されます。いずれも全国共通の制度です。

制度 対象期間 手続き
国民健康保険料の減額 単胎は出産(予定)月の前月から4か月分/多胎は3か月前から6か月分の所得割額・均等割額 届出が必要(区役所・支所の国保窓口)
国民年金保険料の産前産後免除 同上(4か月間/多胎は6か月間) 届出が必要(出産予定日の6か月前から。マイナポータルでも可)
国民年金保険料の育児免除(令和8年10月開始) 1歳になるまでの子を養育する第1号被保険者の父母が対象。実母は産前産後免除期間に続く9か月間 日本年金機構の案内で確認

出典:日本年金機構「国民年金保険料の育児免除制度」ほかよりPULMO作成。出産は妊娠85日以上の出産(死産・流産・早産・人工妊娠中絶を含む)が対象です。

国保の産前産後軽減について、神戸市としての届出方法を詳しく説明したページは公式情報では確認できませんでした。手続きは区役所・支所の国保窓口、または神戸市国民健康保険・後期高齢者コールセンター(078-381-7726)に確認してください。育児免除は所得要件がなく、免除期間も保険料を納付したものとして年金額に反映されます(出典:日本年金機構)。

出産したときにもらえるお金

寄り添い給付金/出産時は新生児訪問時に案内

出産時は妊娠したお子さん1人あたり5万円で、双子の場合は10万円です。新生児訪問のときに申請方法が案内され、産婦本人がオンラインで申請します(出典:神戸市)。

里帰り出産で神戸市の新生児訪問を受けない場合も、給付金は神戸市から支給されます。里帰り先の市町村での面談(新生児訪問など)を希望する場合は、事前にお住まいの区役所・支所の保健福祉課に連絡してください。神戸市が里帰り先から面談の報告を受けた後に申請方法が案内されるため、時間がかかることがあります。

出産育児一時金は全国共通の制度

出産育児一時金は、加入している健康保険から支給される全国共通の制度です。子ども1人につき50万円で、産科医療補償制度に加入していない医療機関での出産などは48万8千円になります。

神戸市国民健康保険の場合、直接支払制度を利用しなかったときや、出産費用が支給額を下回ったときに申請が必要です。出産した方が住民登録していた区役所・支所の国保窓口で手続きするか、神戸市保険年金事務センターへ郵送で申請できます(出典:神戸市)。生まれた赤ちゃんが国保に加入する場合の加入手続きは郵送ではできず、窓口での手続きが必要です。会社員や公務員の方、その扶養に入っている方は勤務先の健康保険が窓口です。

金額の内訳や差額申請の流れは、出産一時金(出産育児一時金)はいくら?50万円の条件・差額・もらい方で解説しています。

働いていた方が受け取れるお金(申請先は勤務先)

産休・育休を取る方は、次の給付も受け取れます。いずれも全国共通の制度で、申請先は神戸市ではなく勤務先です。金額は賃金や休業日数によって変わります。

制度 おおまかな内容 申請先
出産手当金 産前産後休業中の収入を補う給付 勤務先の健康保険
育児休業給付金 育児休業中の収入を補う給付 勤務先経由でハローワーク
出生後休業支援給付 2025年4月開始。一定の要件を満たすと育児休業給付に上乗せされる 勤務先経由でハローワーク

それぞれの支給額や条件は、妊娠したらもらえるお金まとめ【2026年】と育児休業給付金がもらえないのはどんな人?で解説しています。

市のホームヘルプは回数に上限があるため、産後の食事づくりは民間サービスを組み合わせる方法もあります。

サービス こんな方に リンク
シェアダイン 産前産後に作り置きの食事を用意してほしい方(公式の対応エリア一覧に神戸市を掲載) プランを見る

対応エリア・料金は変わることがあります。お住まいの地域で利用できるか、公式サイトでご確認ください。

産後・子育て期に使える支援

【神戸市独自】こべっこウェルカム定期便(プレゼント+育児用品最大10回)

