【2026年最新】保活スケジュール完全版|認可・認可外の併願戦略まで月別で徹底解説

image

「保活って、いつから何を始めればいいの?」

初めての保活で、こんな疑問を抱えている方は本当に多いです。SNSで先輩ママの体験談を見ても情報がバラバラで、自分は何月に何をすればいいのか、なかなか見えてきませんよね。

結論から言うと、4月入園を目指すなら、入園希望年の前年4〜5月から動き出すのが基本です。ただ、お子さんの生まれ月や、希望する園の人気度によって、ベストな動き方は変わってきます。

この記事では、こども家庭庁や自治体の公式情報をもとに、保活の流れをまるごと整理しました。読み終わるころには、「自分はいつ・何をすればいいか」がはっきり見えているはずです。ブックマークして、保活の各段階で何度でも見返してくださいね。

保活の年間スケジュール一覧

保活のスケジュール

4月入園を目指す保活の流れを、表でざっと見てみましょう。

時期 フェーズ やること
前年4月 情報集め 自治体HPで入園案内をダウンロード
前年5月 点数を計算、エリアの保育園をリスト化
前年6月 前年度の各園の最低点を確認、入れる園を見極め
前年6〜7月 見学 見学予約、認可園の見学スタート
前年8〜9月 認可外も含めて5〜10園を見学
前年9〜10月 書類の準備 就労証明書を会社にお願い(発行に2〜3週間)
前年10月 課税証明書、申込書、その他書類を揃える
前年10〜12月 一次申込 認可保育園の一次申し込み
1月下旬〜2月 結果通知 一次選考の結果が届く
2〜3月 二次・挽回 不承諾なら二次募集の申込、認可外への切替え
3月 入園準備 面接、健康診断、入園グッズの準備
4月 入園 入園、慣らし保育(2週間〜1ヶ月)、復職

これが基本の流れです。ただし、自治体によってスケジュールはけっこう違います。例えば横浜市は10月中旬締切、大阪市は11月初旬締切と、1ヶ月以上ずれます。必ずお住まいの自治体公式サイトで確認してくださいね。

生まれ月で変わる、保活の動き方

保活の動き方は、お子さんの生まれ月によってかなり変わります。まずはどのパターンに近いか、自分のケースを見つけてみましょう。

生まれ月別の早見表

生まれ月 動き方の特徴 詳細記事
1月生まれ(早生まれ) 0歳児4月入園は厳しい、1歳児クラスを目指す 1月生まれの保育園完全ガイド
2月生まれ(早生まれ) 0歳児4月入園は厳しい、1歳児クラスを目指す 2月生まれの保育園完全ガイド
3月生まれ(早生まれ) 0歳児4月入園は不可能、1歳児クラスを目指す 3月生まれの保育園完全ガイド
4月生まれ 最も余裕あり、出産後ゆっくり情報集めできる 4月生まれの保育園完全ガイド
5月生まれ 余裕あり、出産後すぐ情報集めスタート 5月生まれの保育園完全ガイド
6月生まれ 余裕あり、夏までに情報集めを終わらせたい 6月生まれの保育園完全ガイド
7月生まれ 妊娠中の準備がおすすめ、出産後すぐ動く 7月生まれの保育園完全ガイド
8月生まれ 妊娠中の準備がおすすめ、見学は出産前から 8月生まれの保育園完全ガイド
9月生まれ 妊娠中の準備が必須、出産直後に申込時期 9月生まれの保育園完全ガイド
10月生まれ スケジュールがタイト、妊娠中の見学は必須 10月生まれの保育園完全ガイド
11月生まれ スケジュールがタイト、生後6ヶ月縛りの園に注意 11月生まれの保育園完全ガイド
12月生まれ スケジュールがタイト、出産直後の対応が鍵 12月生まれの保育園完全ガイド

各月の細かい動き方は、上の表のリンクから個別記事をご確認ください。ここではグループに分けて全体の傾向を解説していきますね。

4〜6月生まれ:いちばん余裕がある

出産後すぐに保活情報の収集を始められます。0歳児クラス4月入園を目指す場合、入園時に10〜12ヶ月になっているので、多くの認可保育園(生後57日〜)で受け入れOKです。見学も育休中にゆっくり回れますよ。

