家事も育児も両方しんどい|家事代行とシッターの分断を1回の訪問でまとめる方法【2026年最新】

image

本ページはプロモーションを含みます。料金・制度などの情報は2026年8月時点で各社公式サイト・各自治体公式資料・国の資料を編集部が確認したものです。最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。

「掃除を頼んでいる間、結局子どもは自分が見ている」「シッターさんに来てもらった日も、夜になったら流しに食器が積み上がっている」——家事と育児のどちらか一方を外注してみたのに、しんどさが思ったほど減らなかった。そんな経験はありませんか。

これは、あなたの頼み方が下手だったからではありません。家事代行は家事だけ、ベビーシッターは育児だけという分業が、業界の標準的な設計だからです。国の資料でも家事支援サービスは「掃除、洗濯、炊事等の家事に関する業務」を代わりに行うサービスと定義されており、育児は含まれていません。

この記事では、まずなぜ家事と育児が分断されているのかという構造を事実として整理し、2つのサービスを別々に契約した場合の費用と手間を試算します。そのうえで、1回の訪問で料理・掃除・子どもの遊び相手までを横断できる設計のサービスを紹介し、他社との比較表・頼める範囲の一覧・FAQまでをまとめました。あわせて、見落とされがちな自治体の家事・育児サポート事業(1時間300〜500円)から先に使う順序もご案内します。

この記事のポイント

  • 家事代行は「掃除・洗濯・炊事等」を行うサービスと国の資料で定義されており、育児(子どもの見守り・遊び相手)は原則として業務範囲の外にあります。この分業が「片方だけ解決しても状況が変わらない」原因です。
  • 家事代行とシッターを別々に契約すると、契約・日程調整・鍵の受け渡し・支払いがそれぞれ二重になります。費用も単純合算になるため、同じ時間帯に来てもらう場合の負担は大きくなります。
  • 家事も育児も1回の訪問で横断して頼める設計のサービスもあります。きらりライフサポート(株式会社ぴんぴんきらり)は専任制で、料金は1時間あたり税込2,700〜3,600円+訪問費990円/回(2026年8月時点・公式サイト確認)。
  • 民間より先に、お住まいの自治体の家事・育児サポート事業を確認してください。江東区は1時間500円、墨田区は1時間300円+チケット1枚、豊橋市は1回500円(各自治体公式資料)と、民間より大幅に安く使えます。
  • 家事支援サービスを利用しない理由の最多は価格(20.01%)、次いで「他人に家の中に入られることへの抵抗」(15.56%、心理的抵抗感の計37.9%)。鍵・貴重品・賠償の仕組みを知ることで、この不安はかなり整理できます。
  • 「頼まなくていいケース」も正直にお伝えします。すべての家庭に外注が必要なわけではありません。

なぜ「片方だけ頼んでも変わらない」のか——家事と育児の分断という構造

まず、しんどさの正体を構造として整理します。ここを押さえておくと、サービス選びの判断軸がはっきりします。

家事代行の業務範囲には、原則として育児が含まれていない

経済産業省が男女共同参画会議の専門調査会に提出した資料(令和6年5月)では、家事支援サービスは次のように定義されています。

「事業者のスタッフが利用者宅を訪問し、主に利用者宅において、家事に関する業務(掃除、洗濯、炊事等)の全部又は一部を利用者に代わって行うサービス」(経済産業省「家事支援サービスの活用にかかる取組について」1ページ

この定義に、子どもの見守りや遊び相手は入っていません。同資料ではハウスクリーニングや家政婦とも区別されると整理されています。つまり「家事代行に来てもらっている2時間、子どもは自分が見る」というのは、サービスの設計どおりの状態なのです。

一方、ベビーシッターは子どもを預かる・見守ることが業務の中心です。多くの事業者では、子どもに関わる範囲の周辺業務(食事の介助や、遊んだあとの片付けなど)に留まり、家族全員分の夕食づくりや浴室掃除といった家事は範囲外とされることが一般的です。

