こんにちは、PULMO編集部です。川口市の保活でまず押さえておきたいのは、選考が「点数」で動くという点です。
川口市は父母それぞれの保育の必要性を基礎指数に置き換え、その父母の合計点に家庭状況による調整指数を加減し、合計の高い世帯から内定が決まります。
この記事は、川口市全体の保育園選びをやさしく整理する総覧記事です。点数制のしくみをコンパクトに解説したうえで、市内10地区を代表する20園の募集予定人数(空き状況)をひと目で確認できる比較表を用意しました。お住まいの地区から、検討園の空き状況をご覧いただけます。
この記事でわかること
- 川口市の選考が「基礎指数(父母合算)+調整指数」で動くしくみ
- 市内10地区を代表する20園の募集予定人数を年齢別に比較できること
- 0〜2歳クラスは空きが少なく、保活の主戦場であること
- 募集予定人数は「0」でも退所などで空きが出ることがあること
- 各園の最新情報は市の保育幼稚園課で確認できること
データの出典と注意点
本記事の数値は、川口市公式「令和8年度6月募集予定人数(保育所、認定こども園)(令和8年4月27日時点)」を出典としています。
募集予定人数は事業者の都合や今後の退所などにより増減することがあり、「0」となっていても退所などで空きができる場合があります。申込み前には必ず最新の一覧と市の保育幼稚園課にご確認ください。
川口市の保活は「基礎指数+調整指数」の点数で決まる
川口市の認可保育施設の選考では、申込みが受入枠を超えた場合に「利用調整(選考)」が行われます。優先順位は、次の3つを組み合わせて決まります。
川口市の選考 3つの要素
- 基礎指数——父母それぞれの就労・疾病などの保育の必要性を点数化し、父母の点数を合算して世帯の基礎指数とする
- 調整指数——きょうだい在園・認可外利用中・ひとり親などの加点・減点を、基礎指数に加減する
- 優先順位(同点時の取扱い)——合計指数が同点で並んだ場合に、川口市在住・勤務地などの項目で順位を判定する
川口市の選考は、東京23区と同じ「父母の点数を合算する方式」です。フルタイム共働きなら父母の点数がそのまま足し合わされ、就労時間が長いほど高くなります。申込みには、月単位の就労時間など川口市が定める保育の必要性の認定基準を満たすことが条件です。
⚠️ 「育休延長の申出書」に注意——大幅な減点になる
川口市では、選考に外れても育児休業を延長できる(する意思がある)旨の申出書を提出すると、合計指数が大きく減点されます。職場復帰を本当に予定していて育休を延長できない・したくない方は、この申出書を提出してはいけません。申出書の提出は任意です。育休給付金の延長手続きとも関わるため、迷う場合は市の保育幼稚園課に相談しましょう。
市内10地区を代表する20園——募集予定人数(空き状況)で見る
川口市内の10地区から、保活で軸となる代表的な保育施設を編集部で抽出しました。数字は令和8年度6月募集予定人数(人)・令和8年4月27日時点です。各園の最新の状況は、市の保育幼稚園課でご確認ください。
表の凡例(川口市公式の表記)
数字は令和8年4月27日時点の募集予定人数(人)/赤字は0歳または1歳児クラスに募集枠あり(保活の主戦場)/「0」は現時点で募集枠なし(退所などで空きが出ることあり)/数値は予定数で増減することがあります
出典:川口市公式「令和8年度6月募集予定人数(保育所、認定こども園)(令和8年4月27日時点)」をもとにPULMO編集部が市内10地区から計20園を抽出。掲載は地区別。「—」は当該クラスの設定なし。数値は予定数で増減することがあるため、最新情報は市の保育幼稚園課でご確認ください。「0」は現時点で募集枠なしを示しますが、退所などで空きが出ることがあります。
この募集予定数は令和8年度6月入園に向けた数値で、4月入園の選考が終わった後の空き状況です。0〜1歳児クラスは「0」の園が多く、年度途中の入所は市内全域で厳しめです。
一方、同じ地区でも園によって空きの出方が大きく異なり、定員の大きい公立保育所では2〜3歳に複数の枠が出ていることもあります。
