広島市の認可保育施設では、0〜2歳児クラスの保育料は世帯の市町村民税額に応じて決まります。3〜5歳児クラスの保育料は全世帯無償ですが、副食費・延長保育料・行事費などは別途かかる場合があります。
給食費の支払先は施設の種別によって異なり、延長保育料の計算方法も公立と私立で仕組みが違います。広島市独自の教材購入費等補助や多子軽減・ひとり親世帯等軽減の制度も整理が必要です。
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この記事のポイント
- 0〜2歳の保育料は世帯の市町村民税所得割合算額に応じたA〜C17の17階層で決まる
- 3〜5歳クラスの保育料は全世帯無償。ただし副食費・延長保育料・行事費等は別途かかる場合がある
- 多子軽減は第2子保育料半額・第3子以降は保育料・副食費無料(副食費は第2子には半額軽減がない点に注意)
- 支払先は施設種別によって3パターンある(公立→広島市、私立保育園→保育料は広島市・副食費等は施設、私立認定こども園等→すべて施設)
- 生活保護世帯には教材購入費等補助(月2,700円上限)という広島市独自の制度がある
本記事は、広島市「令和8年度保育料(公私立)・副食費(公私立共通部分)についてのお知らせ」「幼児教育・保育の無償化」「保育園等入園世帯への教材購入費等補助」等の公式資料をもとにプルモ編集部が整理したものです。
保育料や補助制度は年度・世帯状況によって変わります。実際の保育料は世帯の市町村民税額・保育利用時間・利用施設の種別によって異なります。最新情報は必ず広島市公式サイトまたはお住まいの区福祉課にてご確認ください。
この記事でわかること
- 広島市の0〜2歳児クラスの保育料(A〜C17の17階層と代表的な金額)
- 3〜5歳児クラスで保育料が無償になる範囲と、別途かかる費用
- 給食費・副食費の支払先と副食費免除の条件
- 延長保育料・時間外保育料の仕組み(計算方式)
- 認可外保育施設を利用する場合の補助制度
- 多子軽減・ひとり親世帯等軽減の条件と内容
- 生活保護世帯向け教材購入費等補助の内容
- 保育料・副食費・延長保育料の支払先の違い
広島市の保育料、まず全体像を知っておこう
広島市の保育料は、年齢クラスごとに確認すべき内容が変わります。まず費用の種類ごとに整理しておくと、自分の家庭でどこを確認すればよいかが分かりやすくなります。
| 費用の種類 | 0〜2歳クラス(3号・2号認定の一部) | 3〜5歳クラス(2号認定) |
|---|---|---|
| 保育料(利用者負担額) | 市町村民税額に応じたA〜C17の17階層で決定。A・B階層は無料 | 全世帯無償(所得制限なし) |
| 給食費(副食費) | 0〜2歳は保育料に含まれる(3歳未満は副食費の別払いなし) | 実費。施設が金額を設定(公立は広島市)。一定の階層は免除 |
| 延長保育料 | 有償。公立は計算式あり(標準時間保育料基準額の12%、上限2,750円)。私立等は施設が設定 | |
| 行事費・教材費等 | 施設が設定する実費。施設に確認が必要 | |
認可保育施設(保育園、認定こども園の保育認定枠、地域型保育事業所等)の保育料は広島市が決定します。ただし、施設の種別によって副食費・延長保育料の支払先が異なるため、どこに何を払うかを把握しておくことが重要です。
一方、認可外保育施設の保育料は各施設が独自に設定します。一定の要件を満たす施設を利用し、保育の必要性の認定を受けた場合には、国の制度による補助が上限額まで受けられます。
①認可保育園の保育料
0〜2歳児クラスの保育料
0〜2歳児クラスの保育料は、同一生計の父母の市町村民税所得割合算額によって決まります。A・B階層(生活保護世帯・市町村民税非課税世帯)は無料です。
令和8年度の保育料表から、代表的な階層を以下に示します。
| 階層区分 | 所得割合算額の目安 | 標準時間(月額) | 短時間(月額) |
|---|---|---|---|
| A(生活保護世帯等) | ― | 0円 | 0円 |
| B(非課税世帯) | 非課税 | 0円 | 0円 |
| C1 | 均等割のみ・39,600円未満 | 7,200円 | 7,050円 |
| C3 | 44,100〜48,599円 | 9,200円 | 9,000円 |
| C5 | 54,000〜58,999円 | 12,200円 | 11,950円 |
| C7 | 64,000〜78,999円 | 18,750円 | 18,400円 |
| C10 | 114,000〜132,999円 | 35,800円 | 35,150円 |