結果として起きること

この分業のもとで起きる典型的なパターンを整理すると、次のようになります。

頼んだサービス その時間に起きていること 残るしんどさ
家事代行だけ 掃除・洗濯・調理は進むが、子どもの相手は自分が続ける 手は空かず、休息の時間が生まれにくい
ベビーシッターだけ 子どもを見てもらえるが、家事は帰宅後に自分が片づける 夜の家事負担が減らず、翌朝に持ち越す
両方を別々に契約 家事も育児もカバーできるが、手配が二重になる 費用と調整の手間が増える

「家事も育児も両方しんどい」と感じているとき、必要なのは片方の外注ではなく、その時間まるごとを誰かと分け合うことです。だからこそ、どちらか一方の設計になっているサービスでは物足りなさが残ります。

負担が偏っている実態は、データにも表れている

「自分の要領が悪いだけでは」と感じている方に、公的な調査結果をお伝えします。経済産業省の同資料には、6歳未満の子を持つ夫婦の家事・育児関連時間(2016年)が妻7時間34分、夫1時間23分と示され、「夫の家事・育児関連時間は年々増加しているものの、依然として女性への負担が大きい」と記載されています。

大阪市の市民意識調査(令和元年度)でも、1日あたり家事に3時間以上費やす割合は女性39.2%に対し男性6.0%、育児に3時間以上は女性44.6%に対し男性1.7%でした。同市が作成した家事・育児シェア チェックシートには「家事・育児に関しては男性の積極的な参加が進んでおらず、女性に負担が偏っているケースが少なくありません」と明記されています。

しんどいのは、量が多いからです。個人の能力の問題ではありません。

それでも頼めない理由——価格と「家に人を入れる」抵抗感

実は、家事支援サービスを実際に使っている人はまだ多くありません。経済産業省の資料によれば、「利用している」は1.8%で、「サービスは知っているが利用したことがない」が75.7%を占めています。

使わない理由の上位2つ

利用しない理由 割合 この記事での対応
所得に対して価格が高いと思われるため 20.01%(最多) まず自治体の低額支援を使う順序を提案
他人に家の中に入られることに抵抗があるため 15.56%(心理的抵抗感の計37.9%) 鍵・貴重品・賠償・当日の流れを整理

裏を返せば、この2つが整理できれば検討のハードルは下がるということです。価格については後述の「まず自治体、足りない分を民間で」の順序で、抵抗感については「不安をひとつずつ解消する」の章で扱います。

使った人には何が起きているか

同じ経済産業省の資料には、利用後の変化として「家事の負担が軽減した」に対し非常にそう思う50.6%+そう思う44.7%=合計95.3%という結果が示されています。9割を超える人が負担の軽減を実感しているという数字です。

大阪市のチェックシートには、家事・育児シェアを妨げる要因として「責任感の強い人ほど人に任せられない」という趣旨の記載があり、心得として「『~ねばならない』という義務感から自分を解放する」と書かれています。同資料では「掃除は家事代行サービスを使えば、もっと二人の自由な時間が増えそうだね」と、外注も夫婦の話し合いの選択肢として例示されています。行政の啓発資料が外注を選択肢に挙げている、という事実は覚えておいてよいと思います。

【試算】家事代行とシッターを別々に契約すると、どうなるか

「両方頼めばいいのでは」と考えたとき、実際にどれくらいの負担になるのかを、費用と手間の両面から整理します。

費用は単純合算になる

同じ日の同じ時間帯に、家事代行3時間とベビーシッター3時間を別々の会社に依頼した場合、料金は基本的にそれぞれの会社の体系で計算され、合算されます。加えて、多くの会社では交通費・訪問費・入会金がそれぞれ別に発生します。

比較の観点 2社を別々に契約する場合 1社で家事+育児を横断する場合
時間あたりの料金 家事代行の単価+シッターの単価(合算) 1本の単価のみ
訪問費・交通費 各社ごとに発生(2回分) 1回分
入会金・登録料 各社ごとに発生する場合がある 1社分のみ
日程調整 2社と別々に予約・変更・キャンセル連絡 1社にまとめて連絡
鍵・入室の手配 2社それぞれと取り決めが必要 1社と取り決め
当日の説明 2人の担当者に、それぞれ家の使い方を説明 1人に説明(専任制ならさらに省略できる)
支払い・明細管理 2社分を別々に管理 1社分

