子どもの靴は「まだ履けるかな」と思っているうちに、いつの間にか小さくなっています。かといって大きめを買うと脱げて転ぶ。おむつと違って体重では選べないぶん、迷いやすいのが子ども靴です。
このページでは、月齢・年齢 × 足長 × 靴のサイズ表記 × 買い替えの目安を1枚の早見表にまとめました。あわせて、同じ「14cm」でもブランドで実寸が違う理由、足の正しい測り方、サイズアップのサイン、6歳までにかかる靴代の総額まで整理しています。
まず早見表で今のサイズを確認し、そのうえで「どのブランドが足に合うか」を選ぶ——この順番で読むと迷いません。
この記事でわかること
・月齢・年齢ごとの足長とサイズ表記の目安
・つま先のゆとり(捨て寸)を何cmとるか
・ブランドごとの実寸差と、足の形での選び分け
・サイズアップのサインを症状から逆引き
・6歳までに靴を何足買うか、総額はいくらか
【早見表】月齢・年齢×足長×靴のサイズ×買い替えの目安
まずは全体像から。足長はかかとからいちばん長い指の先までの長さです。
| 月齢・年齢 | 足長の目安 | 靴のサイズ | 買い替え |
|---|---|---|---|
| 9〜12ヶ月 つかまり立ち |
11.0〜11.5cm | 11.5〜12.0cm | 室内中心 |
| 1歳〜1歳半 歩き始め |
11.5〜12.5cm | 12.0〜13.0cm | 約3ヶ月 |
| 1歳半〜2歳 | 12.5〜13.5cm | 13.0〜14.0cm | 約3ヶ月 |
| 2〜3歳 | 13.5〜14.5cm | 14.0〜15.0cm | 約3ヶ月 |
| 3〜4歳 | 14.5〜15.5cm | 15.0〜16.0cm | 約4〜6ヶ月 |
| 4〜5歳 | 15.5〜16.5cm | 16.5〜17.0cm | 約6ヶ月 |
| 5〜6歳 | 16.5〜17.5cm | 17.5〜18.0cm | 約6ヶ月 |
| 6歳・就学前 | 17.5〜18.5cm | 18.5〜19.0cm | 約6ヶ月 |
早見表の使い方
選ぶ基準は年齢ではなく足長です。年齢はあくまで参考にとどめ、実際に測った足長につま先のゆとり(捨て寸)を足した数字でサイズを選びます。同じ表記でもブランドで実寸が違うため、必ず試し履きか、返品・交換ができるお店で購入してください。
まずは今のサイズの在庫と価格を確認しておくと安心です。
▶ 子供靴をサイズから探す
11.5cm〜19cmまでサイズ別に絞り込み
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1,000円前後。3ヶ月ごとの計測がラクになります
基本の考え方|足長+「捨て寸」で選ぶ
子ども靴選びの基本は、足長にゆとりを足すという一手間です。このゆとりを「捨て寸」と呼びます。足長ぴったりの靴を選ぶと、歩いたときに指が前に当たってしまい、指を丸めて歩くクセがついてしまいます。
かといって、ゆとりが大きすぎるのも問題です。靴の中で足が前後に滑り、かかとが抜けて転びやすくなります。適正なゆとりは年齢で変わるので、下の表で確認してください。
| 年齢 | つま先のゆとり | サイズ選びの例 |
|---|---|---|
| 0〜1歳 | 約0.5cm | 足長11.5cm → 12.0cm |
| 1〜3歳 | 0.5〜0.7cm | 足長13.0cm → 13.5〜14.0cm |
| 4〜6歳 | 0.7〜1.0cm | 足長16.0cm → 16.5〜17.0cm |
お店でできる確認方法
