【2026年最新】川崎市に出産祝い金はある?もらえるお金は合計いくらか制度別に解説

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【PR】本ページはプロモーションを含みます。制度の内容・金額・受付状況は2026年10月時点で、川崎市・神奈川県・こども家庭庁・厚生労働省・日本年金機構の公的情報を確認したものです。給付金や助成は年度によって内容が変わります。申請前に必ず川崎市の公式サイト、各コールセンター、またはお住まいの区役所で最新の情報をご確認ください。

「川崎市 出産祝い金」と検索すると、「出産応援ギフト」「子育て応援ギフト」といった言葉や、近隣の自治体の制度が混ざって表示されます。けれど川崎市の公式サイトには、「出産祝い金」という名前の制度はありません。

結論からお伝えします。川崎市に「出産祝い金」という名称で、出産した人全員に現金を配る市独自の制度はありません。現金で受け取れるのは、国の制度である妊婦支援給付金(原則計10万円)です。そのうえで川崎市は、妊婦健診の受診券を合計13万5千円分に拡充(令和7年7月から)し、令和8年9月からは子どもの医療費助成を高校生年代まで広げ、一部負担金もなくしました。現金ではなく「出費を減らす」形の支援が中心です。

この記事では、2026年10月時点で実際に利用できるお金・支援を、国の制度・神奈川県の制度・川崎市独自の制度に分けて整理しました。同じ神奈川県でも、近隣市の独自制度は川崎市では使えないので注意してください。

この記事の要点
・「出産祝い金」という名称の市の制度はない。川崎市独自・神奈川県独自の出産時の現金給付も公式情報では確認できなかった
・国の妊婦支援給付金は原則計10万円(双子は15万円)。1回目は妊娠届出時の面談後、2回目は出産後の訪問時に案内。申請から入金まで約4か月
・川崎市の妊婦健診受診券は14回・合計135,000円分(令和7年7月から拡充)
・小児医療費助成は令和8年9月から高校生年代まで・所得制限なし・一部負担金なし
・児童手当は出生から15日以内。給付金は個別の申請勧奨通知がないため早めの申請を

川崎市に「出産祝い金」はある?結論から

名称としての「出産祝い金」制度はない

川崎市の「妊娠・出産」の案内で示されている経済的支援は、妊婦のための支援給付(妊婦支援給付金)と、妊婦健康診査などの助成です(出典:川崎市)。「出産祝い金」という名前の制度は、2026年10月時点の公式サイトでは確認できませんでした。

また、第2子・第3子以降の出生に対して川崎市が独自に現金を上乗せする制度や、神奈川県が独自に出産時の現金を給付する制度も、公式情報では確認できませんでした。出生順位で金額が変わるのは、国の児童手当(第3子以降は月3万円)です。

同じ神奈川県でも「近隣市の制度」は使えない

神奈川県内では、市によって健診や出産費用に独自の現金助成を設けているところがあります。こうした制度はその市に住民票がある人だけが対象で、川崎市民は利用できません。川崎市の場合、市独自の支援は「健診の受診券の増額」「医療費助成の拡充」「ヘルパーや産後ケアの利用料軽減」といった形で、口座に振り込まれる市独自の現金給付はありません。

「出産応援ギフト」「子育て応援ギフト」は旧制度の呼び名

検索結果に残る「出産応援ギフト」「子育て応援ギフト」は、令和6年度まで実施していた旧制度「出産・子育て応援事業(出産・子育て応援給付金)」の呼び名です(出典:川崎市)。現在は、令和7年4月以降に出産した方を対象とする「妊婦のための支援給付」に移行しています。