| C13 | 169,000〜204,999円 | 49,800円 | 48,950円 |
| C17(最高) | 397,000円以上 | 62,400円 | 61,300円 |
上の表はC1〜C17の代表的な階層を抜粋しています。全17階層の月額は、広島市「令和8年度保育料(公私立)・副食費(公私立共通部分)についてのお知らせ」の保育料表でご確認ください。
3歳以上児(2号認定)の保育料は全世帯無償ですが、令和8年度中に3歳になった場合でも、令和8年度末(3月末)までは3歳未満児の保育料が適用されます。
ひとり親世帯等(所得割合算額77,101円未満のC1〜C7)には専用の軽減額が適用されます。こちらも⑤で詳しく説明します。
保育料の算定に使う市町村民税額について
保育料の階層判定に使う市町村民税額には、いくつか注意点があります。次の5点を押さえておくと安心です。
- 年度切替の時期:4〜8月分は前年度の市町村民税額、9〜翌年3月分は当年度の市町村民税額で算定します。9月から階層が変わる場合があります。
- 誰の税額を使うか:同一生計の父母の市町村民税所得割額を合算します。
- 旧税率6%換算:広島市を含む政令指定都市の現行税率は8%ですが、保育料の算定には旧税率6%相当に換算した金額を使います。税額通知書の所得割額に6/8を乗じた金額が判定の目安になります。税額通知書の数字をそのまま使うわけではありません。
- 税額控除前の金額で判定:住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)・寄付金税額控除(ふるさと納税等)等は保育料の算定には適用されません。税額控除前所得割額から調整控除額のみを差し引いた金額が算定の基礎となります。
- 祖父母同居世帯の特例:父母の市町村民税が非課税かつ前年の収入合算が100万円未満で、同居の祖父母が課税されている場合は、祖父母の税額を基に保育料が決定されます(住民票が別世帯でも同様)。
なお、16歳未満の扶養親族が3人以上いる世帯は、2人を超える1人につき22,800円を所得割合算額から控除した税額で階層が認定されます。
実際の保育料は利用者負担額決定通知書でお知らせされます。税額の計算に迷う場合は、お住まいの区福祉課にご相談ください。
3〜5歳児クラスの利用料
3〜5歳児クラスの保育料は無償です。所得制限はありません。
ただし、副食費・延長保育料・行事費・教材費などは無償化の対象外です。これらは別途費用がかかる場合があります。副食費の扱いは次の「②給食費・副食費の扱い」で詳しく整理します。
多子・ひとり親の軽減制度
広島市には、多子軽減(全世帯対象)とひとり親世帯等向けの軽減の2種類の軽減制度があります。
多子軽減は生計を同一にするきょうだい(年齢不問)の人数をもとに、第2子の保育料を半額、第3子以降の保育料・副食費を無料にする制度です。副食費は第2子については半額にならない点が特徴です。ひとり親世帯等の軽減は、所得割合算額77,101円未満のC1〜C7に該当する場合に専用の保育料が適用され、第2子以降は無料となります。
それぞれの対象条件・申請の要否・副食費との関係は、後半の「⑤多子世帯・ひとり親世帯などの軽減制度」でまとめて整理します。
②給食費・副食費の扱い
給食費の扱いは、年齢クラスと施設種別によって異なります。
0〜2歳児クラスでは、給食費(副食費を含む)は保育料の一部として扱われます。保育料とは別に副食費を支払う必要はありません。保育料が無料の世帯(A・B階層、第2子以降等)は給食費の負担もありません。
3〜5歳児クラスでは、保育料は無償ですが、副食費(おかず・おやつ等の食材料費)は原則として保護者の実費負担です。副食費の金額は各施設が定めます(公立保育園・公立認定こども園については広島市が定めます)。金額は入園先に確認してください。主食(ごはん・パン等)については、施設によって扱いが異なる場合があります。
副食費は、A・B・C1〜C4と、C5のうち所得割合算額57,700円未満の世帯が免除対象です。C5の一部とC6以上の世帯では、原則として副食費の負担が発生します。
副食費免除の対象となる階層をまとめると次のとおりです。
| 副食費免除の対象 | 所得割合算額の目安 |
|---|---|
| A(生活保護世帯等) | ― |
| B(市町村民税非課税世帯) | 非課税 |
| C1〜C4 | 均等割のみ〜53,999円 |
| C5の一部 | 54,000〜57,699円(57,700円未満) |
