【2026年最新】名古屋市の保育園空き状況を年齢・行政区別にやさしく整理

image

この記事は、名古屋市全体の保育園選びの「全体像」をやさしく整理する総覧記事です。16ある行政区を、A〜Iの9段階ランクと調整指数で動く名古屋市独自の選考体系を軸にしながら、令和8年4月の最新申込み状況とあわせてご紹介します。区ごとの細かな園情報は各区役所(民生子ども課)の公開資料をご確認いただく前提として、この記事では「名古屋市の保活って、こういう構造なんだ」という地図をお渡しすることを目指します。

この記事でわかること

  • 名古屋市の保育園選考が「A〜Iの9ランク+調整指数」で動く独自のしくみ
  • 令和7年4月、12年連続で待機児童ゼロを達成した一方で、未利用児童が1,000人を超える構造
  • 「特定の園に空きが出るまで待つ」ご家庭が増えている近年の傾向
  • 16区それぞれの入りやすさの違いと、エリア選びの考え方
  • 各区の代表園に空き枠があるかどうかをひと目で確認できる、20園の比較表
  • 第1希望から第6希望まで書けて、過去のボーダー(決定者の最下指数)が公開されている透明性
  • 全区役所に配置された「保育案内人」という独自の相談体制

データの出典と注意点

本記事の数値は、名古屋市公式「保育所等利用待機児童数」「令和7年4月保育所等1次利用申込みにかかる利用調整のボーダー表」「令和8年6月募集人数一覧(令和8年5月3日時点)」「令和8年4月1日現在の保育所等施設情報一覧(オープンデータ)」、こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ(令和7年4月1日)」、名古屋市教育・保育情報サイト「ここなご」、および各区役所が公表する保育施設募集人数表を出典としています。

市全体の数字と、お住まいの行政区ごとの状況は、傾向が大きく異なります。空き枠は退所者の発生によって日々変動します。最終的な確認は、必ずお住まいの区役所民生子ども課または最新の市公式情報でお願いします。

名古屋市の保活は「A〜Iの9ランク」と調整指数で決まる

名古屋市の保育園選考で最初に知っておきたいのは、申込者の優先順位が「A〜Iの9段階ランク」と、その中での「調整指数」という二段構えで決まるという点です。多くの自治体が父母それぞれの基本点数を合算する数値スケール(東京23区は40〜50点満点、大阪市は200点満点)を採用するなか、名古屋市はまずアルファベットのランクで大きく仕分け、その中で加減点による順位づけを行います。

これは「シンプルさを優先したい」からではありません。共働きフルタイム世帯が市内中心部に集中するなか、ランクという大括りの区分で「保育の必要性の核心(就労時間・障害・疾病など)」を判定したうえで、世帯固有の事情を調整指数で反映する設計です。父母のランクが異なる場合は、低いほうのランクが世帯のランクとして適用されます。

名古屋市の保活で押さえる4つのポイント

  1. 共働きフルタイムは「Aランク」——1日4時間以上かつ週4日以上で、週40時間以上の就労が父母どちらもAランクの基本条件
  2. 父母で違うランクは低いほうを採用——合算でも平均でもなく「低いほう」(後段で具体例とともに詳しく解説)
  3. 調整指数で同ランク内の順位が動く——きょうだい在園・認可外加点・ひとり親加点などで同じAランク内の順位が決まる
  4. 過去のボーダーが公開されている——「決定者の最下ランク・指数」を市が毎年PDF公開しており、戦略を組み立てやすい透明性のある制度

A〜Iの9段階ランク——名古屋市の利用調整基準表

名古屋市公式の「利用調整基準表」では、保護者が保育を必要とする理由(就労、産前産後、病気・けが、障害、親族介護、災害復旧、就学、求職中、育児休業中の利用)ごとにランクが定められています。父母それぞれの状況からランクを判定し、低いほうのランクが世帯全体のランクとして適用される仕組みです。

就労を理由とする場合のランクは、「1日4時間以上かつ週4日以上の勤務」を満たしたうえで、週の合計勤務時間でA〜Dに分かれます。日数要件を満たさない場合は、月64時間以上の勤務でFランクに該当します。