【一覧】川崎市で妊娠・出産するともらえるお金

国・神奈川県・川崎市の3つに分けて整理する

区分 制度名 金額の目安 主な申請先
全国共通 妊婦支援給付金(妊婦のための支援給付) 1回目5万円+2回目は胎児の数×5万円 区役所での面談・訪問時に案内
全国共通 出産育児一時金 子ども1人50万円(条件により48万8千円) 勤務先の健康保険/川崎市国保は区役所保険年金課
全国共通 児童手当 月1万円〜3万円 区役所区民課 住民記録第2係 ※公務員は勤務先
全国共通 出産手当金・育児休業給付 ほか 賃金により変動 勤務先
神奈川県 かながわ子育て応援パスポート 協力施設での優待(現金ではない) 県のサイトで登録
神奈川県 はじめてばこ(県とテレビ神奈川の協働) 協賛企業からの誕生祝いの品(現物) 運営元サイト
川崎市 妊婦健診受診券 14回・合計135,000円分(現金ではない) 妊娠届出時に交付
川崎市 小児医療費助成 高校生年代まで自己負担分を全額助成(現金ではない) 医療証の申請が必要
川崎市 産後ケア・産前産後ヘルパー・各種健診 ほか 利用料の軽減・上限額あり 区役所・e-KAWASAKI・事業者 ほか

出典:川崎市・神奈川県の各制度ページ(2026年10月時点)よりPULMO作成。

性格の違うお金は6つに分けて考える

  • ①口座に振り込まれる現金:妊婦支援給付金、児童手当
  • ②出産費用に充てる一時金:出産育児一時金。直接支払制度を使うと医療機関に直接支払われます
  • ③健診の助成:妊婦健診・産婦健診・新生児聴覚検査・1か月児健診の受診券
  • ④医療費の助成:小児医療費助成(高校生年代まで・所得制限なし)
  • ⑤保険料の軽減・免除:国民健康保険料・国民年金保険料の産前産後軽減、国民年金の育児免除
  • ⑥現物・サービス・優待:産後ケア、産前・産後家庭支援ヘルパー、かながわ子育て応援パスポート、はじめてばこ

妊娠中にもらえるお金・受けられる助成

妊婦支援給付金(1回目)5万円は妊娠届出時の面談後に案内

国の「妊婦のための支援給付」で、川崎市では妊婦1人あたり5万円を1回目として支給します。所得制限はありません(出典:川崎市)。

川崎市では、お住まいの区役所地域みまもり支援センター(地域支援課)に妊娠届を出し、保健師や助産師などとの面談を受けた妊婦に、その場で申請方法を案内します。代理人が妊娠届を出した場合は、母子健康手帳などは当日交付されますが、給付金の1回目は妊婦本人との面談の後でなければ支給されません。面談前に申請しても支給できないとされているので、妊婦本人から区役所に連絡しましょう(出典:川崎市)。

申請期限と入金までの期間
1回目の申請期限は、産科医療機関で胎児心拍を確認した日から2年以内です。川崎市は個別の申請勧奨通知を送る予定がないとしているため、案内を受け取ったら早めに申請しましょう。
申請(添付書類を含む)から入金までは4か月程度かかります。審査で不備があると、川崎市妊婦支援給付金コールセンター(0120-123-004)から電話で連絡が来ることがあります。

給付金は複数の自治体から重複して受け取れません。申請時点で住民登録がある自治体から支給されるため、転入前の自治体で1回目を受け取ってから川崎市に転入した場合は、川崎市では2回目のみ受け取れます。重複支給が判明した場合は返金が必要です。

【川崎市】妊婦健診の受診券は14回・合計135,000円分

川崎市は令和7年7月1日から、妊娠届出時に交付していた妊婦健康診査の「補助券」を「受診券」に変更し、助成額を合計89,000円から135,000円に拡充しました(出典:川崎市)。

受診券の種類 助成上限額×枚数 小計
基本健診・初期血液検査用 30,000円×1枚 30,000円
基本健診・血液検査用 12,000円×3枚 36,000円
基本健診用(1) 9,000円×3枚 27,000円
基本健診用(2) 6,000円×7枚 42,000円
合計(14枚) — 135,000円

出典:川崎市「妊婦健康診査」(2026年10月5日更新)よりPULMO作成。各券の上限額を超えた分は自己負担で、上限額未満でもおつりはありません。

受診券は使う順番に決まりはありませんが、券ごとに実施する検査が指定されています。1回の健診で使えるのは1枚で、再発行はできません。助産所では令和8年7月1日以降、基本健診・血液検査用(助産所での上限9,000円)、基本健診用(1)・(2)が使えます。

令和7年6月30日までに妊娠届を出した方は「追加助成」を忘れずに
旧「補助券」を受け取った方には受診券への交換はありませんが、令和7年4月以降に補助券を使って受診した妊婦健診の自己負担額について、上限46,000円まで追加助成があります。申請が必要で、期限は当該妊娠で最後に妊婦健診を受けた日から1年です。オンラインまたは郵送で申請できます。