いずれも主食費は免除の対象外です。
副食費免除の判定でも、保育料と同様に旧税率6%換算・税額控除前(調整控除のみ差引き)の所得割合算額が使われます。4〜8月分は前年度、9〜3月分は当年度の市町村民税で判定されます。
副食費の支払先は施設の種別によって異なります。詳しくは後半の「保育料・副食費の支払先」で整理します。
③延長保育料・時間外保育の仕組み
認定された保育時間(標準時間認定:最長11時間、短時間認定:最長8時間)を超えて保育が必要な場合、延長保育料または時間外保育料がかかります。いずれも無償化の対象外です。
保育料のお知らせ(公立保育園等を中心に確認できる計算方式)によると、計算の仕組みは次のとおりです。
- 短時間認定の子どもが標準時間の保育時間を超えて利用する場合(時間外保育):「標準時間認定の保育料基準額から短時間認定の保育料基準額を控除した額」が月額の目安になります。
- 標準時間認定の子どもが設定された11時間の開所時間を超えて利用する場合(延長保育):「標準時間認定の保育料基準額の12%相当額(10円未満切捨て、上限2,750円)」が月額の目安になります。
公立保育園・公立認定こども園では、短時間保育の時間外保育は午前7時30分〜8時30分および午後4時30分〜6時30分、延長保育は午後6時30分〜7時30分が実施時間の目安です(施設によって異なります)。
上記の計算方式はあくまで公立保育園等を中心に確認できる算出方法の参考です。実際の延長保育料は施設・認定区分・階層によって異なりますので、利用前に確認しておくと安心です。
④認可外保育施設の保育料と補助制度
認可外保育施設の保育料は、各施設が独自に設定します。認可保育施設の保育料表は適用されません。
ただし、一定の要件を満たす施設を利用し、保育の必要性の認定を受けた場合は、国の幼児教育・保育無償化制度(施設等利用給付)により補助を受けられます。補助の上限額は次のとおりです。
| 対象 | 必要な認定 | 補助の上限(月額) |
|---|---|---|
| 3〜5歳児(保育の必要性あり) | 新2号認定 | 37,000円 |
| 0〜2歳児・市町村民税非課税世帯(保育の必要性あり) | 新3号認定 | 42,000円 |
補助を受けるには、保護者が施設等利用給付認定(新2号・新3号認定)を受けていること、利用する施設が広島市から「無償化対象施設」として確認を受けていること、施設が認可外保育施設指導監督基準を満たしていることが必要です。令和6年10月1日以降に新設された施設については「みなし確認施設」として確認できる場合がありますので、広島市の認可外保育施設情報一覧でご確認ください。
なお、企業主導型保育事業所を利用している場合は、標準的な利用料が無償化の対象となります。ただし施設等利用給付認定(新1号〜新3号認定)とは別の仕組みとなるため、施設にご確認ください。
利用料はいったん施設に全額を支払い、施設が発行した領収書等を添付して広島市に支給申請する形(償還払い)になります。上限額を超えた分は保護者の負担となります。
⑤多子世帯・ひとり親世帯などの軽減制度
多子軽減(全世帯対象)
広島市では、所得にかかわらず全世帯を対象に多子軽減が適用されます。
多子軽減の主なポイントは次のとおりです。
- 生計を同一にするきょうだい(養子等を含む)であれば、年齢にかかわらず第1子から多子軽減のカウント対象になる
- 第2子の保育料が半額になる
- 第3子以降の保育料・副食費が無料になる
- 副食費は第2子については半額にならない(保育料とは異なる点に注意)
- 別居していても、常に生活費等の送金がある場合は「生計を同一にする」と認められる場合がある
対象となるきょうだいがいる場合は、毎年度、申出書および確認書類の提出が区福祉課に必要です。申請を忘れると軽減が適用されないため、入園時および年度更新のタイミングで確認しておきましょう。
なお、児童養護施設等に入所しているお子さんは多子軽減の対象にならない場合があります。詳しくは区福祉課にご相談ください。
ひとり親世帯等の保育料・副食費軽減
次の世帯に該当し、かつ所得割合算額が77,101円未満でC1〜C7階層に認定されている場合は、専用の軽減額が適用されます。
- 母子及び父子並びに寡婦福祉法に規定するひとり親家庭の世帯
- 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者がいる世帯
- 特別児童扶養手当の支給対象児がいる世帯
- 国民年金の障害基礎年金受給者がいる世帯
軽減の内容は次のとおりです。
