【2026年最新】江東区小学校ランキング|公式データで見る人気46校

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江東区には区立小学校45校と義務教育学校1校(有明西学園・小学校から中学校まで9年間を1つの学校で学ぶ公立校)の計46校があります。江東区では「徒歩30分以内・2km以内」の学校から選べる学校選択制度を実施しており、毎年すべての学校の希望状況を公表しています。

この記事では、江東区が公表した学校選択二次結果(令和8年度入学・最新)をもとに、通学区域外からわざわざ選ばれている小学校はどこかを数字で明らかにします。あわせて、江東区全体の中学受験率、湾岸タワーマンションと学区の関係、全46校のデータ一覧も掲載しています。

この記事でわかること

  • 江東区46校の人気ランキング(学区外からの希望者数ベース・公式データ)
  • 豊洲・有明・東雲エリアのタワマン学区と、選択不可になっている学校
  • 江東区の中学受験率は28.7%で23区13位。5年推移で見える変化
  • 抽選になる学校6校と「受入困難校」5校の違い

江東区小学校 人気ランキング(学区外希望者数順・上位15校)

以下は、令和8年度入学分の学校選択二次結果をもとに、通学区域外から入学を希望した人数(C欄)で全46校を並べたものです(上位15校を掲載)。

第二辰巳 27人 亀高 23人 豊洲 22人 有明 22人 ●抽選 第三砂町 22人 北砂 22人 ●抽選 東雲 18人 有明西学園 18人 ●抽選 小名木川 16人 ●抽選 東陽 15人 ●抽選 第一大島 15人 南陽 14人 第二大島 14人 平久 13人 毛利 12人

出典:江東区「令和8年度新1年生の学校選択二次結果」(令和7年11月28日現在)より作成。●抽選=公開抽選を実施した学校。

人気上位5校を徹底比較

上位には湾岸エリア(豊洲・有明・東雲・辰巳)の学校と、城東地区の下町エリアが混在しています。港区や品川区と異なり、特定のタイプ(名門校や一貫校)に偏らないのが江東区の特徴です。

順位 学校名 区域内A 区域外C 希望者計D 学級数 地区
1 第二辰巳 101人 27人 128人 4 深川(湾岸)
2 亀高 37人 23人 61人 2 城東
3 豊洲 113人 22人 135人 5 深川(湾岸)
3 有明 82人 22人 121人 4 深川(湾岸)
3 第三砂町 87人 22人 109人 4 城東

1位 第二辰巳小学校(区域外27人)— 東雲タワマンからの流入

辰巳1丁目に位置し、区域外27人で全46校中トップ。東雲のタワーマンション群(Wコンフォートタワーズ、プラウドシティ東雲キャナルマークス等)が学区に含まれることが人気の主因です。

  • 学区が複雑で、東雲1丁目の一部(9番・10番の一部)が第二辰巳小の通学区域に指定されている
  • 児童は東雲橋を渡って通学する形になる。通学距離がやや長い点に注意
  • 令和6年度は国立教育政策研究所の実践協力校として起業家教育にも力を入れている

2位 亀高小学校(区域外23人)— 小規模校ゆえの人気

亀戸エリアの小学校で、区域内37人の小規模校に23人が区外から希望。希望者計61人に対し定員64人でギリギリ収まっている状態です。

  • 2学級の小規模校で、きめ細かい指導環境を求める家庭に選ばれている
  • 亀戸・大島エリアの住宅街に位置し、近隣のマンモス校を避けたい家庭の受け皿になっている可能性

3位タイ 豊洲小学校(区域外22人)— 豊洲エリアの老舗校

豊洲駅徒歩圏の伝統校。区域内113人に区域外22人が加わり、希望者計135人で5学級・定員160人

  • アーバンドックパークシティ豊洲などの大型マンションが通学区域に含まれる
  • 豊洲北小・豊洲西小と異なり学校選択の対象になっているため、近隣からの流入がある

3位タイ 有明小学校(区域外22人・抽選あり)— 有明ガーデンズ周辺

有明2丁目に位置し、シティタワー有明・ガレリアグランデ・プレミスト有明ガーデンズ等が学区。区域外22人のうち、17人は他校選択希望者(B欄)として区域内から流出しており、実際にはさらに多くの入学希望がある人気校です。抽選を実施