多胎妊娠は1回5,000円×5回まで追加、里帰りは償還払い

ふたご・みつごなど多胎児を妊娠した方は、受診券をすべて使った後の妊婦健診について、1回あたり5,000円を上限に5回まで助成されます。専用の受診券はなく、償還払いで申請します。

受診券は、市内の協力医療機関・助産所と、川崎市と協定を結んだ市外の協力実施機関で使えます。里帰り先の医療機関が一覧にない場合でも、川崎市と新たに協定を結べば受診券が使えるようになるため、市の「協定締結ご検討のお願い」を医療機関に渡して相談する方法があります。受診券が使えなかった場合は償還払いを申請できます。

  • 申請期限:当該妊娠で最後に妊婦健診を受けた日から1年(郵送は必着)
  • 振込まで:申請が届いてから3か月程度
  • 対象外:妊娠判定・心拍確認・胎嚢確認の費用、海外での受診、川崎市への転入前・転出後の受診、受診券を使った分など。多胎以外は受診券をすべて使った後の払い戻しは不可

川崎市外へ転出すると、転出日以降は川崎市の受診券は使えません。市外から転入した方は、転入後すみやかに区役所で受診券の交付手続きをすると、妊娠週数に応じた受診券が渡されます。

妊婦健診が始まる頃は、ベビー用品の準備も少しずつ進めたい時期です。川崎市には出産時にもらえるギフトのような市の制度がないため、準備の出費をどう抑えるかが大切になります。Amazonの出産準備サービス「らくらくベビー」は無料で登録でき、条件を満たすと出産準備お試しBoxを受け取れます。

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【川崎市】産前・産後家庭支援ヘルパーは1時間800円

母親が出産前後で体を休めたいときや体調不良などのため、育児や家事が難しい家庭に、市が認定した事業者からヘルパーを派遣する事業です(出典:川崎市)。

項目 内容
対象 産前から産後6か月を迎える日まで(多胎は産後1年まで)の妊産婦で、昼間ほかに育児や家事をする人がいない方
利用時間数 1日4時間以内・1日2回まで、合計40時間まで(多胎は120時間まで)。原則1回2時間から
利用料金 1時間あたり800円+事業者が定める交通費(生活保護世帯・世帯全員が市民税非課税の世帯は利用料免除)
派遣時間帯 午前8時から午後7時まで
申込 認定事業者一覧から選び、原則、派遣開始希望日の7日前までに直接事業者に申し込む

出典:川崎市「産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業」(2026年6月15日更新)よりPULMO作成。

今回の妊娠・出産に関わる子どもの兄・姉に限り、保育園・幼稚園の送迎など子どもだけの預かりに対応する事業者もあります。検索結果には「1回2時間・延べ20回」といった以前の条件も残っていますが、2026年10月時点の市の案内は上の表のとおりです。

【神奈川県】かながわ子育て応援パスポート・はじめてばこ

ここからは川崎市ではなく神奈川県の取組です。かながわ子育て応援パスポートは、妊娠中の方や子どものいる家庭が登録すると、協力施設で優待サービスを受けられる県の登録証です(出典:神奈川県)。

また、県がテレビ神奈川と協働するはじめてばこは、県内に生まれた赤ちゃんとその家族に、協賛企業・団体からの誕生祝いの品を詰め合わせて無料でプレゼントする取組として紹介されています(出典:神奈川県)。応募方法や受付期間などの詳細は、県の公式ページでは確認できなかったため、運営元のサイトで確認してください。いずれも現金ではありません。

保険料の産前産後軽減と、2026年10月開始の育児免除

自営業・フリーランスなどで国民健康保険や国民年金に加入している方は、産前産後の保険料が減額・免除されます。いずれも全国共通の制度です。

制度 対象期間 手続き
国民健康保険料の減額 単胎は出産(予定)月の前月から4か月分/多胎は3か月前から6か月分の所得割額・均等割額 届出が必要(区役所保険年金課 国民健康保険担当)
国民年金保険料の産前産後免除 同上(4か月間/多胎は6か月間) 届出が必要(出産予定日の6か月前から。マイナポータルでも可)
国民年金保険料の育児免除(令和8年10月開始) 1歳になるまでの子を養育する第1号被保険者の父母が対象。実母は産前産後免除期間に続く9か月間 日本年金機構の案内で確認