見落とされがちなのが「説明する手間」です。洗剤の場所、洗濯物の畳み方、子どもが苦手な食材、お昼寝のタイミング。これを2人に別々に伝えるのは、それ自体がひとつの家事になります。しんどいときほど、この負担は重く感じられます。

各社の料金体系(単価・最低利用時間・訪問費・入会金の有無)はサービスによって大きく異なります。上の表は「構造としてどこが二重になるか」を整理したもので、具体的な金額は各社公式サイトでご確認ください。編集部が公式サイトで確認できた個別の料金は、後述の比較表に掲載しています。

時間の使い方も変わる

2社に別々に頼む場合、たとえば「午前にシッター、午後に家事代行」のように時間帯を分けざるを得ないこともあります。すると、あなたが自由になる時間は細切れになります。一方で、1回の訪問で家事も子どもの相手も進む設計なら、その3時間はまとまった時間として使えます。「休む」「外出する」「上の子と過ごす」といった選択肢が生まれるのは、後者です。

まず自治体、足りない分を民間で——という順序をおすすめします

価格が最大のハードルであることを踏まえて、順序を提案します。民間サービスを検討する前に、お住まいの自治体の家事・育児サポート事業を必ず確認してください。民間の数分の一の負担で、家事と育児の両方を頼める制度が用意されている自治体があります。

① まず自治体:家事も育児も頼める低額の支援

編集部が公式資料で確認できた自治体の例です。名称も条件も自治体ごとに異なるため、必ずお住まいの自治体の公式情報をご確認ください。

自治体・事業名 対象・料金 頼める内容と上限
東京都江東区
こうとう家事・育児サポート事業
妊娠中もしくは2歳まで(3歳の誕生日の前日まで)の子を養育中の区内在住家庭/1時間あたり500円(サポーター人数×利用時間が自己負担、実費は別途) 部屋の掃除、健診や買い物等の外出同行、授乳の手伝い、食事の支度・片付け、きょうだいの世話、洗濯たたみ等。上限は妊娠中〜0歳90時間、1歳・2歳は各30時間(0歳の弟妹がいる場合は90時間)。多胎児世帯など上限が異なる場合があり要確認。年末年始(12/29〜1/3)を除く毎日9〜21時、1回2時間以上・1時間単位、支援員1名につき連続5時間まで
東京都墨田区
家事・育児サポーター事業(くらしサポートはぐ)
家事支援は1時間300円+チケット1枚(1回2時間から) 簡単な食事作り、掃除・洗濯・買い物等の日常的な家事全般、授乳・おむつ交換・沐浴介助等の育児
東京都文京区
おうち家事・育児サポート事業
区内に住所のある妊婦、または満3歳未満の児童(一番年少の子が対象)がいる世帯へ1世帯1クーポンセットを交付 1回の利用は2・3・4時間のいずれか。利用時は保護者・対象児童の在宅が必要(不在の場合は全額キャンセル扱い)。令和8年9月1日から紙券が電子クーポンへ変更され、追加交付申請が不要に
愛知県豊橋市
乳児期家事支援事業
1回500円/児童1人につき6回を上限、1回2時間以上 食事の準備・後片付け、洗濯、掃除・整理整頓、生活用品の買い物等。要綱に「家事と育児の両立にかかる負担の軽減を図る」と目的が明記されている

江東区のチラシには「活用法の人気1位は部屋の掃除、2位は健診や買い物等の外出同行」とあります。家事も育児も同じ枠で頼める設計になっている点が、こうした公的支援の大きな価値です。

② ファミリー・サポート・センター事業(全国の市町村が実施主体)

子どもの預かりや送迎を地域の会員同士で助け合う仕組みです。こども家庭庁の実施要綱(令和6年4月1日適用)では次のように定められています。

項目 要綱・公的資料の内容
実施主体 「実施主体は、市町村(特別区及び一部事務組合を含む。以下同じ。)とする。」
援助の内容 「保育施設の保育開始前や保育終了後のこどもの預かり」のほか、送迎、放課後の預かり、冠婚葬祭や買い物等外出の際の預かり等
料金 「相互援助活動に対する報酬は、原則としてその会員間で決定する」。厚生労働省リーフレットにも「料金(活動報酬)は、市区町村ごとに異なります。また、時間帯や内容によって金額が異なります。」と記載
安全面 「会員が行う相互援助活動中のこどもの事故に備え、補償保険に加入するものとする。」/「緊急救命講習及び事故防止に関する講習について、提供会員全員に対して必ず実施すること」
預かる人数 「一度に預かることができる子どもの人数は援助を行う会員1人につき、原則として1人とする」
病児対応 厚生労働省リーフレットに「一部の市区町村では、病児・病後児の預かりや、早朝・夜間などの緊急時の預かりなど(病児・緊急対応強化事業)を実施しています」と記載。実施の有無は居住地のファミサポに要確認