7〜9月生まれ:妊娠中から準備しておこう

0歳児クラス4月入園を目指す場合、入園時に7〜9ヶ月。生後57日要件はクリアしますが、申込が10〜12月なので、出産後すぐ動く必要があります。妊娠中(安定期)から見学を始めておくと楽です。

10〜12月生まれ:スケジュールがちょっとタイト

0歳児クラス4月入園を目指す場合、入園時に4〜6ヶ月。生後57日要件はクリアしますが、「生後6ヶ月以降の受け入れ」とする園もあるので注意です。妊娠中の見学が必須。出産直後の10〜12月に申込締切があるので、夫婦で役割分担して進めましょう。

1〜3月生まれ(早生まれ):0歳児4月入園は難しい

これがいちばん注意が必要なパターンです。早生まれの場合、入園時(翌年4月)に生後57日に届きません。なので0歳児クラス4月入園は基本的に難しいです。現実的な選択肢は次の3つ。

選択肢 特徴
翌年4月の1歳児クラス入園 いちばん現実的。ただし0歳から進級してくる子で枠が埋まっており、激戦になりがち
0歳児クラスの途中入園 空きが出れば可能だけど、空きはほぼ出ないのが実情
認可外保育園への入園 早期から入れる園もあり。次の年の認可申請で加点になる場合も

4月入園以外を考えている方へ

4月以外の入園パターンも、簡単に整理しておきます。

パターン 特徴と動き方
途中入園 退園者が出た枠を狙う形。多くの自治体で毎月締切があり、希望月の前月10〜20日頃が申込期限。空きは限られている
1歳児クラス4月入園 早生まれの方や、育休を1年取る方向け。0歳児からの持ち上がりで枠が少なく激戦。スケジュール自体は本記事と同じ
2歳児・3歳児クラス入園 育休をめいっぱい使う方向け。0歳・1歳児よりは枠が広め。3歳児クラスは幼稚園との併願もできる
認可外で先に確保→認可へ転園 早めに認可外で預け先を確保しつつ、加点を活かして翌年の認可申込を狙う。激戦区で有効

月ごとに、何をすればいいの?

ここからは、各月で具体的に何をするかを順番に解説していきます。

情報集め(前年4〜5月)

やること 中身
入園案内を入手 役所の保育課窓口、または自治体HPからダウンロード
点数を計算 自分の家庭が何点になるか、入園案内の点数表で計算してみる
エリアの保育園リスト化 自宅から徒歩・自転車・車で15分以内など、通園できる範囲で全部洗い出す
過去の選考結果をチェック 自治体HPで前年の各園「最低点」を確認、自分の点数で入れる園を見極め

この時期にいちばん大事なのは、「自分の点数で、どの園に入れる可能性があるか」を見極めることです。多くの自治体(新宿区世田谷区港区など)では、各保育園の「前年度の最低点」を公開しています。

見学(前年6〜9月)

やること 中身
見学予約 人気園は予約が取りにくいので、早めに電話・Webで予約
見学 5〜10園が目安。施設、保育士の対応、園庭、給食、雰囲気をチェック
認可外も並行して 認可外は独自スケジュール。早い園では夏前に翌年4月の予約が埋まる

見学では、これだけは見ておきたい4ポイントがあります。

  1. 保育士さんと子どもの関わり方:目線を合わせているか、笑顔があるか
  2. 施設の清潔さ:特にトイレ、調理室、外遊びスペース
  3. 持ち物の量:布団・お昼寝シーツの持参や洗濯が必要か(毎週末の負担になります)
  4. 延長保育の柔軟さ:急な残業対応、月単位/日単位の延長申込み

書類の準備(前年9〜10月)

書類 入手・準備の仕方
入園申込書 自治体HPからダウンロード、または窓口で受け取り
就労証明書 勤務先にお願い。発行まで2〜3週間かかる場合あり
課税証明書/源泉徴収票 前年度の世帯収入を証明する書類
マイナンバーカード等 本人確認用
その他(該当者のみ) 医師の診断書、介護関係書類、ひとり親証明書、自営業なら確定申告書など