靴から中敷き(インソール)を抜いて、その上に足を乗せるのがいちばん確実です。かかとを合わせたとき、つま先に5〜10mmの余りがあればちょうど良いサイズ。余りがなければ買い替えのタイミングです。この方法はネットで買った靴が届いたときにも使えます。
買い替えペースの目安|お金がかかるのは0〜3歳
子どもの足は3歳ごろまで半年で0.5〜1cmのペースで大きくなります。つまり、いちばん買い替え回数が多いのは0〜3歳。ここでの1足あたりの値段が、そのまま総額に効いてきます。
どこにお金をかけるべきか
1〜3歳は3ヶ月で履けなくなるため、1足に高額をかけても回収できません。この時期は価格を抑えたブランドを回転させるのが合理的です。逆に4歳以降は同じ靴を半年履くので、走る量に耐える作りを選ぶ価値が出てきます。
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1〜3歳の3ヶ月ごとの買い替えに
ブランド別の実寸差|同じ14cmでも大きさが違う
子ども靴でいちばん混乱するのが、同じサイズ表記でも実寸が違うことです。ブランドごとに足型(木型)の設計思想が違うため、幅や甲の高さも変わります。
各社の公表値やレビューを見比べると、傾向はおおむね次のように整理できます。
| ブランド | 大きさ・幅の傾向 | 向いている足 |
|---|---|---|
| アシックス スクスク |
やや小さめ・細め | 標準〜細身。日本人の足型データが基準 |
| ムーンスター キャロット |
標準 | 平均的な足型。園児の定番で幅の選択肢も豊富 |
| 瞬足 | 標準〜やや幅広 | 3歳以降。3E相当の幅広モデルもあり |
| ニューバランス | 幅・甲にゆとり | 幅広・甲高。ワイズ展開が選べるモデルが多い |
| イフミー | やや大きめ・幅広 | 幅広の子。価格が抑えめで回転させやすい |
悩み別の選び分け
かかとが脱げる・よく転ぶなら、幅が余っている可能性が高いので細めの作りへ。甲がきつくてベルトが留まらないなら、幅広・甲高に対応した作りへ。指の付け根に赤い跡がつくのは幅不足のサインです。長さだけを1サイズ上げても解決しないことが多く、その場合はブランドごと変えるほうが近道です。
▶ 細身の足に|アシックス スクスクを見る
かかとが脱げやすい子はこちらから
▶ 幅広・甲高の足に|ニューバランスを見る
ベルトが留めにくい子はこちらから
項目別の詳しい解説
ここからは、測り方・靴の種類・時期ごとの選び方を順番に見ていきます。
足の正しい測り方
足長だけでなく、足幅と足囲も測っておくと失敗が減ります。手順は次の4ステップです。
| 手順 | やること | 注意点 |
|---|---|---|
| 1 | まっすぐ立たせる | 座ったままだと幅が変わるのでNG |
| 2 | かかと〜いちばん長い指まで測る | 親指が最長とは限らない |
| 3 | 指の付け根を1周して足囲を測る | 幅が合わないと長さが合っても痛い |
| 4 | 左右とも測る | 左右差があるので大きいほうに合わせる |
じっとしていない時期は、画用紙の上に立たせて足の輪郭をペンでなぞる方法が確実です。数字が読み取りにくければ、プラスチック製のフットメジャーを1つ用意しておくと、3ヶ月ごとの計測がぐっとラクになります。
▶ 子ども用フットメジャーを見る
3ヶ月ごとの計測が数十秒で終わります
靴の種類と使うシーン
「ファーストシューズ」「セカンドシューズ」の違いも、時期で整理すると迷いません。
