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秋の味覚で代表的なものといえば『栗』でしょう。ホクホクで甘い栗だけど、離乳食に取り入れても大丈夫なの?と感じている方も多いのではないでしょうか。離乳食で赤ちゃんも一緒に栗を味わうことができます!

ここでは栗に含まれる栄養素から離乳食だからこそ注意すること、離乳食に取り入れやすい栗のレシピを解説します。編集部が実際に作ったレシピ写真をもとに紹介します。

赤ちゃんにも良い!離乳食で栗から取れる栄養素

栗には多くの栄養素が含まれており、スーパーフードと言われています。赤ちゃんにとっても様々な効果が期待できる栗の栄養素についてまとめました。

栄養素

効果

ビタミンB1

糖を分解しエネルギーを産生する ビタミンB1欠乏症からの脳症の予防

ビタミンC

皮膚や血管を丈夫にする 鉄の吸収を助ける 免疫力を高める

食物繊維

腸内環境を整える 便秘の予防

カリウム

細胞を正常な状態に保ち体内のバランスを調整する

参照:栄養素の働きを知ろう(ZENSHO)

栗に含まれるビタミンはデンプンによって守られており、熱で失われにくいのも特徴です。栗を食べることは赤ちゃんにとっても嬉しい効果があります。

離乳食で栗を使う時に注意すること

多くの栄養素が含まれている栗ですが、離乳食として安全に食べるためには注意も必要です。ここでは安心して栗を食べられるように、注意することと対処方法を解説します。

  • アレルギー対策として少量から与える
  • 窒息予防のため細かくしたり水分で伸ばして使う
  • 食べすぎるとお腹が痛くなる事がある
  • タンニンが含まれるため食べ合わせを考える

アレルギー対策として少量から与える

離乳食をあげるようになって1番心配なのがアレルギーです。栗はナッツ類に分類されます。離乳食期にあげられる唯一のナッツ類が栗なので覚えておきましょう。

またラテックス・フルーツ症候群というものもあります。ラテックスとは天然ゴムに含まれる成分で、この構造に似た成分が栗にも含まれるのです。このラテックス成分によってアレルギー反応を引き起こすことがあります。栗はアレルギーを起こす頻度は低いですが、与えるときは少量からはじめましょう。

窒息予防のため細かくしたり水分で伸ばして使う

栗は固くてパサつきやすいため、赤ちゃんにとっては飲み込みづらい食品です。調理をしても固さの残る食品は、刻んだりペースト状にする必要があります。また、水分が少ないので、初めはお粥など水分を多く含むものに入れると食べやすくなります。

大切な我が子が栗を喉に詰まらせないように細かく刻んだり、水分で伸ばして使うようにしましょう。離乳食が進み、栗を食べ慣れてきて、おやつで甘栗などを食べるときにも小さく切ってあげるようにすると安心です。

食べすぎるとお腹が痛くなることがある

栗には食物繊維が多いため食べすぎるとお腹が痛くなる場合があります。また、栗に限りませんが食べ慣れない食品を一度に多く食べると消化不良を起こし下痢や便秘になることも考えられます。赤ちゃんがよく食べても、はじめは少量からスタートしましょう。

タンニンが含まれるため食べ合わせを考える

栗に多く含まれるタンニンには、鉄分やカルシウムの吸収を抑える働きがあります。そのため鉄欠乏を起こす可能性が出てきます。鉄分を多く含むレバーや牛肉、カルシウムを多く含む乳製品や豆腐などを離乳食に使うときは、栗を一緒に与えるのは避けた方がいいでしょう。

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子どもは日常生活において、事故に遭遇する危険が多々あります。なかでも、食べる行為には誤嚥や窒息のリスクが高いのです。これらの事故から子どもを守るには、どのようにしたらよいのでしょうか。

こちらの講座は「0歳児の誤嚥・窒息防止と応急処置」をテーマに、赤ちゃんの噛む力や飲み込む力の発達、離乳食の食べさせ方から誤嚥、窒息事故を未然に防ぐ方法を解説しています。応急処置は、分かりやすい実演つきです。

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動画視聴後に、講師への質問・相談が無料で可能です。離乳食期以降のお子さまをもつママは、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

