ベビーベッドを買うかレンタルかの判断ポイント|必要な理由や選び方を解説

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赤ちゃんをお迎えするにあたって、ベビーベッドの準備を進めているママやパパは多いでしょう。ベビーベッドは、赤ちゃんが安全で快適に過ごすための寝具です。ベビーベッドを買うか、もしくはレンタルにするかは悩ましいですよね、一方で、ベビーベッドは不要、添い寝で十分という声も聞かれます。

この記事では、ベビーベッドが必要な理由をはじめ、買うかレンタルにするかの判断ポイント、選ぶ際に意識したいことを解説します。ベビーベッドの購入で迷っているママやパパは、チェックしてみてください。

そもそも必要?ベビーベッドをおすすめする理由

ベビーベッドは、ベビーベッドを買うかレンタルか迷ったら、そもそも必要なのか考えてみましょう。

ベビーベッドを卒業するタイミングは、決まっているわけではありません。対象年齢は0〜2歳を推奨するタイプが多いため、短期間しか使用しないのであれば「必要ないかも?」という声も多くあります。しかし、ベビーベッドにはさまざまなメリットがあり、準備しておくのがおすすめです。

具体的に、ベビーベッドが必要な理由は以下の3つです。

  1. 赤ちゃんを危険から守るスペースを確保できる
  2. ハウスダストの少ない環境で赤ちゃんが過ごせる
  3. 無理のない姿勢で赤ちゃんの世話ができる

1.赤ちゃんを危険から守るスペースを確保できる

ベビーベッドが必要になる大きな理由は、赤ちゃんを危険から守るスペースを確保できるためです。

厚生労働省の資料によれば、2022年度に不慮の窒息(胃内容物の誤えんを除く)で亡くなった0~4歳の子どもは361名で、そのうち1歳以下は約9割(317名)を占めるという結果となりました。

そのため、厚生労働省ではできるだけベビーベッドを利用するよう推奨しています。そのうえで、赤ちゃんの頭や体がはさまれないようベッド柵と敷布団やマットレスの隙間をなくせば、窒息や圧迫などの危険を防止できるでしょう。

赤ちゃんのお世話は、一緒に寝ている方がラクにできるという考えもありますが、危険から守るためにベビーベッドを利用すると安心です。

参照:睡眠中の赤ちゃんの死亡を減らしましょう|厚生労働省

2.ハウスダストの少ない環境で赤ちゃんが過ごせる

ハウスダストは、赤ちゃんが吸い込むとアレルギー性鼻炎や喘息などを引き起こす場合があります。おうちのなかでハウスダストが多くある場所は、床のすみや家具の隙間です。ある程度高さのあるベビーベッドであれば、ハウスダストの少ない環境で過ごせます。

おうちのなかで発生するハウスダストを確認しましょう。

  • 屋外から持ち込まれる土や砂ぼこり
  • 昆虫の死骸やフン
  • 花粉
  • 排気ガスの粒子
  • 衣類や布団から出る繊維のくず
  • 食べこぼし
  • 毛髪・ペットの毛
  • ダニ
  • カビ

ハウスダストは、人が歩くだけで舞い上がるので厄介です。こまめに掃除をしても、気づきにくいところに溜まっている場合も少なくありません。ハウスダストからデリケートな赤ちゃんを守るために、ベビーベッドの利用をおすすめします。

3.無理のない姿勢で赤ちゃんのお世話ができる

ベビーベッドがあることで、おむつ替えや着替えなどのお世話がしやすいのもポイントです。お世話の際に、腰を無理にかがめる必要がありません。産後のママは、腰痛に悩まされたり、立ち上がってはかがむ、あるいは座ったりという動作はしんどいものです。

赤ちゃんのお世話は、一日に何度も繰り返しおこなわれます。ママの体調を回復し腰痛を悪化させないためにも、ラクな姿勢でお世話ができるのが一番です。ぜひ、ベビーベッドを利用しましょう。

ベビーベッドは買う・レンタル?判断するポイント

ベビーベッドの入手は、購入とレンタルがあります。それぞれメリットがあるので、あらためて確認していきましょう。

ベビーベッドの入手方法は、どちらが向いているか表にまとめました。

購入が向いているケース

レンタルが向いているケース

新品を使用したい

ベビーベッドを卒業した後の収納スペースが気になる

デザインを重視したい

使用する期間が短いので費用を抑えたい

2人目以上を計画している

 