3位タイ 北砂小学校(区域外22人・抽選あり)— 城東地区のトップ

北砂エリアの小学校で、城東地区では最も区域外希望者が多い。区域内81人に22人が加わり希望者計103人で定員96人を超過、抽選を実施

湾岸タワマンと学区の関係 — 「選べない学校」がある

江東区の小学校選びで最も重要なのは、湾岸エリア(豊洲・有明・東雲)には「受入困難校」として学校選択の対象外になっている学校が集中していることです。

学校名 区域内 希望者計 学級 学校選択 主なタワーマンション
豊洲西 185人 186人 5 選択不可 スカイズタワー&ガーデン等
豊洲北 151人 151人 5 選択不可 パークシティ豊洲等
有明西学園 135人 153人 4 ●抽選 シティタワーズ東京ベイ等
枝川 147人 153人 5 選択可
豊洲 113人 135人 5 選択可 パークシティ豊洲タワー等
第二辰巳 101人 128人 4 選択可 Wコンフォートタワーズ等
有明 82人 121人 4 ●抽選 ガレリアグランデ等
東雲 97人 115人 4 選択可 ブランズ東雲、プラウドタワー東雲等

タワーマンション情報は湾岸マンションラボおよび江東区「通学区域一覧」より。

豊洲西小(区域内185人)豊洲北小(区域内151人)は区域内の児童だけで5学級分が埋まり、通学区域外からの受入れができない「受入困難校」になっています。つまり、豊洲西小や豊洲北小の学区外に住んでいる場合、これらの学校を選ぶことはできません。

タワマン購入者への注意点:江東区の湾岸エリアでマンション購入を検討する場合、「そのマンションがどの小学校の通学区域か」を必ず事前に確認してください。同じ豊洲エリアでも、学校選択の対象になる豊洲小と、受入困難で選択不可の豊洲北小・豊洲西小では状況が全く異なります。通学区域は江東区HPで確認できます。なお、学校選択制度の説明書によると、ブランズタワー豊洲(豊洲5丁目1番13号)の居住者が有明西学園を希望する場合は抽選の特例対象になります。

また、このエリアでは明治小(128人)・数矢小(123人)・扇橋小(127人)も受入困難校に指定されています。これらは湾岸ではなく深川の下町エリアですが、マンション開発による人口増で同様の状態になっています。

抽選になる学校6校 — 江東区は抽選校が少ない

令和8年度入学で公開抽選を実施したのは6校(東陽・元加賀・有明西学園・小名木川・北砂・有明)。品川区(18校/37校)と比べると抽選率は低いですが、これは「受入困難校」が5校もあり、そもそも選択の対象にならない学校が多いためです。

  • 有明西学園(義務教育学校):区域内135人+区域外18人=153人に対し定員128人。江東区で唯一の義務教育学校で、品川区と同じく小中一貫の人気が集まっている
  • 小名木川小:定員64人に対し希望者90人。区域外16人に加え、区域内からも12人が他校を選んでおり、流入と流出が同時に起きている学校
  • 北砂小:定員96人に対し希望者103人。城東地区の住宅街で、安定した人気を持つ学校

江東区の中学受験率は28.7%(23区13位)

江東区は公立小学校の卒業生のうち28.7%が私立中学に進学しています(令和6年度・2025年3月卒業、東京都教育委員会データより独自集計)。これは23区で13位の数字です。

24% 26% 28% 30% R2 R3 R4 R5 R6 25.8% 28.5% 27.4% 26.4% 28.7%

出典:東京都教育委員会「公立学校統計調査報告書【進路状況調査編】」令和2〜7年度版より独自集計

5年推移を見ると、R3(28.5%)からR5(26.4%)に一旦低下した後、R6で28.7%に回復しています。港区(41.9%・3位)や品川区(35.0%・9位)と比べると低めですが、これは江東区全体に城東地区(亀戸・大島・砂町)の下町エリアが含まれるためで、湾岸エリア(豊洲・有明)に限れば実質的な受験率はこれよりかなり高いと推測されます。