ファミリー・サポート・センター事業は子どもの預かり・送迎が中心で、家族分の家事を頼む制度ではありません。「子どもを見てもらう時間をつくる」用途では非常に心強い一方、家事の負担そのものは残ります。ここが、家事も育児も両方しんどい方にとっての限界点になります。

③ 足りない分を民間で

自治体の事業には上限時間や対象年齢があります。たとえば江東区の事業は1歳・2歳で各30時間が上限(0歳の弟妹がいる場合は90時間。多胎児世帯など上限が異なるケースもあるため区の公式資料で要確認)、豊橋市は児童1人につき6回まで。文京区は満3歳未満の児童がいる世帯が対象です。

この枠を使い切ったあと、あるいは対象年齢を過ぎたあとに、民間サービスの出番があります。民間の費用感は会社ごとに大きく異なるため、次章で編集部が公式サイトで確認できた料金を掲載します。

お住まいの自治体の制度は、PULMOの地域別記事でもまとめています。あわせてご覧ください。
江東区の家事代行おすすめはどこ?目的別比較と家事・育児サポート事業(こうとう家事・育児サポート事業を詳しく解説)
文京区の家事代行おすすめはどこ?目的別比較とおうち家事・育児サポート・区の支援(妊娠期から使える制度を整理)
練馬区の家事代行おすすめ|目的別比較と育児支援ヘルパー・子育てスタート応援券(1時間1,000円の育児支援ヘルパー)
目黒区の家事代行おすすめはどこ?目的別比較と区の支援・家事育児支援ヘルパー(1時間500円の家事育児支援ヘルパー派遣事業)

1回の訪問で家事も育児も横断できる設計——きらりライフサポート

「家事代行は家事だけ、シッターは育児だけ」という分業のなかで、1回の訪問で家事も育児も横断して依頼できる設計を取っているサービスがあります。株式会社ぴんぴんきらり(旧・東京かあさん)が運営するきらりライフサポートです。

ここで大切なのは、他社と比べて優れているという話ではなく、設計思想が違うということです。単発に強いサービス、低価格に強いサービス、専任制で関係を築くサービス——それぞれ目的が異なり、悩みによって最適解は変わります。この章はあくまで「家事も育児も両方しんどい」という悩みに対して、どういう設計が噛み合うかという観点で読んでください。

料金体系(2026年8月時点・公式サイト確認)

1回の依頼時間 1時間あたりの料金(税込) 備考
1時間 3,600円 別途、訪問費990円/回・入会金5,500円(30日以内の退会は免除)。追加オプション料金・土日祝料金なし
2時間 3,200円
3時間 2,800円
4時間以上 2,700円

長時間ほど1時間あたりの単価が下がる固定料金です。オプション料金や土日祝の割増がない点も、「家事も育児も、その日必要なことを頼みたい」という使い方と相性がよい設計といえます。

この設計が「両方しんどい」に噛み合う3つの理由

特徴 内容(公式サイト・2026年8月時点) 「両方しんどい」への効き方
横断依頼 家事・育児・ペットのお世話を横断して依頼できる 同じ訪問枠のなかで、料理をお願いしている間に子どもの相手を頼む、といった配分ができる
専任制 毎回同じ人が訪問する 洗剤の場所・子どもの好み・寝かしつけの手順を毎回説明し直さなくてよい。「説明する家事」が減る
有資格者の在籍 保育士・栄養士・調理師・整理収納アドバイザー等の有資格者が在籍 離乳食づくりや子どもの見守りなど、専門性が必要な場面にも相談しやすい

実績・エリア・安全面(2026年8月時点・公式サイト確認)