以下で、それぞれのケースを解説します。

購入が向いているケース

まず、ベビーベッドの購入が向いているケースをみていきましょう。ベビーアイテムを扱っている通販サイトも数多くありますが、やはり販売店に出向いて、実際に見てから購入を決める人が多いでしょう。ベビーベッドを購入したことがあるママからの情報で、おすすめされることもあるかもしれませんね。

新品を使用したい

初めての赤ちゃんには新しいベビーベッドに寝かせてあげたいと考える場合は、新品を購入するのが良いでしょう。知らない誰かが使ったものへの抵抗がある人は、一定の割合でいらっしゃいます。

レンタルは、貸し出し前に検品やメンテナンスをおこなっていますが、汚れや傷が気になることがあり、新品同様とはいきません。丁寧に使っていたとしても、劣化は進みます。

うちの子どもだけのベビーベッドということであれば、新品を購入すると後悔がないといえます。

デザインを重視したい

ベビーベッドのデザインを重視したい場合は、購入を視野にいれましょう。レンタルではストックしてあるベビーベッドの台数に限りがあるため、必ずしも希望する商品を借りられるわけではありません。希望の商品は、貸し出し中でレンタルできない可能性もあります。

その点、購入する場合は家具や小物もおしゃれにコーディネートしたいインテリアに調和できる材質やカラーを選びたいなど、選択の幅が広がります。お気に入りのベビーベッドは、購入する方が見つかりやすいでしょう。

2人目以上を計画している

2人目以上を計画している場合は、ベビーベッドを購入したほうが良いでしょう。コスト面を考えると、何度もレンタルするよりも費用を抑えられる可能性が高まります。レンタルする期間がトータルで長くなれば、ベビーベッドの価格を超えてしまいがちです。

2人目には、ベビーベッドなど上手にお下がりを活用すれば、最初の出産よりも費用がかかりません。以上のことからも、2人目以上を計画している場合は、ベビーベッドを購入するのがおすすめです。

レンタルが向いているケース

高品質なベビーベッドは価格も高く、赤ちゃんの成長スピードを考えると、経済的な負担が大きいものです。ベビーベッドのレンタルサービスであれば、必要な期間だけ利用できるため、コストを抑えて赤ちゃんに快適な環境をつくることができます。

また、レンタルしてみて、長く使うようであれば購入するなど、まずはお試し感覚でレンタルを利用するのも良いかもしれませんよ。

ベビーベッドを卒業した後の収納スペースが気になる

ベビーベッドを卒業した後の収納スペースに困る場合は、レンタルを利用すると良いでしょう。分解して保管するにも結構な場所が必要になるうえに、粗大ゴミで処分するにも費用と手間がかかります。

友人や親せきに譲る方法もありますが、タイミングよく引き渡せるかは分かりませんよね。その点、レンタルであれば、使用後に返却できることは大きなメリットになります。収納スペースに困るようであれば、レンタルを検討しましょう。

使用する期間が短いので費用を抑えたい

レンタルは、使う期間だけで費用が済む点が魅力です。最長24か月まで使用できる商品が多くなっていますが、寝返りの際にぶつかったり、つかまり立ちする頃には転落の危険が出てきたりと、1歳前に卒業するケースも少なくありません。

そのため、限られた期間しか使わないのであれば、購入するよりもレンタルのほうが経済的です。使用期間が長くなるほど購入がお値打ちではありますが、短期間であればレンタルがおすすめです。

買う・レンタルに共通!ベビーベッドを選ぶポイント

ベビーベッドはサイズや形状などさまざまです。初めて選ぶ場合は、どれにすればいいのか迷うかもしれませんね。できるだけ後悔のないように選びたいものです。

ここでは、ベビーベッドを選ぶポイントを解説します。ベビーベッドを購入する場合もレンタルでも共通するポイントなので、ぜひチェックしましょう。

  • PSC・SGマークの付いた商品を選ぶ
  • ベビーベッドの大きさはライフスタイルに合わせる
  • ベビーベッドの便利な機能に着目する

PSC・SGマークの付いた商品を選ぶ

ベビーベッドを選ぶ際には、品質に着目しましょう。一定の技術基準に適合した商品のみ、PSC・SGマークをつけて販売できます。

PSGマーク:ベビーベッドは特別特定製品に定められており、国の技術基準に適合した商品に付けられ、Product(製品)・Safety(安全)・Consumer(消費者)を表しています。

