【2026年最新】横浜市都筑区の保育園空き状況|港北ニュータウンの保活を整理

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こんにちは、PULMO編集部です。横浜市の保活シリーズ個別区記事の第4弾は、都筑区です。港北ニュータウンを擁し、計画的に整備された街並みのなかで、若い共働き世帯の流入が続いている区です。

横浜市の保活全体の構造については 横浜市の保育園空き状況|18区全体を「ランク制」の視点でやさしく整理 で詳しく扱っています。この記事では、都筑区に絞った最新の空き状況と、エリアごとの保活の傾向を見ていきます。

この記事でわかること

  • 都筑区の保育園の最新の空き状況(令和8年4月時点の受入可能数)
  • 0歳枠が全体の32%を占める、若い世帯向けに最適化された区の特徴
  • 港北ニュータウンならではの保育所の立地と通園動線
  • センター北・センター南・北山田・中川・仲町台などエリアごとの傾向
  • 地下鉄2路線が交差する立地条件と保活の関係

データの出典と注意点

本記事の数値は、横浜市公式「保育所等の入所状況(令和8年4月1日時点)」と、都筑区こども家庭支援課の公開情報を出典としています。

「空き枠」は新規入園に対して提示されている枠の数で、申込者数とは別の概念です。実際の入りやすさは、申込者数とのバランスで決まります。最終確認は都筑区役所こども家庭支援課(電話 045‐948‐2463)でお願いします。

都筑区はどんな区?保活の前提条件

都筑区は、1994年に港北区と緑区の一部から分区して誕生した、横浜市内で最も新しい区のひとつです。区域の大半が「港北ニュータウン」と呼ばれる計画都市で、住宅・商業・公園・教育施設がバランスよく配置されているのが特徴です。

市営地下鉄ブルーラインとグリーンラインの2路線が区内を縦横に走り、センター北・センター南の2駅で交差します。横浜市の統計でも、都筑区は20〜40代の世帯比率が市内でも特に高い区として知られ、子育てファミリー向けに設計された街として広く認知されています。

計画都市ならではの保育所配置

都筑区の保育所配置は、港北ニュータウンの都市計画と密接に連動しています。駅周辺の商業エリアには定員規模の大きい認可保育所が集積し、住宅地には小規模な認可園や認可外保育施設が点在する設計です。区内には認可保育所、認定こども園、小規模保育事業、家庭的保育事業、横浜保育室、認可外保育施設まで、横浜市内のすべての保育サービス類型が揃っています。

区内の保育施設数は44ヶ所と、港北区の118ヶ所や青葉区の68ヶ所と比べると数では控えめですが、これは計画都市らしく「規模の大きい園に集中配置」した結果です。1施設あたりの定員規模が大きく、選考のうえでは選択肢の幅広さを担保しています。

若い世帯の流入が続く区

港北ニュータウンの開発当初から都筑区を選んだ世帯が、今は子育て世代のピークを迎えています。それに加えて、新たに転入してくる若い夫婦世帯も継続的に多く、結果として0〜2歳の保育需要が他区と比較しても特徴的に強い区となっています。

都筑区の保育園、最新の空き状況

都筑区内には、令和8年4月1日時点で44の保育施設があり、合計約287枠が公開されています。施設数は市内中位ですが、年齢別の構成を見ると、若い世帯のニーズに合わせた特徴的な分布になっています。

都筑区の年齢別 受入可能数の構成出典:横浜市公式 令和8年4月1日時点(区内44施設の集計)0歳32.1%1歳14.3%3歳19.5%4歳17.4%0歳92枠(32.1%)1歳41枠(14.3%)2歳23枠(8.0%)3歳56枠(19.5%)4歳50枠(17.4%)5歳25枠(8.7%)都筑区は0歳枠が全体の32.1%(92枠) — 市平均16.7%の約2倍