項目 内容
運営会社 株式会社ぴんぴんきらり(旧・東京かあさん)
実績 累計訪問10万回超/2,700世帯超/リピート率96%/登録3,000名
対応エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉(市区町村別ページあり)
認証 家事代行サービス認証を取得(定期コース対象。ベビーシッターと送迎は対象外)
賠償 対人・対物 最大1億円の賠償保険
鍵の取り扱い 鍵お預かり書を発行。紛失時は交換代を全額保証
キャンセル 48時間前まで無料
報告 毎回、完了報告あり

上記の料金・実績・条件は2026年8月時点で公式サイトを確認したものです。料金や数値は変動する可能性がありますので、申し込み前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。

家事も育児も1回の訪問でまとめて頼みたい、毎回同じ人にお願いしたい——そんな方は、まず対応エリアと空き状況を確認してみてください。

きらりライフサポート(家事+育児)を見てみる

「うちの場合はどこまで頼めるのか」を先に相談して決めたい方には、内容を組み立てるオーダーメイド型の入口もあります。

きらり 完全オーダーメイドを見てみる

設計思想で選ぶ——主要サービスの比較

ここまで横断型の設計を紹介してきましたが、すべての家庭に横断型が最適なわけではありません。「今日だけ水回りをきれいにしたい」「とにかく費用を抑えたい」「30分だけ頼みたい」——目的が違えば、噛み合うサービスも変わります。

編集部が公式サイトで確認できた範囲で、それぞれの設計思想と合う読者像を整理しました。料金・エリア・プランの詳細は各社で異なり、地域や時期によっても変わるため、必ず各社公式サイトでご確認ください。

サービス 設計思想・強み こんな方に合います
きらりライフサポート 専任制で毎回同じ人が訪問。家事・育児・ペットを横断依頼できる。1時間あたり税込2,700〜3,600円+訪問費990円/回・入会金5,500円(2026年8月時点・公式確認)。追加オプション料金・土日祝料金なし 家事も育児も両方しんどい方。毎回説明し直すのが負担な方。長時間まとめて頼みたい方
CaSy(カジー) 掃除・料理の依頼に特化した、費用を抑えやすい設計 費用を抑えたい方。家事だけを定期的に頼みたい方
三菱地所30min. 短時間から頼める掃除特化の設計。初回体験60分3,300円〜 「まず少しだけ試したい」方。水回りなど範囲を絞って頼みたい方
キャットハンド 初回トライアルが用意されている いきなり定期契約せず、相性を確かめてから決めたい方
カジタク 掃除代行に軸を置いたサービス 掃除の質を重視して依頼したい方
ダスキン メリーメイド 全国に店舗網を持つ老舗のサービス 長く続く事業者に依頼したい方。地域の店舗と関係をつくりたい方

各社の料金・対応エリア・プラン内容は、地域や時期、プランによって異なります。上表はサービスの設計思想と向いている使い方を整理したもので、金額は編集部が公式サイトで確認できた範囲のみを記載しています。申し込み前に必ず各社公式サイトで最新の料金・対応エリアをご確認ください。