出典:日本年金機構「国民年金保険料の育児免除制度」ほかよりPULMO作成。出産は妊娠85日以上の出産(死産・流産・早産・人工妊娠中絶を含む)が対象です。

国保の産前産後軽減について、川崎市としての届出方法を詳しく説明したページは公式情報では確認できませんでした。手続きは区役所保険年金課の国民健康保険担当(川崎市保険コールセンター 044-200-0783)に確認してください。なお、川崎市国保には19歳未満の国保加入者がいる世帯の所得割額を軽減する市独自の措置もあります(出典:川崎市)。育児免除は所得要件がなく、免除期間も保険料を納付したものとして年金額に反映されます(出典:日本年金機構)。

出産したときにもらえるお金

妊婦支援給付金(2回目)は出産後の訪問時に案内

2回目は胎児の数×5万円で、双子の場合は10万円です。川崎市では、出産後の新生児訪問または「こんにちは赤ちゃん訪問」のときに申請方法が案内されます(出典:川崎市)。訪問を受けるためにも、出生後は母子健康手帳についている出生連絡票を早めに出しておきましょう。

申請期限は出産予定日の8週間前の日から2年以内です。1回目と同じく、申請から入金まで4か月程度かかります。胎児心拍の確認後に流産・死産・人工妊娠中絶をされた方、出産後にお子さんを亡くされた方も、1回目・2回目の支給対象です。

出産育児一時金は全国共通の制度

出産育児一時金は、加入している健康保険から支給される全国共通の制度です。川崎市国民健康保険の場合、令和5年4月1日以降の出産は支給額50万円です(出典:川崎市)。産科医療補償制度に加入していない医療機関での出産などは48万8千円になります。

医療機関・助産所と直接支払制度の合意文書を交わすと、医療機関から川崎市に直接請求されます。制度を使わなかった場合や、出産費用が支給額を下回った場合は、区役所保険年金課の窓口で申請できます。出産後2年を経過すると時効で申請できなくなります。会社員や公務員の方、その扶養に入っている方は勤務先の健康保険が窓口です。

金額の内訳や差額申請の流れは、出産一時金(出産育児一時金)はいくら?50万円の条件・差額・もらい方で解説しています。

働いていた方が受け取れるお金(申請先は勤務先)

産休・育休を取る方は、次の給付も受け取れます。いずれも全国共通の制度で、申請先は川崎市ではなく勤務先です。金額は賃金や休業日数によって変わります。

制度 おおまかな内容 申請先
出産手当金 産前産後休業中の収入を補う給付 勤務先の健康保険
育児休業給付金 育児休業中の収入を補う給付 勤務先経由でハローワーク
出生後休業支援給付 2025年4月開始。一定の要件を満たすと育児休業給付に上乗せされる 勤務先経由でハローワーク

それぞれの支給額や条件は、妊娠したらもらえるお金まとめ【2026年】と育児休業給付金がもらえないのはどんな人?で解説しています。

市のヘルパー派遣は時間数に上限があるため、産後の食事づくりや記念写真の準備には民間サービスを組み合わせる方法もあります。川崎市での利用・開催を確認したものを挙げておきます。

サービス こんな方に リンク
シェアダイン 産前産後に作り置きの食事を用意してほしい方(公式の対応エリア一覧に川崎市を掲載) プランを見る
Famm 無料撮影会 赤ちゃんの記念写真を費用をかけずに残したい方(川崎市内でも開催実績あり) 撮影会を見る

対応エリア・開催日程・料金は変わることがあります。お住まいの地域で利用できるか、各公式サイトでご確認ください。

産後・子育て期に使える支援

産婦健診・新生児聴覚検査・1か月児健診の受診券

母子健康手帳の交付時に渡される「母子健康手帳 新生児・産婦用 別冊(2)」に、産婦健診(黄色)、新生児聴覚検査(青色)、1か月児健診(桃色)の受診券・問診票がつづられています。受診券が使えずに全額自己負担した場合は、それぞれ償還払いを申請できます。