就労証明書はいちばんの落とし穴です。会社にお願いしてから発行まで2〜3週間かかります。夫婦両方の分が必要なので、10月初めには依頼を済ませるのが安心。フリーランスや自営業の方は、追加で営業の実態を示す書類が必要なこともあるので、自治体に早めに確認してくださいね。

一次申込(前年10〜12月)

多くの自治体が10月〜12月のどこかで一次申込を設定しています。代表的な自治体の例を見てみますね(年度によって多少前後します)。

自治体 一次申込の目安 参照
東京都新宿区 11月中旬締切 新宿区公式
東京都世田谷区 11月初旬〜中旬締切 世田谷区公式
横浜市 10月中旬締切 横浜市公式
大阪市 11月初旬締切 大阪市公式

同じ首都圏でも区によって締切がけっこう違います。必ずご自身の自治体公式HPで確認してください。申込書には希望順位を書きます。第1希望から第5〜10希望(自治体によっては最大30希望)まで書けますよ。

結果通知後の動き(1〜3月)

選考結果は1月下旬〜2月中旬に郵送で届きます。「内定」または「不承諾」の2パターンです。

内定の場合は、健康診断、面接、入園説明会の予定が示されます。指示に沿って準備を進めていきましょう。

不承諾の場合は、すぐに次の動きに切り替えます。具体的な対応は「うまくいかなかった時の備え」のセクションで詳しく書いていますね。

入園(4月)

4月1日からの「慣らし保育」は、ふつう2週間〜1ヶ月くらい。最初の数日は短時間(2〜3時間)、徐々に時間を延ばしていきます。復職予定日は、慣らし保育を考えて4月中旬以降に設定するのが現実的ですよ。

保活の合否を決める、点数と園選び

保活で合否を分けるのは、ざっくり言うと「点数(指数)」「認可・認可外の併願戦略」の2つです。それぞれ順番に見ていきますね。

点数(指数)の仕組み

認可保育園の入園選考でいちばん大事なのが点数です。点数は「基準指数」+「調整指数」で決まります。

指数の種類 中身
基準指数 就労状況、健康状態、介護状況など、保育がどれくらい必要かを示す基本点
調整指数 ひとり親、兄弟が在園中、認可外利用中などの加点・減点

東京都港区を例に、点数計算を見てみますね(自治体ごとに計算方法は違うので、あくまで一例です)。

家庭の状況 基準指数(父+母)
フルタイム共働き(週5×8時間以上) 20点+20点=40点
父フルタイム+母時短勤務(週5×6時間) 20点+18点=38点
父フルタイム+母パート(週3×4時間) 20点+12点=32点

これに調整指数(認可外利用中なら+1〜3点、兄弟在園中なら+1〜2点、ひとり親なら+5〜10点など)が加わります。激戦区では、フルタイム共働きの「40点」が最低ライン。そこから調整指数で勝負が決まる、というのが実態です。

認可・認可外の併願戦略

まずは認可と認可外の違いを整理しますね。

項目 認可保育園 認可外保育園
保育料 世帯収入で決まる(無償化対象) 月5〜10万円が一般的
入園のしやすさ 点数で選考、激戦区では厳しい 先着順や面接で入りやすい園が多い
申込時期 自治体経由で10〜12月が中心 園ごとに独自スケジュール、通年受付の園も
特徴 国の認可基準あり、サービスが充実 独自カリキュラム(英語・モンテッソーリ等)の園も

激戦区では、認可と認可外の併願が現実的な戦略になります。具体的には次のように組み合わせるのがおすすめ。

  1. 第1〜第3希望:行きたい認可園(自分の点数で入れる可能性のある園)
  2. 第4〜第6希望:点数で確実に入れる認可園(競争率の低い園を「保険」として)
  3. 並行して認可外1〜2園に予約(認可で全部落ちた時の最終ライン)

東京都内には東京都認証保育所という独自の認可外制度もあって、保育料補助があるので負担を抑えられます。

うまくいかなかった時の備え

保活には、よくあるつまずきパターンと、不承諾になった時の挽回方法があります。両方を知っておけば、何かあっても落ち着いて対応できますよ。

よくあるつまずきパターン

つまずきパターン 対策
就労証明書の手配が遅れた 10月初めには人事に依頼、夫婦両方の分を忘れずに
第1希望のみで申し込み 5〜10園を希望順位順に書く、確実に入れる園も「保険」で含める
点数の自己評価が甘い 前年の各園「最低点」と自分の点数を冷静に比較
認可外を全くチェックしない 最低でも2園は認可外も見学・予約しておく
復職日を4月1日に設定 慣らし保育を考えて、4月中旬以降に設定
自治体スケジュールの確認漏れ 毎年の入園案内は最新版を確認(前年と微妙に違うことがあります)