費用を抑えて、掃除や料理を定期的に頼みたい方はこちら。

CaSy(カジー)を見てみる

まずは短時間で試してみたい、水回りだけお願いしたいという方はこちら。

三菱地所30min.(初回体験60分3,300円〜)を見てみる

いきなり定期契約せず、相性を確かめてから決めたい方はこちら。

キャットハンド(初回トライアルあり)を見てみる

掃除の仕上がりを重視して依頼したい方はこちら。

カジタク 掃除代行を見てみる

全国展開の老舗に、地域の店舗から来てもらいたい方はこちら。

ダスキン メリーメイドを見てみる

どこまで頼めるのか——依頼内容の目安一覧

「そもそも何を頼んでいいのか分からない」という声もよく聞きます。公的資料に記載されている支援内容から、依頼できる範囲の目安を整理しました。

分類 具体的な内容 出典で確認できた記載
掃除 部屋の掃除、整理整頓 江東区チラシで「活用法の人気1位は部屋の掃除」。豊橋市要綱でも「掃除・整理整頓」が対象
食事 食事の支度、後片付け、簡単な食事作り 江東区「食事の支度・片付け」、墨田区「簡単な食事作り」、豊橋市「食事の準備及び後片付け」
洗濯 洗濯、洗濯たたみ 江東区「洗濯たたみ」、墨田区・豊橋市「洗濯」
買い物 生活用品の買い物、買い物の同行 墨田区「買い物等」、豊橋市「生活用品の買い物等」
育児(乳児) 授乳の手伝い、おむつ交換、沐浴介助 江東区「授乳の手伝い」、墨田区「授乳・おむつ交換・沐浴介助等」
育児(きょうだい) きょうだいの世話 江東区チラシに記載
外出 健診や買い物等の外出同行 江東区チラシで「活用法の人気2位」
預かり・送迎 保育施設の前後の預かり、送迎、放課後の預かり、冠婚葬祭や買い物等外出の際の預かり こども家庭庁のファミサポ実施要綱に記載

民間サービスで実際に依頼できる範囲は各社の規約によって異なります。特に子どもの見守りや預かりを含められるかどうかは、サービス設計そのものに関わる部分ですので、契約前に必ず確認してください。きらりライフサポートは家事・育児・ペットのお世話を横断して依頼できる設計です(2026年8月時点・公式サイト確認)。

不安をひとつずつ解消する——鍵・貴重品・留守中・賠償・当日の流れ

先ほど触れたとおり、家事支援サービスを使わない理由の第2位は「他人に家の中に入られることに抵抗があるため」(15.56%、心理的抵抗感の計37.9%)でした。ここを整理しておきます。

鍵の取り扱い

留守中に来てもらう場合、鍵を預けるかどうかが最初の関門になります。きらりライフサポートでは鍵お預かり書を発行し、紛失時は交換代を全額保証としています(2026年8月時点・公式サイト確認)。書面で預かりの事実が残ること、万一のときの補償が明示されていることは、判断材料になります。

不安が強い場合は、最初の数回は在宅で立ち会うのが現実的です。文京区のおうち家事・育児サポート事業のように、そもそも「利用時は保護者・対象児童の在宅が必要」と定められている制度もあります(同区の電子クーポン利用マニュアル)。在宅前提で始めて、慣れてから留守中に切り替える、という進め方で構いません。

貴重品の扱い

現金・通帳・印鑑・貴重品は、来てもらう前に一箇所にまとめて、鍵のかかる場所か持ち歩くのが基本です。これは相手を疑うということではなく、お互いに「疑われる状況をつくらない」ための配慮です。この一手間があるだけで、依頼する側も気持ちが楽になります。

万一のときの賠償

確認すべき項目 確認できた内容
民間(きらりライフサポート) 対人・対物 最大1億円の賠償保険。家事代行サービス認証を取得(定期コース対象、ベビーシッターと送迎は対象外)。2026年8月時点・公式サイト確認
公的(ファミリー・サポート・センター) こども家庭庁の実施要綱に「会員が行う相互援助活動中のこどもの事故に備え、補償保険に加入するものとする。」と規定
提供者の研修 ファミサポでは「緊急救命講習及び事故防止に関する講習について、提供会員全員に対して必ず実施すること」と要綱に明記

民間サービスを検討する際は、賠償保険の有無と上限額、認証の取得状況を公式サイトで確認してください。あわせて、どのコースが認証の対象かも見ておくと安心です。

当日の流れとキャンセル

初回は、家の使い方(洗剤・掃除道具の場所、触れてほしくない場所、子どもの決まりごと)を共有する時間が必要です。ここで丁寧に伝えておくほど、2回目以降が楽になります。専任制のサービスなら、この共有は一度で済みます。

キャンセルの条件も、子育て中は重要な確認事項です。子どもの発熱は突然やってきます。きらりライフサポートは48時間前まで無料としています(2026年8月時点・公式サイト確認)。各社で規定が異なるため、契約前に必ず確認してください。