健診・検査 助成上限額・対象 償還払いの申請期限
産婦健康診査 1回5,000円まで・産後2週間と1か月の2回(産後61日を過ぎた受診は対象外) 健診を受けた日から1年以内
新生児聴覚検査 AABR 3,000円/OAE 1,500円・生後60日までの初回検査・1人1回 検査を受けた日から1年以内
1か月児健康診査 6,500円まで・生後28日から41日の受診 健診を受けた日から1年以内

出典:川崎市「産婦健康診査事業」「新生児聴覚検査事業」「子どもの健診(1か月児健康診査)」(いずれも2026年9月28日更新)よりPULMO作成。

1か月児健診の助成は令和7年1月29日から始まった比較的新しい制度です(出典:川崎市)。そのあとの乳幼児健診は、3〜4か月児と7か月児が協力医療機関、1歳6か月児と3歳児が区役所地域みまもり支援センターで、それぞれ個別に通知が届きます(出典:川崎市)。

【川崎市】産後ケアは妊娠32週から申請。申請なしの利用は補助対象外

出産後の心身のケアや育児の相談を、医療機関や助産所、訪問で受けられる事業です。川崎市に住所のある乳児とその母親が対象で、宿泊型は生後4か月未満、日帰り・訪問型は1歳未満まで利用できます(施設により受入れ月齢は異なる)(出典:川崎市)。

種別 基本の利用料金 利用時間
宿泊型 1泊2日15,000円(延泊ごとに7,500円) 1泊2日〜最大6泊7日
日帰りロング型 1回7,500円 1回6時間
日帰りショート型 1回4,000円 1回90分
訪問型 1回5,000円 1回90分

出典:川崎市「産後ケアのご案内」(2026年9月28日更新)よりPULMO作成。利用はお子さん1人につき全種別を合算して7回(日)以内です。

  • 一般世帯の減免:母親1人につき最大5回まで、利用料金が1回(日)2,500円減免されます。6回目以降は基本料金です(例:宿泊型2泊3日なら5,000円×3日=15,000円)
  • 市民税非課税世帯:宿泊型と日帰りロング型は2,500円、その他は無料。生活保護世帯はすべて無料(証明書が必要)
  • 申請:e-KAWASAKIから妊娠32週から申請でき、約10日で利用承認通知が届きます。申請がないままの利用は補助対象外で、さかのぼって申請できません
  • 注意:里帰り出産時の利用はできません(里帰り先が市内なら訪問は可)。前日の昼12時以降のキャンセルは料金が発生します

【川崎市】小児医療費助成は令和8年9月から高校生年代まで・一部負担金なし

川崎市は令和8年9月から、小児医療費助成の対象を中学校3年生までから高校生年代(18歳に達した日以降の最初の3月31日まで)に広げ、小学校4年生以上に設けていた通院1回あたり500円の一部負担金を廃止しました(出典:川崎市)。

項目 令和8年8月まで 令和8年9月から
対象年齢 0歳〜中学校3年生 0歳〜高校生年代
一部負担金 小4以上は通院1回500円まで なし(全額助成)
所得制限 なし なし

出典:川崎市「令和8年9月から小児医療費助成制度の助成対象を高校生年代まで拡大し、一部負担金を廃止します。」(2026年8月20日更新)よりPULMO作成。助成するのは保険医療費の自己負担分(2割または3割)で、差額ベッド代や予防接種など保険対象外の費用は対象外です。

0歳から小学校3年生までは以前から一部負担金がなかったため、これから生まれる赤ちゃんの医療費の窓口負担は、もともと実質的にかかりません。ただし助成を受けるには小児医療証の申請が必要です。出生届を出したら、あわせて手続きをしておきましょう。県外の医療機関で医療証が使えなかったときなどは、払い戻し(償還払い)を申請できます。

児童手当は出生から15日以内に

児童手当は、高校生年代までの子を養育する方に支給される国の制度です。川崎市では、申請が遅れた場合にさかのぼって受給することはできず、申請月の翌月分からの支給になります。出生日・転出予定日の翌日から数えて15日以内であれば、月をまたいでも申請した月分から支給されます(月末特例)(出典:川崎市)。書類が足りなくても後日追完できるので、申請だけ先に済ませましょう。