保活の主戦場は0〜1歳児クラス——同じ地区でも園差が大きい
川口市でも保活の中心は0〜1歳児クラスです。表のとおり、コマームナーサリー本町・カルチャー保育園・川口まりーな保育園のように0歳に複数の枠が出ている園がある一方、1歳児クラスは20園のほとんどが「0」で、年度途中入園の難しさが数字に表れています。
「地区」という大きな単位ではなく、通勤動線上の具体的な園ごとに募集予定人数を確認することが、川口市の保活では重要です。全施設の状況は、川口市公式が地区別の一覧で公開しています。
地区を眺めてみる——地域ごとの傾向
川口市は政令指定都市のような行政区はありませんが、市が保育施設を10の地区(中央・横曽根・青木・南平・新郷・神根・芝・安行・戸塚・鳩ヶ谷)に区分しています。市が選考ルールを統一しているとはいえ、実際の入りやすさは地域によって異なります。各地区の園の総枠数と、そこに住む0〜5歳児の人数・申込み傾向のバランスが違うためです。
市中心エリア(中央・横曽根・青木地区)
JR川口駅・西川口駅を中心とした市の中心部です。都心へのアクセスがよく子育て世帯の流入が続いており、0〜2歳の希望集中が市内でも強く出ています。保育所・認定こども園・小規模保育がそろい選択肢は多いものの、駅近の人気園は早めの準備が必要です。
南部・新郷・神根エリア(南平・新郷・神根地区)
川口元郷駅周辺や市東部に広がる住宅エリアです。公立保育所が分布し、2〜3歳に複数の枠が出ている園もありますが、0〜1歳は中心部と同様にタイトです。新設の民間園も増えています。
東部・郊外エリア(芝・安行・戸塚・鳩ヶ谷地区)
埼玉高速鉄道沿線や市東部に広がる、戸建てを中心とした住宅エリアです。芝・戸塚方面はファミリー層が多く、保育所・認定こども園・小規模保育が分布しています。定員に余裕のある公立保育所では2〜3歳に空きが見られることもあります。
申し込み前に知っておきたいこと
申込先は市の保育幼稚園課
川口市の認可保育施設の利用申込みは、市の保育幼稚園課が窓口です。川口市には行政区がないため、市役所の保育幼稚園課が市内全域の申込み・利用調整を一元的に扱います。
年度途中の入所は月ごとの利用調整で扱われ、入りたい月の前月の締切までに申込みを行うのが基本です。最新の受付スケジュールは、市の保育幼稚園課でご確認ください。
空き状況は「募集予定人数」で——毎月更新される
川口市の空き状況は、地区別の「募集予定人数」一覧として、利用調整の月ごとに公表されます。
この数値は作成日時点の予定で、事業者の都合や今後の退所などにより増減します。募集予定人数が「0」の園でも、退所などで空きが出ることがあるため、検討している園は入りたい順に、漏れなく希望欄に記入することが大切です。
認可以外の選択肢——小規模保育・家庭的保育
川口市の認可保育施設には、保育所・認定こども園のほかに小規模保育事業・家庭的保育事業があります。小規模保育は0〜2歳児が対象の少人数施設で、保育所より枠に空きがある傾向があり、0〜2歳の枠を確保する選択肢として有力です。家庭的保育(保育ママ)は、より少人数で家庭的な環境の選択肢です。
小規模保育・家庭的保育は3歳以降の預け先(連携施設)もあわせて確認しておくと安心です。
公式情報・参照元リンク
本記事は、川口市公式が公開する保育施設の募集予定人数情報を出典としています。最新の状況は必ず公式ページでご確認ください。
- 川口市 保育施設の募集予定人数(利用調整の月ごとに更新)
- 川口市 保育幼稚園課(申込み・利用調整の窓口)
申込書類の提出先や利用調整の相談は、市の保育幼稚園課が窓口です。募集予定人数は毎月更新されるので、検討園のある地区の案内を定期的に確認しましょう。
※ 本記事は川口市公式の公開情報をもとにPULMO編集部が整理したものです。募集予定人数や利用調整の基準は年度・時期によって変わります。申込み前には必ず最新の募集予定人数一覧と市の保育幼稚園課の案内をご確認ください。