神戸市の特徴的な独自事業です。2024年4月1日以降にこどもが生まれた世帯に、誕生をお祝いするプレゼントに加え、月に1回、おむつやミルクなどの育児用品を最大10回届けます。子育て経験のある「見守り配達員」が玄関先で声かけをしながら直接届けるのが特徴です(出典:神戸市)。

項目 内容
対象 2024年4月1日以降にこどもが生まれ、市内の住民票の住所で養育する世帯(2024年4月1日以降に1歳未満のこどもと転入した世帯も対象)
初回 ベビー雑貨・おもちゃ・絵本・施設やサービスの利用券など約120点から選ぶプレゼント
2〜10回目 紙おむつ・布おむつ・ミルク・ベビーフードなどから2品を選択(こどもが1歳6か月になる月の末日まで)
案内 出生・転入届の提出後1か月半〜2か月半ごろ、クーポン付の案内状が簡易書留で届く
申込締切 生後1歳4か月に達する月の末日(クーポンに記載)。10回すべて受け取るには生後7か月までに申込

出典:神戸市「こべっこウェルカム定期便」(2026年9月24日更新)よりPULMO作成。問い合わせは専用ダイヤル0120-149-028(平日9〜17時)。

申込は、案内状のクーポンに記載されたIDとパスワードで特設サイトにログインし、プレゼントと定期便を選びます。申込から3〜4週間ほどで初回のプレゼントが届きます。申込が遅れると受け取れる回数が減るので、案内状が届いたら早めに手続きしましょう。プレゼントや育児用品の金額換算は市の公式ページでは示されていないため、この記事では現金と合算していません。

産婦健診・新生児聴覚検査・1か月児健診の受診券

いずれも妊娠届出時に母子健康手帳と一緒に交付されます。神戸市と契約した医療機関・助産所で使え、兵庫県内の医療機関では払い戻しの制度がありません。兵庫県外(国内)で受けた場合は、前述の里帰り助成金(出産または妊娠終了の日から8か月以内)の対象です。

健診・検査 助成上限額 使える時期
産婦健康診査 産後2週間券5,000円・産後1か月券5,000円 2週間券は産後4週未満、1か月券は産後8週未満
新生児聴覚検査 自動ABR 5,000円/OAE 3,000円(どちらか1回分) 生後8週未満
1か月児健康診査 6,000円 生後28日から6週未満

出典:神戸市「産婦健康診査」「新生児聴覚検査助成事業」「1か月児健康診査費用助成」よりPULMO作成。流産・死産を経験した方も産婦健診を利用できます。

その後の乳幼児健診は、4か月児・9か月児・1歳6か月児・3歳児・5歳児で、対象者には区役所・支所から案内が届きます。9か月児健診は生後9か月0日から11か月30日の間に受診しないと費用補助の対象外になるので注意してください(出典:神戸市)。

【神戸市】産後ケアは宿泊・通所各7日間+訪問5回

神戸市の産後ケアは、宿泊・通所と訪問型が別の事業で、それぞれ申し込みが必要です。対象は神戸市に住所があり、産後1年以内(こどもの1歳の誕生日の前日まで)の母親と乳児です(出典:神戸市)。

世帯区分(1日あたり) 宿泊 通所 訪問型(1回)
下記以外の世帯 3,000円 2,000円 1,000円
市民税非課税世帯 1,500円 1,000円 無料
生活保護世帯 1,000円 800円 無料
多胎児の追加料金 500円 300円 —
利用上限 7日間 7日間 5回(1回120分まで)

出典:神戸市「産後ケア事業(宿泊・通所)」(2026年6月3日更新)、「訪問型産後ケア事業」(2026年4月1日更新)よりPULMO作成。宿泊は入所日・退所日をそれぞれ1日と数えます(例:課税世帯で1泊2日なら6,000円)。

宿泊・通所の料金には、食費(ミルク・離乳食を含む)、寝具、新生児用紙おむつなどが含まれます。申請は妊娠8か月以降からオンラインで受け付け、利用承認まで約5営業日かかります。必ず承認通知が届いてから施設を予約してください。キャンセル料は施設ごとに異なります。