ランク 該当する主な状況(就労・産前産後・病気・障害・介護・就学・その他)
A 就労:1日4時間以上かつ週4日以上で、1週40時間以上勤務
病気・けが:入院または入院に相当する治療や安静を要する自宅療養で常に病臥している
障害:身体障害者手帳1〜2級・精神障害者保健福祉手帳1〜2級・愛護手帳(療育手帳)所持で、保育が常時困難
親族の介護:月20日以上かつ週40時間以上、病人や障害者の介護等で保育が困難
災害復旧に従事(または国等が指定する事業継続必要事業に従事)
B 就労:1日4時間以上かつ週4日以上で、1週30時間以上勤務
病気・けが:通院加療を行い、常に安静を要するなど保育が常時困難
障害:身体障害者手帳3級または精神障害者保健福祉手帳3級所持で保育が困難
C 就労:1日4時間以上かつ週4日以上で、1週24時間以上勤務
親族の介護:月16日以上かつ週24時間以上の介護で保育が困難
就学:月16日以上かつ週30時間以上の就学
D 就労:1日4時間以上かつ週4日以上で、1週16時間以上勤務
病気・けが:通院加療を行い、月16日以上かつ週16時間以上の安静が必要
障害:身体障害者手帳4級所持で保育が困難
就学:月16日以上かつ週24時間以上の就学
E 親族の介護:月16日以上かつ週16時間以上の介護で保育が困難
就学:月16日以上かつ週16時間以上の就学
F 就労:1日4時間以上かつ週4日以上の勤務には該当しないが、月64時間以上働いている
G 就労予定(これから就労を開始する場合・実態に基づくランクから1ランクダウン)
H 産前産後:出産予定日の前後各8週間の期間にあり、出産の準備または休養を要する
病気・けが:通院加療を行い、月16日かつ週16時間に満たない安静が必要
求職中
育児休業中の利用(3歳以上、翌年度以降の復帰)
I 育児休業延長許容を選択した世帯(申込書の「育児休業からの復職意思の確認」欄で「希望する保育所等に入所できない場合は育児休業の延長も許容できる」を選択した場合、保育の必要な事由にかかわらずIランクに下がる)

出典:名古屋市「利用調整基準表」(令和7年度版)をもとにPULMO編集部が整理。表は概要であり、正確な判定は各区民生子ども課にご確認ください。父母でランクが異なる場合は低いほうのランクが世帯ランクとして適用されます。内職・自営業専従者は就労実態に基づくランクから1ランクダウン、育休復帰当月時点の場合は2ランクダウンの取扱いがあります。「11 その他」(児童福祉の観点や子どもの発達支援のために社会福祉事務所長が特に必要と判断した場合)は別途判断されるため上表には含めていません。

⚠️ 名古屋市の「神ルール」——時短勤務でもAランクをキープできる

時短勤務や部分休業を取得していても、ランク判定は「休業がない場合の勤務時間」で行われます。たとえば本来週40時間勤務のフルタイム正社員が、育休復帰後に週30時間の時短勤務をしていても、ランク判定上は「週40時間勤務」としてAランクが適用されます。これは他の政令市にはあまり見られない名古屋市の独自運用で、育休復帰直後でも時短勤務を理由にランクが下がる心配がなく、保活戦略上きわめて重要なポイントです。

※勤務時間は、残業時間を含まず、休憩時間(1日1時間上限)を含んだ規定の時間を指します。「就労時間が日によって異なる場合は平均的な勤務時間で判断」されます。複数の保育の必要な事由に該当する場合、主たる要件のランクを基に利用調整されます。

❌ よくある勘違い——「夫婦のランクは合算」ではなく「低いほう」が世帯ランク

「夫がAランクで、私がDランク。足すと真ん中くらいだから、Bランクで申し込めるかな?」——これは名古屋市の保活でとても多い勘違いです。父母のランクを足したり平均したりすることはなく、必ず低いほうのランクが世帯ランクとして適用されます。

具体例

夫:週40時間勤務 → Aランク
妻:週16時間勤務 → Dランク
世帯ランク = Dランク(低いほう)

同じ要領で、夫A・妻F → 世帯F、夫A・妻H(求職中) → 世帯H、というように、片方の親のランクが低いと、世帯全体としてそのランクで利用調整に並ぶことになります。夫婦のどちらか一方でも勤務時間が短かったり、求職中だったりする場合、世帯のランクは「いちばん厳しい状況の親」に引きずられる、と覚えてください。

「就労証明書」が最後のカギ——会社に依頼する前にランクを確認

ここまでランク表を見ていただきましたが、実際にあなたのランクが何になるかは、最終的に「就労証明書」の記載内容で決まります。就労証明書はご家庭ではなく勤務先の人事担当者・上司が記入する書類で、申込書に添付して提出します。記載される項目は次のとおりです。

  • 1週あたりの勤務日数(週4日以上か、週3日以下か)
  • 1日あたりの勤務時間(4時間以上か、4時間未満か)
  • 1週あたりの合計勤務時間(40時間以上か、30時間以上か、16時間以上か など)
  • 休憩時間・残業時間の取扱い
  • 育児短時間勤務(時短勤務)を利用している場合、本来の所定労働時間

つまり、会社に就労証明書を依頼する前に、あなた自身が「いまの働き方でAランクが取れるか」をランク表と照らし合わせて確認しておくことが大切です。記載依頼時に「ここはこう書いてほしい」と具体的に伝えられるかどうかで、申込時のランクが変わることがあります。

特に注意したい3つのケースを挙げておきます。

就労証明書で見落としやすい3つのポイント

  1. 時短勤務中の方は「本来の所定労働時間」を書いてもらう:神ルール(休業がない場合の勤務時間で判断)を活かすためには、就労証明書に時短勤務適用前の労働時間が記載されている必要があります
  2. 休憩時間の扱いを確認:名古屋市は1日1時間を上限として休憩時間を含んだ規定時間で判定するため、休憩時間が長すぎると勤務時間がカウントから外れる可能性があります
  3. 勤務日数と勤務時間の組合せを意識:週40時間でも、週4日以上の勤務でなければAランクには該当しません。勤務日数欄の記載がランクを左右します