年齢 第1子・第2子 第3子以降
3歳未満 月15,000円 月30,000円
3歳から高校生年代まで 月10,000円 月30,000円

出典:川崎市『児童手当』(令和6年10月以降の手当月額)よりPULMO作成。所得制限はありません。

川崎市の申請窓口は、お住まいの区役所区民課 住民記録第2係です(出典:川崎市)。第2・第4土曜の午前中も受け付けています。公務員の方は勤務先に申請します。

【時系列】いつ・何を・いくらもらえるか

ここまでの制度を、妊娠がわかってから生後1か月頃までの流れに並べ直します。

川崎市・妊娠〜生後1か月のお金と手続き1医療機関で胎児の心拍確認給付金1回目の申請期限はこの日から2年2妊娠届出・面談(区役所地域みまもり支援センター)【市】妊婦健診受診券 14回・135,000円分3面談後に案内を受けて申請(入金まで約4か月)妊婦支援給付金1回目 50,000円4妊娠32週から:産後ケアをe-KAWASAKIで申請申請なしの利用は補助対象外・遡及不可5産前から:ヘルパーは希望日の7日前までに申込【市】産前・産後家庭支援ヘルパー 1時間800円6出産出産育児一時金 500,000円(多くは病院へ直接)7出生届と同時に(15日以内)児童手当/小児医療証の申請/出生連絡票8新生児訪問・こんにちは赤ちゃん訪問で案内妊婦支援給付金2回目 胎児の数×50,000円9生後28〜41日:1か月児健診【市】問診票・診査票で上限6,500円

出典:川崎市の各制度ページ(2026年10月時点)よりPULMO作成。金額は単胎の場合の例です。

川崎市で特に覚えておきたいのは、給付金の2回目は出産後の訪問時に案内されること、そして産後ケアは妊娠中(32週から)に申請しておかないと補助が受けられないことの2つです。

モデルケース:川崎市在住なら妊娠・出産期にいくら受け取れる?

前提は「川崎市在住・第1子・単胎・令和7年7月以降に妊娠届・妊娠中から出産後まで市内に居住」です。

口座に入る現金は国の給付金の10万円

制度 区分・形式 金額
妊婦支援給付金(1回目・2回目) 全国共通・現金 100,000円
児童手当(3歳未満・第1子) 全国共通・現金 月15,000円
妊婦健診受診券 川崎市・健診助成 最大135,000円分(各券の上限まで)
産婦健診・聴覚検査・1か月児健診 川崎市・健診助成 上限5,000円×2回、3,000円(AABR)、6,500円

第1子・単胎の場合の内訳(妊娠〜出産期)【現金】全国共通 妊婦支援給付金 100,000円対象となる妊婦は原則計10万円(双子は15万円)・所得制限なし【健診助成】川崎市妊婦健診受診券 最大135,000円分【医療費助成】川崎市高校生年代まで自己負担なし別枠:出産育児一時金50万円は多くの場合、病院へ直接支払われます出典:川崎市の各制度ページよりPULMO作成(2026年10月時点)

まとめると、第1子・単胎の場合、妊娠から出産の時期に口座へ振り込まれる現金は国の妊婦支援給付金の10万円です。川崎市独自の支援は健診や医療費の助成で、窓口で支払う金額が減る形のため、現金と合算していません。妊婦健診の135,000円も、各受診券の上限額いっぱいまで健診費用がかかった場合の最大値です。双子の場合、給付金は5万円+5万円×2人で15万円になり、多胎の妊婦健診追加助成(5,000円×5回)、ヘルパー120時間、産後ケア14回(お子さん1人7回ずつ)も使えます。

現金ではないが負担が減るもの(別枠)

  • 妊婦健診受診券(14回・最大135,000円分)・多胎の追加助成(5,000円×5回)
  • 産婦健診(上限5,000円×2回)・新生児聴覚検査・1か月児健診の助成
  • 産後ケア(7回以内、うち5回は2,500円減免)
  • 産前・産後家庭支援ヘルパー(1時間800円、40時間まで)
  • 小児医療費助成(高校生年代まで・所得制限なし・一部負担金なし)
  • 国民健康保険料・国民年金保険料の産前産後軽減、国民年金の育児免除
  • 神奈川県のかながわ子育て応援パスポート・はじめてばこ