最大の特徴は、0歳枠が92枠(32.1%)と全体の3分の1近くを占めていることです。市平均の0歳割合は16.7%なので、都筑区は約2倍の比率で0歳枠が確保されている計算になります。1歳枠も41枠(14.3%)と市平均7.9%の2倍弱で、0〜2歳の合計は156枠(54.4%)に達します。

逆に、5歳枠は25枠(8.7%)と市平均23.8%を大きく下回ります。これは、都筑区がまだ若い世帯中心の区であり、子育てサイクルが0〜3歳の前半期に集中している現実を反映した数字です。

主要4区と比較してわかる都筑区の特徴

本シリーズで個別記事を制作している主要4区と、参考の鶴見区を加えて比較すると、都筑区の位置づけがよく見えてきます。

都筑区と他の主要4区の比較(合計枠・1歳枠)★ 都筑区を強調(本記事の対象区) / 出典:横浜市公式 令和8年4月1日時点0200400600都筑区 ★青葉区港北区神奈川区鶴見区合計2871歳41合計4361歳32合計5701歳12合計5791歳49合計4731歳50都筑区他区の合計枠他区の1歳枠

都筑区の合計枠数287は5区のなかで最も少ない数字ですが、1歳枠は41と、神奈川区49・鶴見区50に次ぐ規模です。施設数44に対して1歳枠41ということは、1施設あたり0.93枠の1歳児新規受入があることを意味し、これは港北区の1施設あたり0.10枠と比較すると約9倍の密度になります。

「合計枠は控えめだが、若年クラスでの入りやすさは市内有数」というのが、都筑区の最大の特徴です。0歳・1歳から認可保育所に預けたい共働き世帯にとって、都筑区は市内でも有力な選択肢のひとつになります。

エリア別に見る、入りやすさの違い

都筑区は地下鉄2路線が区内を走り、駅ごとに特徴の異なるエリアが点在しています。代表的なエリアを順に見ていきます。

センター北・センター南エリア

都筑区の中心となる、市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン2路線が交差するエリアです。商業施設・公園・図書館・区役所などが集積する「街の顔」で、保育所もこのエリアに集中しています。木下の保育園センター南、ポピンズナーサリースクールセンター南、わおわおセンター北保育園、ピッコリーノ保育園、マーマセンター北保育園、アスクセンター南保育園など、定員規模の大きい認可園が複数あります。

センター北・センター南は、保育所の数が多いだけでなく、駅徒歩圏に園が集積している点も大きな魅力です。共働き世帯にとって、通勤動線上に園があるかどうかは送迎の負担を大きく左右します。このエリアは、その点で都筑区内でも特に通園利便性が高いエリアです。

中川・北山田・東山田エリア

市営地下鉄グリーンラインの中川駅・北山田駅・東山田駅を中心とするエリアです。中川駅周辺は港北ニュータウンの北側住宅街で、まなびの森中川こども園、中川小桜愛児園、エンジェルプラネット中川園、横浜市中川西保育園など、住宅地に密着した園が複数あります。

北山田エリアは、こども医療センターも近く、子育て世帯のサポート環境が整ったエリアです。東山田は工業地域と住宅地が混在し、勝田保育園、すくすく保育園、キッズフォレ東山田、やまた保育園など、地域密着型の認可園が点在しています。

仲町台・茅ケ崎・大熊エリア

市営地下鉄ブルーラインの仲町台駅と、JR横浜線の隣接エリアを含む、都筑区の南側エリアです。区役所所在地の茅ケ崎中央もこのエリア内にあります。横浜茅ケ崎保育園、横浜市茅ケ崎南保育園、なかまちっこ園、なかまちっこじゃんぷ園、わおわお仲町台保育園など、地域密着の認可園があります。

このエリアは、都筑区のなかでは比較的落ち着いた住宅街として知られ、ファミリー層の長期居住も多いエリアです。仲町台駅周辺は徒歩圏に園が複数あり、通園動線も整っています。