就労証明書のフォーマットは、市の「ここなご」サイトからダウンロードできます。記入を依頼する前に一度フォーマットを確認し、ご自身の働き方が表のどこに当てはまるかを把握しておいてください。利用調整基準シミュレーションで事前にランクを試算しておくのも有効です。

この表からわかる通り、「Aランク」と一言でいっても、就労以外にも病気・障害・親族の介護・災害復旧などさまざまな理由で該当しますフルタイム共働き世帯は就労を理由としたAランクから始まるのが一般的ですが、それ以外の事情を持つご家庭にも、同じAランクで並ぶ申請者が一定数いる前提で考えるのが現実的です。

育休延長を許容するとIランクに下がる——事実上の「不承諾通知狙い」扱い

名古屋市の独自運用で押さえておきたいのが、「育休延長を許容できる場合はIランクに下がる」という取扱いです。教育・保育給付認定申請書兼保育利用申込書の「育児休業からの復職意思の確認」欄で、「希望する保育所等に入所できない場合は育児休業の延長も許容できる」を選択した場合、保育の必要な事由にかかわらずランクがIに下がります。

これは原則として「同一世帯からの同一年度内の申込みすべてに適用」されるため、第1希望から第6希望までのすべての園に対してIランクで利用調整されることになります。

⚠️ Iランクは事実上の「不承諾通知狙い」扱い——内定が出にくい運用

名古屋市の利用調整はA→B→C→D→E→F→G→H→Iの順に並べて、ランクの高い世帯から順番に空き枠に当てはめていきます。Iランクは最後尾なので、A〜Hランクの世帯で定員が埋まった園には、Iランクの世帯まで順位が回ってきません。

公式の利用調整基準表にも「Iランクの場合も希望する施設の定員に空きがある等の場合には利用決定します」と明記されています。裏を返せば、A〜Hランクで埋まらず空きが残った園に限り内定が出る運用です。実務上、人気園では空きが残ることはほぼなく、申込みをした全希望園で保留となることが多いのが実情です。

育休給付金の延長要件として「入所不承諾通知」が必要なご家庭にとっては、この仕組みが「不承諾通知を確実に受け取りたい」という意思表示の役割を果たします。「育休延長を許容できる」を選択することは、単に順位が下がるだけでなく、「入所より延長を優先したい」という意思表明として扱われると考えてください。

注意したいのは、このチェックの効果は同一年度内のすべての申込みに及ぶ点です。途中で「やっぱり復職したい」と気持ちが変わっても、その年度内は申込済みの全希望園に対してIランク扱いが続きます。チェックを入れるかどうかは、お住まいの区の保育案内人に相談したうえで、復職時期の意思を整理してから決められることをおすすめします。

なお、令和7年4月以降、育児休業給付金の延長手続き(ハローワーク)では「保育所等の利用申込みを行ったが、保育の利用ができなかった」ことの審査が厳格化され、申込書の写しや市町村発行の通知書の提出が必要となりました。「育休延長許容」の意思表明は、こうした全国的な制度改正とも整合する運用と考えられます。

調整指数で同じランクの中の順位が動く

同じAランクのなかで一歩前に出るために効いてくるのが、調整指数です。代表的な加点項目は次のとおりです。

  • 申込児を認可外保育施設等に有償で預けている(申込時点で保育の必要な事由がある場合)
  • 育児休業の満了に伴う職場復帰
  • ひとり親家庭
  • きょうだいがすでに同じ保育所等に在園している(同一施設への申込み・変更の場合)
  • きょうだい同時に申込みをする場合
  • 小規模保育事業所・家庭的保育事業所・乳児専門保育所等の卒園児
  • 保護者や同居家族に身体障害者手帳・愛護手帳・精神障害者保健福祉手帳の所持者がいる世帯

一方で、減点になる項目もあります。同一区内(支所管内にお住まいの方は同一支所管内)に保育可能な65歳未満の祖父母が別居している場合などが代表例です。

名古屋市は利用調整基準の詳細を公式PDFで公表しており、市の「ここなご」サイトには利用調整基準シミュレーションもあります。申込み前に、ご自身の世帯ランクと調整指数を試算しておくと安心です。

過去のボーダーが公開されている——名古屋市の透明性

名古屋市の利用調整制度でもっとも特徴的なのが、過去のボーダー(決定者の最下ランク・指数)がPDFで公開されている点です。市の「保育所等認可施設・事業所一覧」ページで、「令和7年4月保育所等1次利用申込みにかかる利用調整のボーダー表」「令和6年4月のボーダー表」がそれぞれダウンロードできます。

ボーダー表には、市内すべての認可保育施設について、年齢クラスごとの「決定者の最下ランクと調整指数」が記載されています。「うちはAランク・調整指数+◯点だから、この園のこのクラスなら過去実績ベースで届きそう」という事前判断ができる、全国でも珍しい透明性の高い制度です。

ただし、ボーダーは受入れ人数や申込み状況等により毎年変動します。希望順位の戦略を組むうえでの目安にはなりますが、絶対的な保証ではない点にはご注意ください。

どの保育園に空きがあるかは、どこで確認できる?