出産準備の出費は「もらう」と「抑える」の両方で考える

川崎市の支援は「健診や医療の負担を減らす」タイプが中心で、ベビー用品そのものを受け取れる市の制度はありません。入院グッズや退院直後に使うベビー用品は自分でそろえる必要があるため、準備の段階で出ていくお金を抑える工夫が役立ちます。Amazonらくらくベビーは無料で登録でき、条件を満たすと出産準備に使えるサンプル入りのお試しBoxがもらえます(1アカウント1回限り)。

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申請を忘れるともらえない制度

川崎市の給付・助成は、ほとんどが申請しないと受け取れません。期限が短いもの、手遅れになるものから並べました。

制度 期限 起算日・申請先
産後ケアの利用申請 利用前に必須(遡及不可) 妊娠32週から申請可/e-KAWASAKI
産前・産後家庭支援ヘルパー 原則、派遣希望日の7日前まで 認定事業者に直接申込
児童手当 15日以内(さかのぼり不可) 出生日・転出予定日の翌日から/区役所区民課
妊婦健診の償還払い・多胎追加・旧補助券の追加助成 1年 最後に妊婦健診を受けた日から/オンライン・郵送
産婦健診・聴覚検査・1か月児健診の償還払い 1年以内 それぞれ受診・検査した日から
妊婦支援給付金(1回目) 2年以内(勧奨通知なし) 胎児心拍を確認した日から
妊婦支援給付金(2回目) 2年以内(勧奨通知なし) 出産予定日の8週間前の日から
出産育児一時金・差額(国保) 2年 出産後から/区役所保険年金課

出典:川崎市の各制度ページよりPULMO作成(2026年10月時点)。

川崎市でとくに取りこぼしやすい3つ

  • 産後ケアの事前申請:申請しないまま利用すると補助が受けられず、あとから申請もできません
  • 給付金の申請:市から個別の勧奨通知は届きません。面談・訪問時の案内を受け取ったらすぐ申請を
  • 旧補助券の追加助成:令和7年6月までに妊娠届を出した方は、最大46,000円の追加助成を申請しないと受け取れません

注意:川崎市で終了・変更された制度

川崎市は2025年から2026年にかけて、妊娠・出産まわりの制度を何度も変更しています。検索結果に古い情報が残っていることが多いので、変更点をまとめました。

制度名 以前の内容 現在の状況
出産・子育て応援事業(出産応援ギフト・子育て応援ギフト) 妊娠届出後5万円、乳児家庭全戸訪問後に新生児1人5万円 令和6年度まで。令和7年4月以降の出産は「妊婦のための支援給付」
妊婦健診の補助券 合計89,000円分(令和7年6月30日まで交付) 令和7年7月から受診券・合計135,000円分。旧補助券の方は追加助成(上限46,000円)
小児医療費助成 中学校3年生まで、小4以上は通院1回500円の一部負担金 令和8年9月から高校生年代まで、一部負担金廃止
1か月児健康診査 助成なし 令和7年1月29日から助成開始(上限6,500円)
物価高対応子育て応援手当 児童1人2万円(令和8年3月31日までの出生児を含む) 児童1人2万円の1回限りの手当。申請受付は令和8年6月30日で終了

出典:川崎市「出産・子育て応援給付金について知りたい。」「妊婦健康診査」「令和8年9月から小児医療費助成制度の…」「子どもの健診(1か月児健康診査)」、報道発表資料(2026年1月21日)よりPULMO作成。

よくある質問

所得制限はありますか?

妊婦支援給付金、児童手当、小児医療費助成のいずれにも所得制限はありません。産後ケアと産前・産後家庭支援ヘルパーは、市民税非課税世帯・生活保護世帯の利用料が減免・免除されます。

里帰り出産の場合はどうなりますか?

川崎市の妊婦健診受診券は、協定を結んだ市外の協力実施機関でも使えます。一覧にない医療機関でも、新たに協定を結べば使えるようになるので、早めに相談しましょう。使えなかった場合は、最後の妊婦健診から1年以内に償還払いを申請できます。産婦健診・聴覚検査・1か月児健診も償還払いの対象です。一方、産後ケアは里帰り出産時には利用できません(里帰り先が川崎市内なら訪問型は可)。

妊娠中・出産後に引っ越したらどうなりますか?