【神戸市】多胎児家庭ホームヘルプは0歳で年48回まで

0〜3歳(4歳未満)の多胎児を育てる家庭で家事や育児の支援が必要な場合に、ヘルパーを派遣する神戸市の事業です。双子ならヘルパー1名、三つ子ならヘルパー2名が派遣されます(出典:神戸市)。

  • 利用回数:0歳児は年48回まで(1歳の誕生日の前日まで)、1〜3歳児は各年齢の間に24回まで
  • 利用料金:1回(連続2時間以内)1,600円。市県民税非課税世帯・生活保護世帯は自己負担なし
  • 申請:e-KOBEから。誕生日を過ぎて続けて使う場合は年齢ごとに再申請が必要

【神戸市】はじめておでかけギフト(0歳のうちに児童館へ)

神戸市はコープこうべとの連携事業として、0歳児を育てる家族が初めて「こどもっとひろば(児童館)」に来館した際に、「はじめておでかけギフト」(ミニサーモボトル、おしりふき2パック、ランチBOX3個セット)をプレゼントしています(出典:神戸市)。受取期限はこどもの1歳の誕生日の前日までで、市内どの児童館でも受け取れます。母子健康手帳と、こどもが神戸市民であるとわかるもの(こども医療費受給者証など)を持参してください。

こども医療費助成は高校3年生まで・所得制限なし

神戸市と兵庫県が助成するこども医療費助成は、0歳から高校3年生(18歳到達後最初の3月31日)までが対象で、所得制限はありません(出典:神戸市)。

年齢 外来 入院
0歳〜2歳 自己負担なし 自己負担なし
3歳〜高校生 2割負担で1日最大400円を月2回まで(3回目以降は負担なし) 自己負担なし

出典:神戸市「こども医療費助成」(2026年7月1日更新)よりPULMO作成。負担額は1医療機関・薬局ごとです。

助成を受けるには申請が必要で、認定されると受給者証が交付されます。こどもが生まれたとき、市外から転入したとき、市内でも区をまたいで転居したときは新規申請が必要です。申請はe-KOBEのオンライン申請か、区役所の保険年金医療課で行えます。

児童手当は出生から15日以内に

児童手当は、高校生年代までの子を養育する方に支給される国の制度です。神戸市では、原則として申請を受理した日の翌月分から支給され、出生日や転出予定日の翌日から数えて15日以内に受理されれば、その属する月の翌月分から受け取れます(出典:神戸市)。

年齢 第1子・第2子 第3子以降
3歳未満 月15,000円 月30,000円
3歳以上高校生年代まで 月10,000円 月30,000円

出典:神戸市「児童手当」の支給月額(児童1人あたり)よりPULMO作成。

神戸市の支給日は偶数月の10日(土日祝日の場合は直前の平日)で、支払いの通知は届きません。申請先はお住まいの区役所・支所のこども福祉担当で、郵送でも手続きできます。すでに受給中で2人目以降が生まれたときは「額改定請求書」を出します。公務員の方は勤務先に申請します。

【時系列】いつ・何を・いくらもらえるか

ここまでの制度を、妊娠がわかってから1歳6か月頃までの流れに並べ直します。

神戸市・妊娠〜1歳6か月のお金と手続き1医療機関で赤ちゃんの心拍確認非課税・生活保護世帯は初回産科受診料の助成あり2妊娠届出(区役所・支所)【市】健診受診券136,000円分・タクシー券5,000円分3案内を受けて妊婦本人がオンライン申請寄り添い給付金/妊娠時 50,000円4妊娠8か月以降:産後ケア(宿泊・通所)を申請承認通知が届いてから施設を予約5出産出産育児一時金 500,000円(多くは病院へ直接)6出生届と同時に(15日以内)児童手当/こども医療費助成の申請7新生児訪問で案内を受けて産婦本人が申請寄り添い給付金/出産時 胎児1人あたり50,000円8出生届の1か月半〜2か月半後に案内状【市独自】ウェルカム定期便(生後7か月までに申込)91歳6か月になる月まで:育児用品が毎月届く【市独自】プレゼント+育児用品 最大10回(現物)

出典:神戸市の各制度ページ(2026年10月時点)よりPULMO作成。金額は単胎の場合の例です。

神戸市で特に覚えておきたいのは、ウェルカム定期便は生後7か月までに申し込まないと10回分を受け取れないこと、そして兵庫県外で受けた健診の払い戻しは出産から8か月以内であることの2つです。

モデルケース:神戸市在住なら妊娠・出産期にいくら受け取れる?