SGマーク一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準に適合した商品に付けられ、Safe Goods (安全な製品)を表すマークです。

これらのマークが付いているベビーベッドであれば、最新の安全基準を満たしているので品質面で安心です。

参照:消費生活用製品安全法|経済産業省

ベビーベッドの大きさはライフスタイルに合わせる

ベビーベッドの大きさは、家族のライフスタイルに合わせて選びましょう。大きすぎる場合は部屋のスペースに余裕がないかもしれません。対して、小さすぎると成長したときに狭くなり、少しでも動くと体をぶつけてしまう可能性があります。

レギュラーサイズが主流ですが、住環境を考慮したコンパクト設計のタイプも人気が高い商品です。

  • レギュラーサイズ:70×120cm
  • ミニサイズ:90×60cm
    ※サイズはすべて内径です。

赤ちゃんが使う布団は、ベビーベッドの大きさでサイズが変わるので、ベビーベッドが決まってから用意しましょう。ベビーベッドはライフスタイルに影響を与えるため、選ぶ際にサイズは要チェックです。

ベビーベッドの便利な機能に着目する

ベビーベッドは、ママやパパにとっても便利に使えるのが望ましいといえます。以下の機能性に着目して、ベビーベッドを選びましょう。

  • キャスター付きなら移動させていつでも目が届く
  • 床板の高さを調節できるとお世話や添い寝がラクになる
  • 折りたためるタイプは里帰りや旅行にも持ち運びやすい

キャスター付きなら移動させていつでも目が届く

ベビーベッドには、脚にキャスターが付いたタイプがあります。日中はリビング、夜間は寝室へと移動させれば、いつでも目が届くので安心です。

赤ちゃんは、生活リズムができていないため、眠りが浅くなる傾向があります。ちょっとだけと目を離しても、赤ちゃんが泣いたらすぐに対応してあげたいですよね。

掃除や模様替えをするときも、ママ一人でもスムーズに動かせます。ただし、ドアの形状や廊下の幅によっては、ベビーベッドが通れないこともあるので注意しましょう。

床板の高さを調節できるとお世話や添い寝がラクになる

床板の高さを調節できるタイプは、深くかがむ必要がないので、お世話がしやすくなります。さらに大人のベッドに寄せて、ベッドの柵を下げてフラットな状態にすると、安全に添い寝もできます。夜中の授乳やオムツ替え、寝かしつけもラクにできるでしょう。

床板の高さがいくつかの段階に調節できるので、よく確認してください。

折りたためるタイプは里帰りや旅行にも持ち運びやすい

折りたためるタイプのベビーベッドは、里帰りや旅行する場合におすすめです。折りたたみと聞くと、簡易ベッドをイメージする人が多いでしょう。決してそうではなく、簡単に操作できるうえに、本格的なベビーベッドと変わるところはありません。

ですから、外出時でも同じベッドで過ごせるので、赤ちゃんも安心できるでしょう。使わないときは、おりたたんでクローゼットや家具の隙間に収納できます。折りたためるタイプは、機能面や安全性に加えて持ち運びやすさも重視したい人におすすめです。

ベビーベッドで赤ちゃんの安全と快眠をサポートしよう

ベビーベッドは、赤ちゃんを窒息の危険やハウスダストから守るためにも、ラクにお世話をする意味でも大切な寝具です。ベビーベッドを買うか、もしくはレンタルにするかは、それぞれのメリットを確認して選択しましょう。

また、ベビーベッドを選ぶときはいくつかのポイントがあります。ベビーベッドを購入する場合もレンタルでも共通するポイントなので、この記事をぜひ参考にしてくださいね。

最適なベビーベッドを選んで、赤ちゃんの安全と快眠をサポートしてあげましょう。

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