名古屋市の保育施設の空き情報は、市・区・公式LINEの3つのルートで確認できます。それぞれの特徴を整理します。

① 名古屋市教育・保育情報サイト「ここなご」と「ここdeサーチ」

名古屋市は、認可保育所・認定こども園・地域型保育事業の施設情報を、教育・保育情報サイト「ここなご」で公開しています。所在地・教育保育内容・利用定員・地図情報まで、施設選びの一次情報がここに集約されています。

さらに、地図上で施設を検索できる「ここdeサーチ」(子ども・子育て支援情報公表システム)も利用できます。スマートフォンからブラウザで閲覧でき、お住まいの近くの保育所等を地図ベースで確認できます。

② 各区役所のホームページ——施設別・年齢別の月次更新

より詳細な、毎月の空き枠数を知りたい場合は、お住まいの区役所のホームページで公開されている募集人数表を確認してください。各区は利用希望月の前月1日に当月分の募集人数表を公開しており、4月入所の年は11月から3月にかけて2週間に1回ペースで更新されます。

区ごとに表現や公開フォーマットが違うため、各区ホームページの直接確認が確実です。後述の「16区を眺めてみる」セクションで、各区ホームページへのリンクを整理しています。

③ 名古屋市公式LINE——24時間自動応答

名古屋市は公式LINEアカウントでの保育所等情報提供も行っています。「名古屋市」公式LINEを友だち追加すると、保育所等の利用方法や申込みに関する簡単な問い合わせに、24時間自動応答で対応する仕組みです。育休中の早朝・深夜のスキマ時間に確認したい方には便利な手段です。

申込み期限は、4月利用の1次申込みが12月10日(水)まで、追加受付(2次申込み)が3月10日(火)までです(令和8年度実績)。年度途中の利用希望は、利用開始月の前月15日が締切です。空き情報を確認したら、迷わず申込み書類の準備を始めるのが鉄則です。

「12年連続待機児童ゼロ」と「未利用児童1,000人超」のあいだに

名古屋市の保活を語るうえで欠かせないのが、12年連続で達成されている「待機児童ゼロ」と、その裏側にある「未利用児童」の増加です。市は令和7年4月1日時点でも待機児童ゼロを継続しており、これは平成26年(2014年)から続く成果です。背景には、平成23〜24年に1,000人超のワースト1だった時代に、賃貸型保育園整備に重点予算を組んで急速に供給を拡大したことがあります。

一方で、希望した保育所等の利用に至っていない未利用児童は、令和7年度時点で1,000人を超えています。令和3年4月時点で759人だった未利用児童は、その後の保育需要拡大とともに増加傾向にあり、市公表のデータでも近年の増加が確認できます。「12年連続ゼロ」と「未利用児童1,000人超」のギャップは、名古屋市の保活のリアルを最もよく表しています。

「待機児童」と「未利用児童」の違い

「待機児童」は国(こども家庭庁)の調査要領に基づいてカウントされる人数です。育休延長を希望して申請を保留した方、特定の園のみを希望していた方、認可外施設や企業主導型保育を利用している方、求職活動を休止した方などは、未利用児童にはカウントされても、待機児童からは除外されます。
名古屋市が公表する未利用児童は、こうした「制度上は待機児童にカウントされない世帯」をすべて含めた数字です。「入りたい園に入れなかった」という意味では、こちらの数字のほうが現実に近いといえます。

未利用児童の多くは「特定の園にこだわった結果」

名古屋市の未利用児童の特徴として、その多くが「特定の保育所利用を希望している」ご家庭である点が挙げられます。きょうだいが在園している園と同じ園に通わせたい、通勤動線上の特定の園を希望している、自宅から徒歩圏内の特定の園のみで考えている——こうしたご家庭が、希望と空きのミスマッチで未利用児童となっています。

名古屋市の場合、市公表データを見る限り、市域全体としては保育所の量的不足は概ね解消されています。希望園を広げれば、どこかの施設には入れる可能性が高いのが現状です。一方で、人気の高い特定園・特定エリアに集中する申込みは、過去のボーダーを参照しながら現実的に判断する必要があります。

就学前児童数は減少局面に入っている

名古屋市の就学前児童数は、平成28年頃をピークに減少傾向に転じています。一方で、保育所等利用申込児童数は増加を続けており、就学前児童数に占める保育所等利用希望者の割合は、平成28年の36.9%から令和3年には45.0%まで上昇しました。共働き世帯の増加と育休復帰希望の浸透が、未就学児童数の減少を上回るペースで保育需要を押し上げてきた構図です。

名古屋市の保育園整備方針も、近年は「量的拡大から質の向上へ」と重点が移っています。新規開設の保育所は減り、既存園のリニューアル改修や公立保育所の社会福祉法人への移管が中心となっています。これからの数年は、保育所の量と需要のバランスが拮抗していく局面が続くと見られます。