妊婦支援給付金は、申請時点で住民登録のある自治体から支給されます。川崎市に申請せずに転出した場合は転出先へ、前の自治体に申請せずに川崎市へ転入した場合は川崎市へ申請します。前の自治体で1回目を受け取っていれば、川崎市では2回目のみです。妊婦健診の受診券は転出日以降使えず、川崎市へ転入した方は区役所で受診券の交付手続きをします。

双子の場合はいくらになりますか?

妊婦支援給付金は1回目5万円+2回目5万円×2人で合計15万円です。妊婦健診は受診券を使い切った後、1回5,000円まで5回の追加助成があります。産前・産後家庭支援ヘルパーは120時間まで(産後1年まで)、産後ケアはお子さん1人につき7回なので双子なら14回まで使えます。国民健康保険料・国民年金保険料の産前産後軽減は6か月分に延びます。

流産・死産の場合も対象になりますか?

令和7年4月1日以降、胎児心拍の確認後に流産・死産・人工妊娠中絶をされた方、出産後にお子さんを亡くされた方は、妊婦支援給付金の1回目・2回目の支給対象です。事実確認の書類が必要になるため、川崎市妊婦支援給付金コールセンター(0120-123-004)に問い合わせてください。産婦健診の助成も、死産・流産の場合を含みます。

出産費用の無償化はいつからですか?

出産費用の自己負担をなくす仕組みを盛り込んだ「健康保険法等の一部を改正する法律」が、令和8年5月29日に成立しました(出典:厚生労働省)。施行は公布から2年以内とされ、2026年10月時点で開始日は確定していません。2026年10月時点では現行の出産育児一時金が利用できます。ただし、今後国の新制度が施行されるため、出産時期が先になる方は最新情報を確認してください。

まとめ:まず何をすればいい?

川崎市に「出産祝い金」という名前の制度はなく、市独自・神奈川県独自の出産時の現金給付も公式情報では確認できませんでした。現金で受け取れるのは国の妊婦支援給付金(原則計10万円)です。そのうえで、合計135,000円分の妊婦健診受診券や、高校生年代まで一部負担金なしの小児医療費助成など、出費そのものを減らす市の支援が充実しています。

妊娠がわかったらこの順で
① 産科医療機関を受診し、胎児の心拍を確認してもらう
② 区役所地域みまもり支援センターで妊娠届出・面談(妊婦本人が行くとスムーズ)
③ 面談で案内を受けたら、妊婦支援給付金の1回目をすぐ申請
④ 国保・国民年金の方は、保険料の軽減・免除を届出
⑤ 妊娠32週になったら、e-KAWASAKIで産後ケアを申請
⑥ ヘルパーを使いたい方は、希望日の7日前までに認定事業者へ申込
⑦ 出生届と同時に、児童手当(15日以内)・小児医療証を申請し、出生連絡票を提出
⑧ 新生児訪問で案内を受けたら、給付金の2回目を申請

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【主な参照先】川崎市「妊婦のための支援給付」/川崎市「妊娠届出と母子健康手帳」/川崎市「妊婦健康診査」/川崎市「産婦健康診査事業」/川崎市「新生児聴覚検査事業」/川崎市「子どもの健診(1か月児健康診査)」/川崎市「乳幼児の健康診査や検査について」/川崎市「産後ケアのご案内」/川崎市「産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業」/川崎市「小児医療費助成制度の拡充」/川崎市「児童手当の申請が遅れた場合」/川崎市「児童手当の申請方法」/川崎市「国保の出産育児一時金」/川崎市「国民健康保険料の軽減」/川崎市「物価高対応子育て応援手当」報道発表/川崎市「出産・子育て応援給付金」/神奈川県「子育て支援」/神奈川県「ベビーファースト運動」/日本年金機構「国民年金保険料の育児免除制度」/厚生労働省「医療保険制度改正法が成立しました」/こども家庭庁「妊婦のための支援給付」
※本記事の金額・対象・受付状況は2026年10月時点で各公式サイトを確認したものです。制度は年度によって変更される場合があるため、申請前に必ず最新情報をご確認ください。健診の助成額は上限額であり、全額が助成されるとは限りません。

更新履歴

  • 2026年10月5日 2026年10月時点の川崎市・神奈川県・国の制度情報を確認して公開

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PULMO編集部

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