また、きらりライフサポートは毎回の完了報告があります。留守中に来てもらった場合でも、何をしてもらえたかが分かる仕組みです。

正直にお伝えします——「頼まなくていいケース」

この記事は外注を紹介する記事ですが、すべての家庭に外注が必要だとは考えていません。次のような場合は、先に別の手を試すほうが早いこともあります

状況 先に試したいこと
家事の分担が家庭内で整理されていない 大阪市の家事・育児シェア チェックシートのような「見える化」ツールでタスクを洗い出し、パートナーと話し合う。同資料には「掃除は家事代行サービスを使えば、もっと二人の自由な時間が増えそうだね」と、外注も話し合いの選択肢として例示されている
自治体の支援をまだ使っていない まず自治体の家事・育児サポート事業やファミサポを確認する。江東区1時間500円、墨田区1時間300円+チケット1枚など、民間より負担が小さい
「やらなければ」と抱え込んでいる家事が多い 大阪市の資料に「『~ねばならない』という義務感から自分を解放する」とあるとおり、まず手放せる家事がないかを見直す
短期的な繁忙(引っ越し直後・仕事の山場)が理由 定期契約ではなく、単発で試せるサービスから始める
子どもの預かりだけで足りる ファミリー・サポート・センター事業を検討する(家事は対象外だが、預かり・送迎に強い)

逆に、これらを一通り試してもまだしんどいなら、外注を検討していい段階だと思います。経済産業省の資料で「家事の負担が軽減した」と答えた人が95.3%にのぼることは、その後押しになるはずです。

よくある質問

Q1. 家事代行に子どもの見守りをお願いすることはできますか

一般的な家事代行では難しいと考えてください。経済産業省の資料でも、家事支援サービスは「掃除、洗濯、炊事等」の家事を行うものと定義されており、育児は含まれていません。子どもの見守りも含めたい場合は、家事と育児を横断して依頼できる設計のサービス(きらりライフサポート等)を選ぶか、ファミリー・サポート・センターなど預かりの制度と組み合わせる必要があります。

Q2. 自治体の家事・育児サポート事業は、どのくらい使えますか

自治体ごとに大きく異なります。江東区は妊娠中〜0歳で90時間、1歳・2歳は各30時間(0歳の弟妹がいる場合は90時間)が上限とされていますが、多胎児世帯など条件によって上限が異なる場合があるため、必ず区の公式資料でご確認ください。豊橋市は児童1人につき6回が上限です。文京区は満3歳未満の児童がいる世帯へクーポンを交付する方式で、1回の利用は2・3・4時間のいずれかとされています。

Q3. 保育園に通っていても、自治体の支援は使えますか

自治体によります。江東区のチラシには「保育園・幼稚園に通っていても利用可」と記載されています。ほかの自治体については、それぞれの公式情報でご確認ください。

Q4. ファミリー・サポート・センターは、きょうだい2人を同時に預かってもらえますか

こども家庭庁の実施要綱には「一度に預かることができる子どもの人数は援助を行う会員1人につき、原則として1人とする」とあります。きょうだい同時の預かりを希望する場合は、お住まいの市区町村のファミサポに相談してください。

Q5. ファミリー・サポート・センターの料金はいくらですか

全国一律ではありません。こども家庭庁の要綱に「相互援助活動に対する報酬は、原則としてその会員間で決定する」とあり、厚生労働省のリーフレットにも「料金(活動報酬)は、市区町村ごとに異なります。また、時間帯や内容によって金額が異なります」と記載されています。目安額を会則等で定めることができるとされているため、詳しくはお住まいの市区町村のセンターにご確認ください。

Q6. 子どもが体調を崩したとき、ファミサポで預かってもらえますか

厚生労働省のリーフレットには「一部の市区町村では、病児・病後児の預かりや、早朝・夜間などの緊急時の預かりなど(病児・緊急対応強化事業)を実施しています」とあります。すべての市区町村で実施されているわけではないため、居住地のファミサポに事前に確認しておくことをおすすめします。

Q7. 留守中に来てもらうのが不安です。在宅でも頼めますか

在宅での依頼も可能です。文京区のおうち家事・育児サポート事業のように、制度として「保護者・対象児童の在宅が必要」と定められているものもあります(不在の場合は全額キャンセル扱い)。民間サービスでも、最初の数回は立ち会って様子を見てから留守中に切り替える、という進め方が現実的です。

Q8. 依頼する前に、家を片づけておく必要はありますか

散らかった状態でお願いして構いません。ただし、現金・通帳・印鑑などの貴重品は事前にまとめて管理してください。これは相手を疑うためではなく、お互いに気まずい状況をつくらないための配慮です。あわせて「触れてほしくない場所」を最初に伝えておくと、双方が動きやすくなります。