不承諾だった時の挽回ステップ

もし不承諾通知が届いても、落ち込んでいる時間はもったいないです。翌週には次の動きを始めましょう

タイミング やること
即日 自治体HPで二次募集の対象園を確認、認可外候補園に空き状況を電話確認
3日以内 二次募集申込の準備、認可外園の見学・申込
1週間以内 勤務先と育休延長の相談、認可外決定なら入園手続き
育休延長を選ぶ場合 不承諾通知が育休延長の証明書類になります(厚生労働省の育児休業制度)

育休は、保育園に入れなかったなどの正当な理由があれば、最長2歳まで延ばせます。慌てて妥協する前に、選択肢を冷静に並べてみましょう。

よくある質問と回答

Q. 保活はいつから始めればいい?

A. 4月入園を目指すなら、入園希望年の前年4〜5月から情報集めを始めるのが基本です。早生まれの場合は妊娠中から動き出すのが安心ですよ。

Q. 何園見学すればいい?

A. 5〜10園が目安です。希望園が少ないと選択肢が狭まるので、認可・認可外含めて広く見ておくのがおすすめです。

Q. 復職予定がない求職中でも申し込める?

A. 自治体によります。多くの自治体では「求職活動中」の認定区分があって、優先順位は低くなりますが申込は可能です。ただし、入園後一定期間内に就労していないと退園になる場合があります。

Q. フリーランス・自営業は不利?

A. 自治体によって扱いが違います。会社員と同じように扱われる自治体もあれば、就労実態の証明がより厳しい自治体も。確定申告書、請求書、開業届などを求められることがあるので、早めに自治体窓口に確認してくださいね。

Q. 認可外に入れるのは加点になる?

A. 自治体によります。多くの自治体で「認可外利用中」は加点対象ですが、加点幅は自治体で違います(+1〜3点)。お住まいの自治体の点数表を必ず確認してください。

Q. 「育休延長狙い」で第1希望のみ書く戦略はあり?

A. 「保育園に入れなかった」ことを理由に育休を最長2歳まで延ばす戦略です。ただし、自治体によっては「特定の園のみ希望」だと不承諾通知が出ない、もしくは「保育の必要性がない」と判断されることもあります。自治体ルールを確認してから判断してくださいね。

Q. 育休からの復帰がギリギリで間に合わない

A. 慣らし保育期間(2週間〜1ヶ月)を考えて、4月中旬以降に復帰日を設定するのが現実的です。会社の人事と早めに相談しましょう。

Q. 引っ越し予定がある場合の保活は?

A. 引っ越し先の自治体での保活が必要になります。多くの自治体は「自治体内に住民票があること」を申込条件にしているので、引っ越しのタイミングと申込時期は慎重に調整してください。早めに転居先の自治体に相談を。

最後に

長くなりましたが、保活で大事なポイントをまとめておきますね。

  1. 自分の自治体の最新情報を出発点にする:全国平均ではなく、お住まいの自治体公式HPで「令和○年度 保育施設利用案内」を必ず確認してください。スケジュールも点数表も自治体ごとに違います
  2. 早めに動いて、選択肢を複数持つ:第1希望だけにこだわらず、5〜10園の見学、認可+認可外の併願、二次募集対応の準備まで、いくつかのシナリオを用意しておきましょう
  3. 不承諾でも諦めない、すぐ次の手を:不承諾通知は終わりじゃなくて、二次募集・認可外・育休延長など、次のアクションへの切替えの合図です

保活は確かに大変ですが、計画的に進めれば必ず道は開けます。最新の自治体情報を押さえながら、ご家庭にとってベストな選択肢を見つけていってくださいね。本記事が、これから保活を始めるあなたの羅針盤になれば嬉しいです。

参考にした情報源

国の公的情報

主要自治体の入園案内

PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

関連記事