全46校のデータ一覧

以下は令和8年度二次結果の全校データを、入学希望者計(D欄)の多い順に並べたものです。

学校名 区域内A 他校B 区外C 希望計D 学級 地区
1 豊洲西 185 1 0 186 5 深川
2 有明西学園 135 0 18 153 4 深川
3 枝川 147 1 5 153 5 深川
4 豊洲北 151 0 0 151 5 深川
5 南陽 133 3 14 150 5 深川
6 豊洲 113 0 22 135 5 深川
7 扇橋 127 7 0 134 4 深川
8 明治 128 1 0 129 4 深川
9 第二辰巳 101 0 27 128 4 深川
10 数矢 123 0 0 123 4 深川
11 有明 82 17 22 121 4 深川
12 東雲 97 0 18 115 4 深川
13 第二亀戸 105 0 9 114 4 城東
14 第三砂町 87 0 22 109 4 城東
15 元加賀 98 1 8 107 3 深川
16 第五砂町 105 0 2 107 4 城東
17 浅間竪川 95 0 9 104 4 城東
18 北砂 81 0 22 103 3 城東
19 東陽 86 1 15 102 3 深川
20 東川 89 0 7 96 3 深川
21 第二砂町 84 0 10 94 3 城東
22 小名木川 62 12 16 90 2 城東
23 平久 76 0 13 89 3 深川
24 第四砂町 72 6 10 88 3 城東
25 第一大島 70 2 15 87 3 城東
26 越中島 74 0 9 83 3 深川
27 第一亀戸 78 0 2 80 4 城東
28 川南 72 1 6 79 3 深川
29 第四大島 59 0 12 71 3 城東
30 第七砂町 63 0 4 67 3 城東
31 砂町 49 8 8 65 3 城東
32 第二大島 50 0 14 64 2 城東
33 第六砂町 44 10 10 64 2 城東
34 八名川 58 0 3 61 2 深川
35 亀高 37 1 23 61 2 城東
36 第五大島 51 0 10 61 3 城東
37 深川 54 0 2 56 2 深川
38 第三大島 44 0 6 50 3 城東
39 毛利 37 0 12 49 2 深川
40 大島南央 42 1 2 45 2 城東
41 香取 35 0 9 44 2 城東
42 南砂 33 5 4 42 3 城東
43 水神 35 0 4 39 2 城東
44 臨海 37 0 1 38 2 深川
45 東砂 26 1 7 34 2 城東
46 辰巳 23 0 2 25 2 深川

出典:江東区「令和8年度新1年生の学校選択二次結果」(令和7年11月28日現在)。A=区域内入学予定者数、B=区域内から他校を選択した人数、C=区域外からの希望者数、D=A+B+C。受入困難校(明治・数矢・扇橋・豊洲西・豊洲北)は基準人数「—」のため区域外受入れ不可。

学校選択制を活用するためのポイント

江東区の学校選択制は、港区・品川区の「隣接校のみ」とは異なり、「徒歩30分以内・2km以内」の学校から選べます(制度の詳細はこちら)。以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 希望票の提出期限は毎年11月上旬(令和8年度は11月7日締切)。提出後、1回に限り希望校の変更が可能(11月中旬の1週間)
  • 受入困難校は学校選択の対象外。豊洲北・豊洲西・明治・数矢・扇橋の5校は区域外からの入学ができない
  • 抽選に当選した場合、辞退して指定校に戻ることはできない。これは江東区独自のルールで、他区と異なるので注意
  • 抽選の特例として、兄姉が在学中の場合や、転居予定がある場合は優遇される
  • 公開抽選は12月上旬。繰上げは12月下旬〜翌1月中旬。私立入学による辞退が出るため、補欠でも入学できる可能性がある

まとめ — 江東区の小学校選びは「学区と住所」がすべて

江東区の学校選択データから見えたのは、湾岸エリアの人口爆発が小学校の受入れ体制を圧迫しているという構造的な問題です。豊洲西小(区域内185人)や豊洲北小(151人)のように、学校選択の対象にすらならない学校がある一方、同じ湾岸でも辰巳小(23人)のように定員に大幅な余裕がある学校もあり、エリアによる格差が非常に大きいのが特徴です。

特にタワーマンション購入を検討している家庭にとっては、「そのマンションの通学区域はどの小学校か」「その小学校は学校選択の対象か」の2点を事前に確認することが不可欠です。通学区域は江東区の通学区域一覧で確認できます。

この記事のデータは、江東区「令和8年度新1年生の学校選択二次結果」(令和7年11月28日現在)、江東区「学校選択による抽選校の状況」東京都教育委員会「公立学校統計調査報告書【進路状況調査編】」令和2〜7年度版、江東区「通学区域一覧」をもとに独自に集計・編集したものです。タワーマンションと学区の対応は湾岸マンションラボを参照しています。

PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

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