Q9. 民間サービスの利用に、国からの個人向け補助はありますか

編集部が確認した範囲では、家事代行の利用に対する国の直接的な個人向け補助制度は確認できませんでした。一方で、自治体独自の家事・育児サポート事業(江東区・墨田区・文京区・豊橋市など)は複数確認できています。まずはお住まいの自治体の制度をご確認ください。

まとめ——分断されているのはサービスであって、あなたの生活ではない

家事も育児も両方しんどい。その状態で家事代行を頼んでも子どもの相手は残り、シッターを頼んでも家事は残る。これは家事代行は家事だけ、シッターは育児だけという業界の分業が、あなたの生活の実態と噛み合っていないということです。

取れる手順を、あらためて整理します。

1. まず、お住まいの自治体の家事・育児サポート事業を確認する

江東区は1時間500円、墨田区は1時間300円+チケット1枚、豊橋市は1回500円。家事も育児も同じ枠で頼める設計になっており、民間より負担が小さく済みます。対象年齢・上限時間・申請方法を、必ず自治体の公式情報でご確認ください。

2. 子どもの預かり・送迎だけで足りるなら、ファミリー・サポート・センターを検討する

実施主体は市町村。提供会員には緊急救命講習が必須とされ、活動中の事故に備えた補償保険への加入も要綱に定められています。ただし料金は市区町村ごとに異なり、家事は対象外です。

3. 上限を使い切った分・対象年齢を過ぎた分を、民間で補う

ここで「家事だけ」「育児だけ」の分業に戻ってしまうと、最初の悩みが再発します。家事も育児も1回の訪問で横断できる設計を選ぶか、目的が明確(掃除だけ・単発だけ・費用重視)なら、その目的に強いサービスを選ぶ。悩みによって最適解は変わります。

経済産業省の調査で、家事支援サービスを実際に利用している人は1.8%にとどまり、知っていても使っていない人が75.7%を占めていました。その一方で、使った人の95.3%が「家事の負担が軽減した」と答えています。使ってみると変わるけれど、その一歩が重い——多くの方が同じところで止まっています。

大阪市の啓発資料にあった「『~ねばならない』という義務感から自分を解放する」という言葉を、最後にもう一度お伝えします。全部を自分で抱えなくて大丈夫ですよ。まずは自治体の窓口に問い合わせてみる、そこから始めてみてはいかがでしょうか。

PULMOは、「いつだってワタシらしく輝きたい」女性を応援するママ向けオンラインコミュニティです。育児の悩みも、自分の時間の作り方も、同じ立場のママたちと話せる場所があります。

詳細を見てみる

本記事に掲載した制度の内容・対象・料金は変更されることがあります。自治体の事業については各自治体の公式サイト・担当窓口で、民間サービスについては各社公式サイトで、必ず最新情報をご確認ください。民間サービスの料金・実績・条件は2026年8月時点で編集部が公式サイトを確認したものです。

参考・出典

経済産業省 商務・サービスグループ サービス政策課「家事支援サービスの活用にかかる取組について」(令和6年5月)

こども家庭庁成育局「子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)の実施について(実施要綱)」(令和6年3月30日通知・令和6年4月1日適用)

厚生労働省「ファミリー・サポート・センターのご案内(リーフレットNo.18)」(平成28年1月作成)

内閣府/厚生労働省「子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)実施要綱 新旧対照表」(平成29年)

東京都江東区「こうとう家事・育児サポート事業(チラシ)」(2026年5月30日版)

東京都文京区 こども若者支援課「おうち家事・育児サポート事業 電子クーポン利用マニュアル」(令和8年9月1日からの取扱い)

東京都墨田区「家事・育児サポーター事業 登録票(くらしサポートはぐ)」(令和6年5月21日)

愛知県豊橋市「豊橋市乳児期家事支援事業実施要綱」(令和5年4月1日施行)

大阪市市民局ダイバーシティ推進室雇用女性活躍推進課「家事・育児シェア チェックシート」(令和元年度調査を掲載)

株式会社ぴんぴんきらり「きらりライフサポート 公式サイト」(2026年8月時点で編集部確認)

PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

関連記事