名古屋市の保育料——3〜5歳は無償、0〜2歳は所得別

名古屋市の保育料(利用者負担額)は、3〜5歳児クラスは国の幼児教育・保育の無償化により所得制限なし・全世帯無料です。0〜2歳児クラスは住民税非課税世帯のみ無料で、それ以外は世帯の市民税所得割額に応じて階層別に決まります。

第2子・第3子の軽減は「条件付き」

大阪市や東京都が0〜2歳の第2子保育料を全世帯無償化しているのとは対照的に、名古屋市の0〜2歳第2子の保育料軽減は世帯所得による条件付きです。

  • 市民税所得割額57,700円未満の世帯:子どもの年齢にかかわらず、第2子は保育料半額、第3子以降は無料
  • 市民税所得割額57,700円以上の世帯:同一世帯に対象施設を利用している就学前のお子さんがいる場合に限り、第2子は半額、第3子以降は無料

一方、18歳に達した以後の最初の3月31日を迎えるまでのお子さんが3人以上いる世帯については、保育所等を利用する第3子以降のお子さん(満3歳に達した以後の最初の3月31日まで)の保育料が無料となります。これは所得制限のない名古屋市独自の軽減策です。

東京都が令和7年9月から0〜2歳児第1子の保育料も無償化したのに対し、名古屋市は現時点で第1子の有償方針を維持しています。他の政令指定都市と比較すると同水準ですが、東京都との差は意識しておきたいポイントです。

3〜5歳の副食費は条件付き免除

3〜5歳児クラスの保育料は無償ですが、給食の副食費(おかず・おやつ等)は実費負担です。ただし、年収360万円未満相当世帯と、全世帯の第3子以降のお子さんについては副食費が免除されます。主食費・通園送迎費・行事費等はいずれも実費負担で、施設ごとに金額が異なります。

保育料の階層区分や算定の詳細は、名古屋市の保育料の決まり方もあわせてご覧ください。

16区を代表する20園——空き枠と各区への入り口

名古屋市16区にはそれぞれ、地域の保活で軸となる代表的な保育園があります。ここでは、令和8年5月3日時点で公表された「令和8年6月募集人数一覧」をもとに、合計枠数の多い大型園や、0〜1歳に空きが見込める園、各区から最低1園を、16区から計20園編集部で抜粋しました。

各園の最新の空き情報は、所在区の各区民生子ども課または市公式のオープンデータ(列の最右にリンクあり)でご確認ください。

表の凡例

数値は令和8年6月募集人数(令和8年5月3日時点・名古屋市公式オープンデータ)の空き枠数(人)/「-」はクラス設定なし/「←」は左隣のクラス年齢と合わせて募集/赤字は0または1歳児クラスに空きあり(保活の主戦場)/最新情報は所在区民生子ども課でご確認ください

施設名 産明け 6ヶ月〜 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 所在区ページ
千種 星ヶ丘保育園 1 5 2 0 3 1 7 千種区
てとろ明倫保育園 2 0 0 0 0 1 東区
水草保育園 2 1 5 3 8 6 北区
黒川ほのぼの保育園 0 1 0 0 1 0 北区
西 名古屋厚生会館第二保育園 1 1 3 0 0 0 0 西区
中村 中村保育園 13 0 0 4 6 6 中村区
中村 ささしまちとせ保育園 8 0 0 0 0 0 中村区
認定こども園正木幼児園 0 8 2 3 10 中区
中保育園 2 0 0 0 0 7 7 中区
昭和 まつかぜ保育園 5 1 0 1 1 0 昭和区
瑞穂 軍水保育園 3 6 0 0 0 6 1 瑞穂区
熱田 高蔵保育園 2 2 1 0 4 11 12 熱田区
中川 ちゃいれっく万場保育園 3 3 0 0 0 0 中川区
白鳩保育園 3 8 2 2 2 1 港区
辰巳幼児園 3 6 6 4 1 0 4 港区
笠寺幼児園 9 10 11 2 7 1 南区
守山 フィリオ森孝東保育園 8 1 2 0 1 4 守山区
えにし保育園 0 2 8 0 0 0 0 緑区
緑すみれ保育園 1 4 3 10 6 1 緑区
名東 牧野池保育園 1 8 4 0 2 10 13 名東区
天白 一本松保育園 1 1 2 3 13 7 天白区

出典:名古屋市公式「保育所等 令和8年6月募集人数一覧」(令和8年5月3日時点)/編集部で16区から計20園を抜粋。掲載は所在区別。空き枠数は退所等で日々変動するため、最新情報は所在区民生子ども課でご確認ください。

20園のなかで「1歳枠が見える」園は11園

名古屋市の保活の主戦場は1歳児クラスの4月入園ですが、令和8年6月時点で1歳児クラスに空きが確認できる園は、上記の20園中11園です。認定こども園正木幼児園(中区・1歳8枠)、白鳩保育園(港区・1歳8枠)、えにし保育園(緑区・1歳8枠)、辰巳幼児園(港区・1歳6枠)、緑すみれ保育園(緑区・1歳4枠)、牧野池保育園(名東区・1歳4枠)あたりが特に豊富で、1歳途中入所を狙うご家庭にとって心強い選択肢です。