前提は「神戸市在住・第1子・単胎・2026年10月以降に妊娠届・妊娠中から出産後まで市内に居住」です。

口座に入る現金は国の給付金の10万円

制度 区分・形式 金額・内容
寄り添い給付金(妊娠時・出産時) 全国共通・現金 100,000円
児童手当(3歳未満・第1子) 全国共通・現金 月15,000円
妊婦健診受診券 神戸市・健診助成 最大136,000円分(各券の上限まで)
妊産婦タクシー利用券 神戸市・利用券 5,000円分(換金不可)
こべっこウェルカム定期便 神戸市・現物 プレゼント+育児用品 最大10回

第1子・単胎の場合の内訳(妊娠〜出産期)【現金】全国共通 寄り添い給付金 100,000円対象となる妊婦は原則計10万円(双子は15万円)・所得制限なし【現物】神戸市独自ウェルカム定期便 最大10回【利用券】神戸市独自妊産婦タクシー利用券 5,000円分別枠:出産育児一時金50万円は多くの場合、病院へ直接支払われます出典:神戸市の各制度ページよりPULMO作成(2026年10月時点)

まとめると、第1子・単胎の場合、妊娠から出産の時期に口座へ振り込まれる現金は国の寄り添い給付金の10万円です。神戸市独自の支援は、ウェルカム定期便(現物)とタクシー利用券(利用券)、健診の受診券(健診助成)で、いずれも現金ではないため合算していません。妊婦健診の136,000円も、各受診券の上限額いっぱいまで健診費用がかかった場合の最大値です。双子の場合、給付金は5万円+5万円×2人で15万円になり、多胎基本健診受診券5枚(25,000円分)や多胎児家庭ホームヘルプも使えます。

現金ではないが負担が減るもの(別枠)

  • 妊婦健診受診券(最大136,000円分)・多胎は25,000円分を追加
  • 産婦健診(5,000円×2回)・新生児聴覚検査(最大5,000円)・1か月児健診(6,000円)
  • 産後ケア(宿泊7日・通所7日・訪問5回)、産前産後ホームヘルプ(1回1,600円)
  • こども医療費助成(高校3年生まで・所得制限なし・0〜2歳は負担なし)
  • 国民健康保険料・国民年金保険料の産前産後軽減、国民年金の育児免除
  • はじめておでかけギフト、兵庫県のひょうご子育て応援の店

出産準備の出費は「もらう」と「抑える」の両方で考える

神戸市のウェルカム定期便はおむつやミルクの負担を減らしてくれますが、届き始めるのは出生届から2か月前後たってからです。入院グッズや生後すぐに使うベビー用品は、出産前に自分でそろえる必要があります。準備の段階で出ていくお金を抑えるなら、Amazonらくらくベビーを使うのもひとつの方法です。無料で登録でき、条件を満たすと出産準備に使えるサンプル入りのお試しBoxがもらえます(1アカウント1回限り)。

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申請を忘れるともらえない制度

神戸市の給付・助成は、ほとんどが申請しないと受け取れません。期限が短いもの、手遅れになるものから並べました。

制度 期限 起算日・申請先
児童手当 15日以内 出生日・転出予定日の翌日から/区役所・支所こども福祉担当
こべっこウェルカム定期便 10回受け取るなら生後7か月まで(最終締切は1歳4か月の月末) 案内状のクーポンで特設サイトから申込
里帰り助成金(兵庫県外の健診) 8か月以内 出産または妊娠終了の日から/郵送
9か月児健診 生後9か月0日〜11か月30日に受診 期間外は費用補助の対象外
はじめておでかけギフト 1歳の誕生日の前日まで 市内の児童館で受け取り
妊産婦タクシー利用券 交付日から14か月後の月末 期限を過ぎると使えない
産後ケア(宿泊・通所) 利用前に申請・承認が必要 妊娠8か月以降に申請可(承認まで約5営業日)
寄り添い給付金(妊娠時・出産時) 国の「妊婦のための支援給付」の制度上、権利を行使できる時から2年 案内を受けたら早めにオンライン申請