| 種類 | 向く時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| プレシューズ | 9〜12ヶ月 つかまり立ち |
室内用。靴下に近い柔らかさで慣らす |
| ファーストシューズ | ひとりで10歩 歩けたら |
軽く柔らかい。足首を支える作り |
| セカンドシューズ | 歩行が安定〜2歳頃 | 靴底が厚くクッション性あり。走る動きに対応 |
| 通園シューズ | 3歳〜 | 自分で脱ぎ履きできる面ファスナー式 |
| 上履き | 入園後 | 園指定の有無を先に確認。外履きより0.5cm小さめのことも |
ファーストシューズはひとりで10歩ほど歩けるようになってからが目安です。おおむね生後11ヶ月〜1歳半ごろ。早く買いすぎるといざ履かせるときに入らないので、必要になってから測って買うのが正解です。
▶ ファーストシューズを見る
11.5cm前後から。歩き始めのタイミングで
1〜3歳|いちばん買い替えが多い時期
3ヶ月に1回のペースで測り直したい時期です。この頃は活動量が一気に増え、靴の消耗も早くなります。2足を交互に履かせると、乾く時間が確保できて1足あたりの寿命も延びます。
サイズが変わりやすいので、先のサイズをまとめ買いしないのが鉄則。セールで安くても、履くころには足が変わっています。
3〜6歳|走る量に耐える作りへ
走る・跳ぶが増えるため、靴底が指の付け根でしっかり曲がるかを確認してください。ソールが硬いと蹴り出しの妨げになります。かかと部分がしっかりしていて、甲を面ファスナーで調節できるものが扱いやすいです。
入園・入学が近づくと、外履きに加えて上履きも別サイズで必要になります。園でそろえるものの全体像は保育園の持ち物 必要枚数早見表にまとめています。上履きは外履きより0.5cm小さめが合うこともあるため、こちらも測ってから選びましょう。
6歳までに靴代はいくらかかる?
「結局、卒園までに靴代はいくらになるんだろう」。買い替えペースと1足の単価から、ざっくり計算してみました。
| 時期 | 足数 | 1足の目安 | 小計 |
|---|---|---|---|
| 0〜1歳 | 2足 | 約3,000円 | 約6,000円 |
| 1〜3歳 | 8足 | 約3,500円 | 約28,000円 |
| 3〜4歳 | 2〜3足 | 約3,500円 | 約9,000円 |
| 4〜6歳 | 4足 | 約4,000円 | 約16,000円 |
| 合計 | 約17足 | — | 約59,000円 |
上履き・長靴・サンダルを足すと
外履きだけで約6万円。ここに上履き・長靴・サンダルが加わると、6歳までの靴代はおおよそ8〜9万円になります。1足あたり500円の差でも、17足では約8,500円の違い。長く履けない時期ほど、単価を意識する意味が大きくなります。
※足数・価格は目安です(2026年7月時点)。成長ペースや活動量によって前後します。
サイズアップのサイン|症状から逆引き
子どもは「靴が小さい」と自分から言いません。様子の変化から気づくのがコツです。
| こんな様子 | 見極め |
|---|---|
| 中敷きに乗せて余りが5mm未満 | 買い替え時期 |
| 靴を履くのを嫌がる・すぐ脱ぐ | サイズアウトの可能性 |
| 靴下のつま先だけ穴があく | 指が当たっている=上げどき |
| 指の付け根に赤い跡 | 幅不足。ブランドの見直しも |
| かかとが脱げる・よく転ぶ | 大きすぎ。サイズを下げる |
| 爪の変形・内出血がある | すぐ買い替え。気になるときは相談を |
大きめを買って長く履かせるのはアリ?