市内中心部の中区でも、認定こども園正木幼児園のように1歳枠が8出ている園があります。「都心は1歳枠が絶望的」と思われがちな名古屋市でも、施設の特性によっては現実的な選択肢が見えてきます。

公立大型園は「最後の砦」として機能している

20園のなかには、公立保育園が複数(中保育園、水草保育園、中村保育園、笠寺幼児園、一本松保育園など)入っています。公立保育園は、各区の保活の「最後の砦」として機能しており、特に3〜5歳の枠が比較的豊富です。1歳・2歳で認可保育所に入れなかった世帯にとって、3歳以降の進級先・転園先として現実的な選択肢になります。

笠寺幼児園(南区)・牧野池保育園(名東区)・一本松保育園(天白区)など、4〜5歳の枠が10名以上ある園もあり、年度途中の転居・転入で就学前にもう一度認可入園を狙うご家庭の受け皿になっています。

「産明け」枠が示す、0歳4月入園のリアル

名古屋市の募集人数一覧には、ほかの政令市にはあまり見られない「産明け」という独自の年齢区分が登場します。これは、産休明け(おおむね生後2か月)から預けられる0歳児クラスのことで、6ヶ月以上から預けられる0歳クラスとは別建てで運用されている園もあります。中村保育園(産明け13枠)、笠寺幼児園(産明け9枠)、ささしまちとせ保育園(産明け8枠)など、産明け枠が大きい園は、産休明け早期から復職を目指すご家庭の貴重な受け皿です。

表中の「←」は、左隣のクラス年齢(産明け)と合わせて募集していることを示します。たとえば「産明け5・6ヶ月以上←」となっていれば、産明けクラスの5枠の中で6ヶ月以上のお子さんも一緒に募集している、という意味です。表中の「-」はそのクラス自体が設定されていない園です。

16区を眺めてみる——区ごとの傾向と入り口

名古屋市は16の行政区で構成されています。市が選考ルールを統一しているとはいえ、実際の入りやすさは行政区によって大きく違います。理由はシンプルで、各区にある園の総枠数と、その区に住む0〜5歳児の人数・申込み傾向のバランスがまったく違うからです。

名古屋市の16区を、地理的な位置でゆるくグループに分けながら、保活の傾向を見てみましょう。お住まいの区の最新の空き情報は、各区ホームページのリンクからご確認ください。

市内中心部(中区・東区・中村区・西区・北区)

名駅・栄・丸の内・大須など、名古屋のビジネスと商業の中心を抱える5区です。タワーマンションの建設ラッシュが続き、ファミリー層の都心回帰が進んでいるエリアです。

中区(栄・丸の内・大須・伏見)

名古屋随一の都心区。「プラウドタワー名古屋錦」「ザ・ファインタワー久屋大通」「グランドメゾン大須門前町通」などタワマン建設が続き、令和6年中の人口増加が市内でも特に顕著な区のひとつでした。生産年齢人口比率75.1%は市内最高で、共働きフルタイム世帯の流入トレンドが強いエリアです。
その反面、年少人口比率5.9%は市内最低で、もともと子ども人口は薄い区。タワマン入居に伴う保育需要が、既存の保育所容量と急速にバランスを取り直している局面と見られます。

東区(高岳・白壁・葵・泉)

桜通線「高岳」「久屋大通」周辺、武家屋敷の名残が残る白壁・主税町など、文教地区と都心の両方の顔を持つ区。「AOI CROSS TOWER」をはじめ近年タワマン整備が続いており、教育熱心な高所得ファミリー層の流入が目立つエリアです。市内でも文化的環境を重視するご家庭の選択肢として位置づけられています。

中村区(名駅・笹島・中村公園)

名古屋駅西側、リニア中央新幹線の開業を見据えた再開発の中心地。「NAGOYA the TOWER」「リニアゲートタワー名古屋」「プラウドタワー名駅南」などの大型タワマンが竣工・建設中で、職住近接ニーズが極めて強い区です。一方、中村公園・本陣エリアには昔ながらの住宅地もあり、エリアによって保活の難易度が大きく違います。

西区(浄心・庄内通・上小田井・則武)

名駅から北西へ広がる住宅エリア。「ノリタケの森地区再開発」に伴って竣工した「ザ・パークハウス名古屋」(総戸数462戸)など、ファミリー向け大規模マンションの整備が続きます。鶴舞線・東山線沿線の利便性と、住宅地としての落ち着きを両立しているエリアです。

北区(黒川・大曽根・上飯田)

名鉄瀬戸線・上飯田線・地下鉄名城線の交差エリア。住宅地としての落ち着きと、都心へのアクセスを両立する区。ファミリー層の長期居住に向いた住環境で、保育需要も安定的に推移しています。

市内東部・北東部(千種区・名東区・守山区・昭和区)

東山線・名城線・東部の住宅エリアを中心とする4区です。教育環境を重視するファミリー層に人気が高く、保活の難易度がエリアにより大きく分かれます。

千種区(千種・覚王山・本山・星ヶ丘)