出典:神戸市の各制度ページよりPULMO作成(2026年10月時点)。

神戸市でとくに取りこぼしやすい3つ

  • ウェルカム定期便の申込:案内状は簡易書留で届きます。申込が遅れると受け取れる回数が減ります
  • 県内健診は払い戻しなし:兵庫県内で受診券を使い忘れると取り戻せません。受診券と母子健康手帳を毎回持参しましょう
  • 里帰り助成金の8か月:県外の健診は、出産後にまとめて申請。1年ではなく8か月なので注意

注意:神戸市で終了・変更された制度

検索結果には、受付が終わった制度や変更前の内容が残っている記事があります。2026年10月時点で確認できた主な終了・変更をまとめました。

制度名 以前の内容 現在の状況
物価高対応子育て応援手当 児童手当の対象児童1人あたり2万円(1回限り) 申請受付は2026年6月30日で終了
妊婦健診受診券 基本健診14枚・超音波等(1)4枚、合計120,000円分 2026年10月1日から40週以降の健診用に計4枚追加、合計136,000円分
国の出産・子育て応援交付金にもとづく給付 妊娠時・出産時の経済的支援(令和6年度まで) 2025年度から国の「妊婦のための支援給付」に移行。神戸市では「寄り添い給付金」として支給
流産・死産の場合の寄り添い給付金 — 2025年4月1日以降、心拍確認後の流産・死産(人工妊娠中絶含む)も妊娠時・出産時とも対象

出典:神戸市「物価高対応子育て応援手当」(2026年7月8日更新)、「妊婦健康診査」、「妊娠・出産・子育て寄り添い支援事業」よりPULMO作成。

よくある質問

所得制限はありますか?

寄り添い給付金、児童手当、こども医療費助成、ウェルカム定期便、タクシー利用券のいずれにも所得制限はありません。一方、初回産科受診料支援は市民税非課税世帯・生活保護世帯が対象です。産後ケアやホームヘルプは、非課税世帯・生活保護世帯の利用料が軽減・免除されます。

里帰り出産の場合はどうなりますか?

神戸市の受診券は神戸市と契約した医療機関・助産所で使え、兵庫県内で受診した場合の払い戻しはありません。兵庫県外(国内)で受けた妊婦健診・産婦健診・聴覚検査・1か月児健診は、出産または妊娠終了の日から8か月以内に「里帰り助成金」を郵送で申請できます。寄り添い給付金/出産時は里帰りしても神戸市から支給されますが、里帰り先での新生児訪問を希望する場合は事前に区役所・支所に連絡してください。

妊娠中・出産後に引っ越したらどうなりますか?

神戸市に転入した方は、市民課で転入手続き後、区役所・支所の保健福祉課で神戸市の受診券に切り替えます(交付後の健診から使用可)。転入前に受けた1か月児健診には使えません。神戸市から転出すると受診券とタクシー利用券は使えなくなりますが、里帰り助成金は神戸市に住民登録があった期間の県外受診分を転出後も申請できます。ウェルカム定期便は、2024年4月1日以降に1歳未満のこどもと転入した世帯も対象です。こども医療費助成は、市内でも区をまたいで転居すると新規申請が必要です。

双子・三つ子の場合はどうなりますか?

寄り添い給付金は妊娠時5万円+出産時5万円×人数で、双子なら合計15万円です。妊婦健診は多胎基本健診受診券5枚(15回目以降に使用、25,000円分)が追加されます。産後ケア(宿泊・通所)は多胎児の追加料金がかかり(宿泊1日500円・通所300円)、ホームヘルプは「多胎児家庭ホームヘルプサービス」で0歳は年48回まで(三つ子はヘルパー2名)利用できます。国民健康保険料・国民年金保険料の産前産後軽減は6か月分に延びます。

流産・死産の場合も対象になりますか?