離乳食に使える栗の下処理方法と栗の市販品

離乳食に使うにはつぶしたり刻んだりしやすいゆで栗がおすすめです。しかし、生の栗を調理するのは面倒!大変!と感じる方もいるでしょう。

ここでは簡単なゆで栗の作り方と市販でも売っている甘露煮や甘栗を使えるのかについて解説します。

  • 簡単なゆで栗の作り方
  • 市販の栗も上手に取り入れよう

簡単なゆで栗の作り方

手間がかからずにできる炊飯器を使ったゆで栗の作り方を紹介します。

材料

分量

生の栗

適量

栗全体が浸かる量

作り方:1. 生の栗をボウルに入れ、栗全体が浸かるように水を入れたら半日ほどつける
     (この工程は省いてもOK)
    2. 炊飯器に栗と栗全体が浸かる量の水を入れ、炊飯スイッチを押す
    3. 炊き終わったら5分蒸らし、ざるでお湯を切る
    4. 完成!

茹で栗は鬼皮と渋皮を取り除き冷凍保存しておくと便利です。赤ちゃんが食べることを考えると冷凍して1週間以内には食べ切るようにしましょう。

市販の栗も上手に取り入れよう

栗をゆでたり、皮をむくのが大変!という方は、市販の栗を使えば簡単に離乳食に栗を取り入れることができます。市販の栗を使う時のポイントも合わせて紹介するので、ぜひ使ってみてください。

市販品

使用可否

使い方/使用不可な理由

甘栗

味が強い場合は軽く水洗いする

黒糖を使っているケースもあるため表記は必ず確認

甘露煮

シロップを切って水につけて砂糖を抜いてから使う

蜂蜜を使用していないか必ず確認

渋皮煮

×

渋皮は消化に悪く味が濃いため不向き

マロングラッセ

1200kcal/100gなので無理に与えなくていい

離乳食の各時期に合わせたおすすめレシピ

栗を食べさせてもいいタイミングについては離乳食中期頃から、離乳食後期からと意見は様々です。ここでは、様々な食材に食べ慣れてくる頃の離乳食中期からのレシピを紹介します。アレルギーが心配な場合は、離乳食後期以降に与えるのが安心でしょう。

  • 離乳食中期
    1.マロンペースト
    2.栗のおかゆ
  • 離乳食後期
    1.栗きんとん
    2.栗の蒸しパン
  • 離乳食完了期
    1.栗ご飯
    2.じゃがいもと栗のコロッケ

離乳食中期(生後7〜8ヶ月)

離乳食中期はもぐもぐ期と言われます。赤ちゃんが舌で潰せるかたさを目安にメニューを2つ紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

マロンペースト

材料はゆで栗と水だけ。ミルクを入れるとコクが出ます。
栗本来の甘味を感じられる調理方法です。

材料

分量

ゆで栗

100g

水 または ミルク

大さじ2

作り方:1. ゆで栗を潰し、水またはミルクを入れて混ぜ合わせる。ブレンダーなどで細かくすると簡単
    2. 1を裏ごしする
    3. 完成!

もぐもぐ期の赤ちゃんが食べるためには裏ごしが必須です。また裏ごしをすることで舌触りが滑らかになり、食べやすくもなるでしょう。

栗のお粥

いつものお粥に、ゆで栗を細かくしたものを混ぜます。栗のつぶつぶが気になって食べてくれない時には、ペーストを混ぜてみましょう。栗が入るだけで、秋の味覚に早変わりです。

材料

分量

お粥

食べる分

ゆで栗

1個

作り方:1. 茹で栗を細かく刻む(またはペーストにする)
    2. 普段食べているお粥と混ぜる
    3. 完成!

お粥は主食であるため、アレンジがしやすいです。栗とさつまいもを使って秋の味覚たっぷりのお粥にすることもできます。赤ちゃんとも旬の食材を一緒に楽しみましょう。

離乳食後期(生後9〜11ヶ月)

離乳食後期はカミカミ期と言われているため、歯茎で潰せるくらいを目安に噛んで楽しむことを意識したメニューを2つ紹介します。

栗きんとん

さつまいもを使ったほんのり甘い栗きんとんです。栗は細かくみじん切りにして入れましょう。離乳食期のお節料理としてもおすすめです。

材料

分量

さつまいも

50g

水 または ミルク

少量

作り方:1. さつまいもは皮を剥き、2㎝角に切って5分ほど水にさらす
    2. 鍋に1とかぶるくらいの水を入れて柔らかくなるまで茹でる
    3. 栗の甘露煮は細かく刻む
    4. 2のさつまいもを軽く潰したら3の栗を入れて和える
    5. 完成!