- 第1子の保育料は専用の軽減額(C1〜C7の専用表の額)が適用される
- 第2子以降の保育料は無料になる
- 3歳以上のすべての子どもの副食費が無料になる(多子軽減と異なり第2子も含む)
ただし、C7階層であっても所得割合算額が77,101円以上の場合は軽減の対象となりません。該当しなくなった場合は遡って保育料・副食費をお支払いいただくことがあるため、状況が変わった場合は早めに区福祉課へ届け出てください。
詳しい適用要件や届出様式は、広島市公式サイトまたはお住まいの区福祉課でご確認ください。
教材購入費等補助(生活保護世帯向け)
広島市には、生活保護世帯を対象とした教材購入費等補助という独自の制度があります。一般世帯やひとり親世帯全体が対象ではなく、対象者は生活保護世帯に限られます。
制度の主な内容は次のとおりです。
- 対象者:広島市に居住する生活保護世帯で、子どもが認可保育園・認定こども園・幼稚園(施設型給付を受けない幼稚園は除く)・地域型保育事業所に在籍している教育・保育給付認定保護者
- 補助限度額:1人あたり対象月数×2,700円(実際に支払った費用の範囲内)
- 対象経費:日用品・文房具(名札・クレパス・粘土・絵本等)、制服・体操服・スモック、遠足交通費・入場料等
- 対象外の費用:延長保育料、主食費・副食費、PTA・保護者会費、写真・アルバム・DVD代等
申請は年度末(令和7年度分は令和8年3月末まで)に、在園している保育園等を通じて行います。申請期限を過ぎると補助が受けられなくなりますので、年度末の案内を見落とさないようにしてください。申請書類は保育園等を通じて配布されます。
保育料・副食費の支払先
広島市では、施設の種別によって保育料・延長保育料・副食費の支払先が3パターンに分かれています。入園前に必ず確認しておきましょう。
| 施設の種別 | 保育料の支払先 | 延長保育料の支払先 | 副食費の支払先 |
|---|---|---|---|
| 公立保育園、公立認定こども園(保育認定) | 広島市 | 広島市 | 広島市 |
| 私立保育園 | 広島市 | 施設 | 施設 |
| 私立認定こども園(保育認定)、地域型保育事業所(小規模保育事業所・事業所内保育事業所地域枠等) | 施設・事業所 | 施設・事業所 | 施設・事業所 |
広島市への保育料・副食費の納付は、口座振替(WEB口座振替受付サービスまたは区福祉課備付けの依頼書)が利用できます。納付書払いの場合はスマートフォン決済アプリ(PayPay・楽天ペイ・au PAY等)での支払いも可能です。
家庭の状況別:どこを確認する?
| 家庭の状況 | まず確認するところ |
|---|---|
| 0〜2歳の子どもを預ける | 保育料表(A〜C17)で自分の階層と標準時間・短時間の区分を確認。旧税率6%換算・調整控除のみ差引きの計算に注意 |
| きょうだいがいる家庭 | 多子軽減の対象になるか、申出書の提出が必要かを区福祉課で確認。副食費は第2子には半額軽減がない点も確認 |
| ひとり親世帯等に該当する | 所得割合算額がC1〜C7(77,101円未満)かを確認。第1子の保育料軽減額と、3歳以上の副食費全額免除の条件を区福祉課で確認 |
| 3〜5歳児クラスへ入園予定 | 保育料は無償。副食費の免除条件(C1〜C4、C5の57,700円未満)・延長保育料・行事費を入園先施設に確認 |
| 認可外保育施設を利用する | 新2号・新3号認定の取得、施設が無償化対象施設かどうかの確認、補助の月額上限(3〜5歳:37,000円、0〜2歳非課税:42,000円) |
| 延長保育を利用する | 公立は計算方式(保育料基準額の12%、上限2,750円)を参考に。私立等は入園先施設に直接確認 |
| 生活保護世帯 | 教材購入費等補助(月2,700円上限)の対象。年度末に在園施設を通じて申請が必要。申請期限に注意 |
| 転入予定の家庭 | 保育料は広島市が決定。転入前の市区町村発行の課税証明書等が必要な場合あり。入園先の区福祉課に事前相談を |
よくある質問
- Q. 広島市の0〜2歳児クラスの保育料はいくらですか?
- 同一生計の父母の市町村民税所得割合算額(旧税率6%換算・調整控除のみ差引き)によってA〜C17の17階層に分かれます。A・B階層(生活保護世帯・非課税世帯)は無料です。C1階層(均等割のみまたは所得割39,600円未満)は標準時間で月7,200円、最高のC17階層(397,000円以上)は標準時間で月62,400円です。第2子の保育料は半額、第3子以降は無料になります。
- Q. 3〜5歳クラスの保育料は無料ですか?