名古屋大学のキャンパス、覚王山・本山の文教住宅地、星ヶ丘の高級住宅街を抱える、市内でも教育熱心ファミリー層が集中する区。転勤族のご家庭も多く、タイミングによっては空きが出やすいエリアとも言われます。

名東区(藤が丘・一社・上社)

東山線・リニモ沿線、戸建て住宅地が中心の住宅区。区役所に2名の保育案内人が配置されており、保活サポートが手厚い区のひとつです。転勤族の入れ替わりが比較的多いため、年度途中の空きも狙えるエリアです。

守山区(小幡・大森・志段味)

市内北東部の住宅地。志段味エリアでは平成19〜24年に学区が新設されるほどファミリー層の入居が続いてきたエリアで、保育需要も継続的に発生しています。広い区域に園が点在するので、通勤動線と通園動線をすり合わせる検討が大切です。

昭和区(御器所・八事・川名)

名城線・鶴舞線沿線、八事の文教住宅地を擁する区。住環境が落ち着いており、ファミリー層に根強い人気があります。

市内南部・西部(瑞穂区・熱田区・中川区・港区・南区)

市内南部の5区。住宅地と工業地が混在し、エリアによって保活の傾向が大きく違います。

瑞穂区(瑞穂運動場・桜山・新瑞橋)

名城線沿線の住宅地で、市内でも特に保育施設の募集人数情報がきめ細かく公開されている区。瑞穂区の保育施設利用申し込みページには、令和8年4月の2次募集人数がPDFで掲載されています。

熱田区(熱田神宮・神宮西)

市内最小人口67,528人の区。区域が小さい分、保育所の選択肢も限られますが、申込みも比較的少なく、入りやすさという意味では穴場と言われることもあります。

中川区(高畑・八田・尾頭橋)

名古屋市南西部の住宅地。区内マスコット「ナッピー」とともに、独自の保活情報ポータル「なかがわっ子」を運営しており、保活情報の発信に積極的な区です。令和9年度から公立「中島保育園」「富田第一保育園」のリニューアル改修が予定されています。

港区(港区役所・金城ふ頭・東海通)

名古屋港エリアと、東海通・港区役所周辺の住宅地が広がる区。施設数が多く、エリアごとに需給バランスが異なります。

南区(本笠寺・桜本町・新瑞橋)

市内でも老年人口比率30.1%と高い区で、保育需要は減少傾向。一方で、住宅地のリニューアルが進む地区もあり、エリアごとに保活事情が分かれます。

市内南東部(緑区・天白区)

市内南東部の住宅エリア。緑区は名古屋市最大人口247,665人で、年少人口比率14.1%も市内最高。ファミリー層が長期居住する代表的なエリアです。

緑区(鳴海・有松・徳重・神の倉)

市内最大人口・年少人口比率最高の住宅区。徳重・神の倉・滝ノ水エリアでは平成以降に学区が次々と新設されており、子育て世帯の流入が継続しています。一方で、未利用児童が市内で特に多い区としても知られており、人気園に絞った保活は早めの準備が肝要です。区ホームページでは、種別順・学区順の月次募集人数表PDFが公開されています。

天白区(植田・原・平針・八事)

鶴舞線沿線、公共交通機関の整備とともに住宅地として発展してきた区。緑区と並んで未利用児童が多い区として知られています。天白区の令和8年4月利用申込みページに、区版申込み案内のPDFが掲載されています。

これら16区はそれぞれ独自の事情を抱えており、ランク・調整指数だけでなく「どの区のどのエリアの園を希望するか」「過去のボーダーがどの水準だったか」が、名古屋市の保活では決定的に重要です。お住まいの区の最新の申込状況は、必ず各区役所民生子ども課または上記の区ホームページでご確認ください。

認可以外の選択肢

名古屋市の保活では、認可保育所や認定こども園のほかにも、複数の選択肢があります。それぞれの位置づけを整理しておきましょう。

小規模保育事業所と家庭的保育事業所

小規模保育事業所は、0〜2歳児を対象とした6〜19人定員の認可施設です。家庭的保育事業所は、家庭的な雰囲気のなかで少人数を保育する事業で、いずれも認可保育所と同じく市の利用調整の対象になります。

これらの事業所を卒園した3歳児は、認可保育所への進級時に調整指数の加点対象となります。0〜2歳のあいだは小規模園で過ごし、3歳から認可保育所へ進級する形は、激戦エリアでの定番戦略のひとつです。

さらに、多くの小規模保育事業所は「連携施設」を設定しており、卒園後の3歳児受入先として特定の認可保育所・認定こども園を確保しています。連携施設の優先枠を利用する場合は、毎年8月に受付があり、通園中の保育施設を通じて7月下旬頃に案内が届きます。「3歳の壁」を回避する手段として、小規模園選びの際は連携先まで含めて確認することが大切です。

認可外保育施設と認可外加点

自治体の認可を受けていない認可外保育施設は、申込窓口・利用料・保育内容がそれぞれ独自に決まります。利用料は園ごとに大きく差があり、家計負担と加点メリットのバランスを慎重に考える必要があります。