さつまいもと栗の甘さと食感が好きな大人の方も多いのではないでしょうか。食物繊維が豊富に含まれているため、便秘気味な赤ちゃんの腸内環境を整えてあげるためにも一役買ってくれるでしょう。

栗の蒸しパン

ホットケーキミックスを使ったレンジで作れる簡単な蒸しパンです。赤ちゃんが手を上手に使えるようになり、手づかみ食べができるようになります。蒸しパンは柔らかい感触も感じられ、手づかみ食べの時期には最適なメニューといえるでしょう。栗のペーストが入るのでいつもとは違う蒸しパンを楽しめます。

材料

分量

ホットケーキミックス

200g

牛乳

125ml

1個

栗のペースト

大さじ2杯

作り方:1. 全ての材料をボウルに入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる
    2. 1を耐熱容器などに入れる(容器の半分くらいにすると丁度良く膨らむ)
    3. 600wのレンジで2分温める 
      膨らんでいない時や竹串をさして生地がくっつく時は30秒ずつ追加
    4.完成!

シリコンカップを使うと好みの大きさにできあがるのでおすすめです。大きめだと口いっぱいに入れすぎてしまう事があるので、小さめに切ってあげましょう。

離乳食完了期(生後12〜18ヶ月)

離乳食完了期はパクパク期といって、大人とほとんどおなじものが食べられるようになります。必要な栄養を食事から摂る事ができるようになるのも特徴です。前歯を使って噛み切れるようになるので、食感を感じられるメニューを2つ紹介します。

栗ご飯

完了期になったら大人と一緒に栗ご飯を楽しみましょう。はじめは栗の大きさは細かめに!慣れてきたら少しずつ大きくすると、栗の食べ応えも楽しめます。

材料

分量

ご飯

お茶碗1杯分

ゆで栗

2個

作り方:1. 茹で栗を5mm〜1cm大程度に刻む
    2. 1とご飯と混ぜる
    3. 完成!

ごま塩があればふりかけると、見た目も味も程よい塩味を感じ、さらにおいしくなります。
パパママと同じものが食べられることに赤ちゃんもとっても喜ぶでしょう。そんな我が子と秋の味覚の栗を楽しめることはおいしさを倍増してくれます。

じゃがいもと栗のコロッケ

コロッケが好きな赤ちゃんも多いはず。コロッケにアクセントとして栗を入れましょう。1歳を過ぎれば揚げ物も食べられるようになります。そんなに油を使いたくないというママのために少量の油で焼いてコロッケ風にするレシピで、安心して栗入りコロッケを楽しみましょう。

材料

分量

じゃがいも

2個

ゆで栗

6個(好みで増やして良い)

パン粉

適量

サラダ油

少量

作り方:1. ジャガイモは皮を剥き、2㎝角に切って5分ほど水にさらす
    2. 鍋に1とかぶるくらいの水を入れて柔らかくなるまで茹でる
    3. 茹でたさつまいもを軽く潰す
    4. 3にあらみじん切りした栗を入れて一口大に丸める
    5. 4にパン粉をまぶし、油を引いたフライパンで焼く
    6. 完成!

ジャガイモをさつまいもやかぼちゃに変えるのも色々な食材に触れられるのでおすすめです。

栗は離乳食の段階にあったものを少量ずつあげよう

栗には赤ちゃんの身体にも嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。秋になったらぜひ離乳食に取り入れてみましょう。ただし、何でも食べ過ぎには注意が必要です。大切な赤ちゃんのために、少量ずつ離乳食の段階にあったものをあげましょう。

我が子のために離乳食を作ることはそれだけで愛情たっぷりです。旬の食材のおいしさをお母さんお父さんも味わって、家族みんなで笑顔になってくださいね。

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