- 保育料は無償です(所得制限なし)。ただし副食費・延長保育料・行事費・教材費などは無償化の対象外で、別途負担が発生する場合があります。副食費は所得割合算額がC1〜C4の世帯やC5で57,700円未満の世帯は免除されます。
- Q. 給食費は別にかかりますか?
- 0〜2歳児クラスの給食費(副食費)は保育料に含まれているため別途請求はありません。3〜5歳児クラスは保育料が無償ですが副食費は原則として実費負担です。副食費の金額は施設が設定します(公立は広島市が設定)。A・B・C1〜C4の世帯とC5のうち所得割57,700円未満の世帯は免除されます。
- Q. 副食費が免除されるのはどんな家庭ですか?
- 3〜5歳児クラスの副食費免除の対象は、A(生活保護世帯等)・B(非課税世帯)・C1〜C4(所得割合算額54,000円未満)と、C5のうち所得割合算額57,700円未満の世帯です。C5の一部とC6以上の世帯では原則として副食費の負担が発生します。多子軽減では第3子以降の副食費が無料です。また、ひとり親世帯等の軽減対象に該当する場合は、3歳以上の子どもの副食費が無料になります。主食費は免除の対象外です。
- Q. 延長保育料はいくらかかりますか?
- 公立保育園等では、延長保育(標準時間を超えた利用)の月額は「標準時間保育料基準額の12%」が目安で、上限は2,750円です。時間外保育(短時間認定が標準時間を超えた利用)は「標準時間基準額から短時間基準額を引いた額」が目安です。私立保育園等は各施設が設定するため、入園先に確認してください。
- Q. 認可外保育施設でも補助はありますか?
- 広島市が無償化対象施設として確認した施設を利用し、保育の必要性の認定を受けた場合に補助されます。3〜5歳は月額37,000円まで、0〜2歳の非課税世帯は月額42,000円まで補助されます。利用料はいったん全額施設に支払い、後日申請して払い戻される仕組みです。施設が対象施設かどうかは事前に確認が必要です。
- Q. 自分の保育料はどこで確認できますか?
- 入園後、広島市から保育料の決定通知があります。市町村民税額の年度切替に伴い、9月から保育料が変更になる場合もあります。事前に確認したい場合は、お住まいの区福祉課にお問い合わせください。
まとめ
広島市の保育料を整理すると、次のようになります。
- 0〜2歳の保育料は、同一生計の父母の市町村民税所得割合算額(旧税率6%換算・調整控除のみ差引き)に応じたA〜C17の17階層で決まる。A・B階層は無料
- 3〜5歳クラスの保育料は全世帯無償。ただし副食費・延長保育料・行事費等は別途かかる場合がある
- 副食費は、A・B・C1〜C4とC5の一部(57,700円未満)の世帯が免除。C5のうち57,700円以上の世帯とC6以上は、原則として実費負担
- 延長保育料は、公立は計算方式(保育料基準額の12%、上限2,750円)の参考あり。私立等は施設ごとに異なる
- 支払先は施設種別で3パターン。公立はすべて広島市、私立保育園は保育料のみ広島市、私立認定こども園等はすべて施設
- 多子軽減は第2子保育料半額・第3子以降保育料と副食費が無料(副食費の第2子半額軽減はない)。毎年申出書の提出が必要
- ひとり親世帯等(C1〜C7・77,101円未満)は専用の軽減額が適用。第2子以降無料・3歳以上の副食費全員無料
- 生活保護世帯には教材購入費等補助(月2,700円上限)がある。年度末申請が必要
自分の世帯がどの階層にあたるか、多子軽減や副食費免除の対象になるかどうか、延長保育料や副食費はどの施設に支払うのか——これらを広島市の公式資料やお住まいの区福祉課、入園先の施設で確認しておくと安心です。
広島市「令和8年度保育料(公私立)・副食費(公私立共通部分)についてのお知らせ」(令和8年4月)
広島市「幼児教育・保育の無償化」
広島市「保育園等入園世帯への教材購入費等補助」
広島市「子どもを預けたいです(保育園など)」
お問い合わせ先:お住まいの区福祉課(問合せ先一覧は広島市公式サイトでご確認ください)
制度は変更になることがあります。最新情報は必ず広島市公式サイトまたは各区福祉課にてご確認ください。