名古屋市では、申込時点で保育の必要な事由があり、申込児を認可外保育施設等に有償で預けている場合に、調整指数の加点対象となります。Aランク世帯同士が並んだ際の決定打になる場合があるため、過去のボーダー表を確認して「Aランク+1点が必要」というような目安が見えていれば、認可外加点を取りに行く戦略も検討できます。

企業主導型保育事業

企業が従業員のために設置する企業主導型保育事業は、社員枠と地域枠があります。地域枠を利用する場合は、各施設に直接申し込む形になります。名古屋市内にも企業主導型施設が多数あり、特に名駅・栄エリアではビジネス街に併設された施設の選択肢も豊富です。

産休あけ・育休あけ保育の予約制度

名古屋市は、お子さんが生まれる前から、産休・育休明けの復職時期に合わせて入所予約ができる「産休あけ・育休あけ保育の予約」制度を設けています。出産前から復職時期を見据えた保活を進められる仕組みで、対象施設や受付時期は施設ごとに異なります。詳しくは、お住まいの区役所民生子ども課に確認してください。

申し込み前に知っておきたいこと

名古屋市の保育園申込みは、毎年細かな運用が変わります。最後に、申込手続きで押さえておきたいポイントを整理します。

まずは、お住まいの区の保育案内人に相談を

名古屋市の保活で、申込み前にぜひ活用していただきたいのが、各区役所(民生子ども課)と全支所(区民福祉課)に配置されている「保育案内人(ほいくあんないびと)」です。保育を希望する保護者の方の相談に応じ、個別のニーズや状況に最も合った保育資源や保育サービスの情報提供を行う保育専門相談員で、無料で相談できます。

名東区のように区役所に2名の保育案内人を配置している区もあり、区ごとの保育事情に精通しています。「うちのランクで、どの園なら現実的に入れる見込みがあるか」「過去のボーダー表をどう読めばいいか」「育休延長を許容することの影響をどう考えるか」「認可外加点を取りに行くべきか」といった判断は、保育案内人への相談で具体的な道筋が見えてきます。

出産前や育休中の早い段階から相談を始めることで、申込み締切の12月までに無理なく準備を進められます。

第6希望まで書ける——希望順位は内定園決定の参考

名古屋市の利用申込書には、第1希望から第6希望までの保育所等を記入できます。利用調整は申込書に記入された施設について行われ、希望順位が高い園から順番に空き枠とランク・指数を照合します。

大阪市のように「希望順位そのものが選考要素になる」運用とは異なり、名古屋市では希望順位は内定園を決める際の参考に使われます。第1希望の園で他の世帯と並んでも、ランクと調整指数で決まる順位が基本です。ですから、本命の園を第1希望に置きつつ、現実的に入れる可能性のある園を第2〜第6希望にバランスよく並べる戦略が有効です。

申し込みスケジュール(令和9年4月入園を想定)

令和9年4月入園を狙う場合のスケジュール感は、おおよそ次のとおりです。年度によって日程が変わるため、必ず名古屋市公式の最新案内をご確認ください。

  • 令和8年9月:広報なごや9月号(各区版)に令和9年4月利用申込みの概要が掲載される
  • 令和8年10月15日頃:1次申込みの受付開始(区役所民生子ども課、またはオンライン)
  • 令和8年11月下旬:オンライン申込みの締切
  • 令和8年12月10日頃:1次申込みの窓口・郵送受付の締切
  • 令和9年2月中旬:1次申込みの結果通知発送
  • 令和9年2月中旬〜3月上旬:2次申込みの受付
  • 令和9年3月下旬:2次申込みの結果通知

名古屋市は、ほぼ全区でオンライン申込みに対応しています。区役所ごとに専用のオンライン申込みページが用意されているので、お住まいの区のページからアクセスしてください。オンライン受付後、職員による内容確認に2週間程度かかります。

市外在住者は転入予定の書類で対応

名古屋市外にお住まいで、市内の保育施設の利用を希望する場合は、お住まいの区市町村経由で名古屋市に申込みを行います。利用開始希望日までに名古屋市内に転入される方で、申込み時点で転入先の住所が確認できる場合は、転入前に転入先の区の区役所民生子ども課・支所区民福祉課に直接申込むことができます。

新築マンションへの入居予定で、まだ引渡し前というケースでも、売買契約書や賃貸借契約書があれば認められます。なお、令和7年1月1日時点の住所地が名古屋市以外の方は、収入・税額の確認ができる書類の提出が必要です。

保育料は市内で統一

名古屋市の保育料は、市内全16区で同じ算定式が適用されます。世帯の市民税所得割額に応じて階層が決まる仕組みで、行政区によって保育料が変わることはありません。詳しくは 名古屋市の保育料の決まり方 をあわせてご覧ください。

公式情報・参照元リンク

本記事は、以下の名古屋市公式情報を出典としています。最新の状況は必ず公式ページでご確認ください。

お住まいの区の区役所民生子ども課・支所区民福祉課の連絡先は、各区ホームページに掲載されています。お住まいの区の最新情報は、最終的にこちらでご確認をお願いします。

PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

関連記事