川和・池辺・佐江戸エリア

市営地下鉄グリーンラインの川和町駅と、JR横浜線鴨居駅近郊を含む、都筑区の南東部エリアです。川和町ぶるーべる保育園、川和保育園、都筑ひよこ保育園、池辺保育園、ブライト保育園横浜佐江戸など、駅から徒歩で行けるエリアと、バス送迎が必要なエリアが混在しています。

このエリアは、自家用車での送迎も含めた保活設計が現実的です。区内の他のエリアと比べると、保育所の競争はやや穏やかな傾向にあります。

都筑区の申し込み手順

都筑区の保育所の利用申請は、都筑区こども家庭支援課保育運営担当が窓口になります。区役所所在地は都筑区茅ケ崎中央32-1、最寄駅は市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインのセンター南駅です。

申請方法(オンライン・郵送・窓口)

令和8年度からは、マイナポータルを利用したオンライン申請が広く利用できるようになりました。共働き世帯にとっては、書類のやり取りをメールで完結できる利便性が大きく、第一の候補にしていただいて差し支えありません。

郵送申請の場合の宛先は「〒224-0032 横浜市都筑区茅ケ崎中央32-1 都筑区こども家庭支援課保育運営担当」、窓口申請は都筑区役所2階24番窓口になります。利用案内の冊子は、区役所のほか、あざみ野駅・新横浜駅の行政サービスコーナー、子育て支援センターPopola(ポポラ)とポポラサテライトでも入手できます。

月次入所申請の締切日

5月以降の月次入所申請は、入所希望月の前月10日必着がルールです。10日が閉庁日の場合は、直前の平日開庁日が締切日となります。注意点として、土曜開庁日は閉庁日とみなされるため、月次申請を計画する際は平日開庁日の締切日を必ず確認してください。

スケジュール(令和9年4月入園を想定)

令和9年4月入園を狙う場合のスケジュール感は、おおよそ次のとおりです。年度によって日程が変わるため、必ず都筑区公式の最新案内をご確認ください。

  • 令和8年9月:令和9年度の利用案内が公開、就労証明書の様式もダウンロード可能に
  • 令和8年10月:オンライン申請の受付開始
  • 令和8年11月初旬:4月一次利用調整の申請締切
  • 令和9年2月上旬:4月一次利用調整の結果通知
  • 令和9年2月中旬:4月二次利用調整の申請締切
  • 令和9年3月:4月二次利用調整の結果通知、5月以降の月次申請受付開始

認可以外の選択肢と地域子育て支援拠点

都筑区にも、認可保育所以外の選択肢が複数あります。横浜保育室、小規模保育事業、家庭的保育事業、企業主導型保育事業、認可外保育施設です。0歳・1歳の入園を狙う場合、認可外を経由しての加点取得も有効な戦略です。

区内には地域子育て支援拠点「Popola(ポポラ)」があります。妊娠期から未就学児を育てるご家庭の交流・相談スポットで、保活の情報収集にも活用できます。ポポラ本拠点に加えて、区内に「ポポラサテライト」も運営されており、利用案内の冊子配付場所にもなっています。

保育コンシェルジュへの相談は、都筑区役所で予約のうえ利用できます。複数の選択肢のなかで「どう優先順位をつけるか」を整理するのに役立ちますので、最初の見学計画を立てる前にぜひ活用してください。

公式情報・参照元リンク

本記事は、以下の横浜市・都筑区公式情報を出典としています。最新の状況は必ず公式ページでご確認ください。

都筑区役所こども家庭支援課(保育担当)の連絡先は、電話 045‐948‐2463、FAX 045‐948‐2309、メール tz-hoiku@city.yokohama.lg.jp です。お住まいの状況に合わせた個別のご相談はこちらでお受けいただけます。

横浜市全体の保活の構造、ランク制の仕組み、保育料、子育て支援制度については以下の記事でも詳しく扱っています。あわせてご覧ください。

PULMO編集部

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