2025年4月1日以降に、医療機関で胎児の心拍確認を受けた後に流産・死産(人工妊娠中絶含む)をされた方は、寄り添い給付金の妊娠時・出産時のいずれも対象です。妊娠届を提出済みの方は区役所に連絡すると申請案内が届きます。妊娠届の前に妊娠12週未満で流産した場合は「妊婦給付認定用診断書」が必要です。産婦健診の受診券も、流産や死産を経験した方が利用できます。

出産費用の無償化はいつからですか?

出産費用の自己負担をなくす仕組みを盛り込んだ「健康保険法等の一部を改正する法律」が、令和8年5月29日に成立しました(出典:厚生労働省)。施行は公布から2年以内とされ、2026年10月時点で開始日は確定していません。2026年10月時点では現行の出産育児一時金が利用できます。ただし、今後国の新制度が施行されるため、出産時期が先になる方は最新情報を確認してください。

まとめ:まず何をすればいい?

神戸市に「出産祝い金」という名前の制度はなく、市独自・兵庫県独自の出産時の現金給付も公式情報では確認できませんでした。現金で受け取れるのは国の制度を活用した寄り添い給付金(原則計10万円)です。そのうえで、誕生祝いと育児用品を最大10回届けるこべっこウェルカム定期便や、タクシー利用券、合計136,000円分の妊婦健診受診券など、神戸市らしい現物・利用券の支援がそろっています。

妊娠がわかったらこの順で
① 産科医療機関を受診し、赤ちゃんの心拍を確認してもらう(非課税・生活保護世帯は初回産科受診料の助成券を事前申請)
② 区役所・支所で妊娠届出 → 母子健康手帳・受診券・タクシー利用券を受け取る
③ 案内に沿って、寄り添い給付金/妊娠時を妊婦本人がオンライン申請
④ 国保・国民年金の方は、保険料の軽減・免除を届出
⑤ 妊娠8か月以降に産後ケア(宿泊・通所)を申請。ホームヘルプが必要ならe-KOBEで申請
⑥ 出生届と同時に、児童手当(15日以内)・こども医療費助成を申請
⑦ 新生児訪問で案内を受けたら、寄り添い給付金/出産時を産婦本人が申請
⑧ ウェルカム定期便の案内状が届いたら、生後7か月までに申込

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【主な参照先】神戸市「妊娠・出産・子育て寄り添い支援事業」/神戸市「妊娠の届出・母子健康手帳の交付」/神戸市「こべっこウェルカム定期便」/神戸市「妊産婦タクシー利用券」/神戸市「初回産科受診料支援事業」/神戸市「妊婦健康診査」/神戸市「里帰り助成金」/神戸市「産婦健康診査」/神戸市「新生児聴覚検査助成事業」/神戸市「1か月児健康診査費用助成」/神戸市「乳幼児健康診査」/神戸市「産後ケア事業(宿泊・通所)」/神戸市「訪問型産後ケア事業」/神戸市「産前産後ホームヘルプサービス」/神戸市「多胎児家庭ホームヘルプサービス事業」/神戸市「はじめておでかけギフト」/神戸市「こども医療費助成」/神戸市「児童手当」/神戸市「出産育児一時金の支給申請」/神戸市「物価高対応子育て応援手当」/兵庫県「ひょうご子育て応援の店」/日本年金機構「国民年金保険料の育児免除制度」/厚生労働省「医療保険制度改正法が成立しました」/こども家庭庁「妊婦のための支援給付」
※本記事の金額・対象・受付状況は2026年10月時点で各公式サイトを確認したものです。制度は年度によって変更される場合があるため、申請前に必ず最新情報をご確認ください。健診の助成額は上限額であり、全額が助成されるとは限りません。

更新履歴

  • 2026年10月5日 2026年10月時点の神戸市・兵庫県・国の制度情報を確認して公開

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PULMO編集部

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