おむつと違い、子ども靴は大きめが得になりません。靴の中で足が滑ると、指で踏ん張るクセや転倒につながります。ゆとりは1cmまでにとどめ、それ以上大きいサイズを先に買うのは避けてください。歩き方や足の形が気になるときは、小児科や足の専門家に相談すると安心です。
▶ サイズアップ用の1足を探す
今のサイズ+0.5cmから見てみる
主要ブランドの比較|足の形・悩み別
代表的なブランドを、足の形と悩み別にまとめました。合う・合わないは実寸で決まるので、まず1足試すのが結局いちばん早道です。
| ブランド | 特徴 | 向いている子 | |
|---|---|---|---|
| アシックス スクスク |
日本人の足型データが基準。細め | 標準〜細身 | 見る |
| ニューバランス | 幅・甲にゆとり。デザイン豊富 | 幅広・甲高 | 見る |
| イフミー | 価格が抑えめ・幅広め | コスパ重視・幅広 | 見る |
| ムーンスター キャロット |
園児の定番。幅の選択肢が豊富 | 平均的な足型 | 見る |
| 瞬足 | 走りやすさ重視。幅広モデルあり | 3歳以降・活発な子 | 見る |
▶ 5ブランドをまとめて見比べる
サイズ・幅で絞り込んで比較できます
子ども靴を安く買う方法
6歳までに約17足。1足あたりを下げる工夫が、そのまま数万円の差になります。
| 方法 | ポイント |
|---|---|
| 前モデル・型落ちを狙う | 機能はほぼ同じで安い。色柄が古いだけ |
| サイズが確定してから買う | 先買いはサイズアウトで無駄になりやすい |
| 大型セールでまとめ買い | プライムデー等。今のサイズ+0.5cmまでに |
| 上履き・長靴と同時に買う | 送料と手間をまとめられる |
| 返品・交換できる店で買う | 試し履きの代わりになり、結果的に無駄が減る |
お下がりは履かせていい?
靴は履いた子の歩き方に合わせて変形します。かかとがつぶれている・靴底の減り方が偏っているものは避けてください。ほとんど履いていない状態のものであれば問題ありませんが、フィット感は必ず確認を。
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専門家に直接聞ける機会もあります
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よくある質問(FAQ)
子ども靴のサイズについて、よく寄せられる疑問をまとめました。
子ども靴のサイズは何を基準に選ぶ?
年齢ではなく足長が基準です。かかとからいちばん長い指の先までを測り、その数字につま先のゆとりを足したサイズを選びます。年齢はあくまで参考で、同じ年齢でも1cm以上の差が出ることは珍しくありません。3ヶ月に1回は測り直すのがおすすめです。
つま先のゆとりはどれくらい必要?
0〜1歳は約0.5cm、1〜3歳は0.5〜0.7cm、4〜6歳は0.7〜1.0cmが目安です。靴から中敷きを抜いて足を乗せ、つま先に5〜10mmの余りがあればちょうど良い状態。余りがなくなったら買い替えのタイミングです。1cmを超えるゆとりは大きすぎで、かかとが抜けて転びやすくなります。
何ヶ月ごとに買い替える?
3歳ごろまでは約3ヶ月ごと、3歳を過ぎたら4〜6ヶ月ごとが目安です。子どもの足は3歳ごろまで半年で0.5〜1cmほど大きくなるため、この時期がもっとも買い替え回数が多くなります。ただし成長ペースには個人差があるので、期間ではなく実際に測った数字で判断してください。
ファーストシューズはいつから?
ひとりで10歩ほど歩けるようになった頃が目安で、おおむね生後11ヶ月〜1歳半ごろです。サイズは11.5cm前後から。歩き始める前に買っておくと、いざ履かせるときに小さくなっていることがあるため、必要になってから測って買うほうが無駄になりません。つかまり立ちの時期は、室内用のプレシューズで靴に慣らす方法もあります。
ブランドで大きさは違う?
同じサイズ表記でも実寸は違います。傾向としてアシックスのスクスクは細めでやや小さめ、ムーンスターや瞬足は標準、ニューバランスやイフミーは幅や甲にゆとりのある作りです。細身の足なら細めの作り、幅広・甲高なら幅にゆとりのある作りが合いやすくなります。長さを1サイズ上げても解決しない場合は、幅が合っていないサインです。
大きめを買って長く履かせてもいい?
おすすめしません。靴の中で足が前後に滑ると、指で踏ん張るクセがついたり、かかとが抜けて転びやすくなったりします。ゆとりは1cmまでにとどめてください。節約したい場合は、大きめを買うのではなく、前モデルや型落ちで1足あたりの単価を下げるほうが安全です。
お下がりの靴を履かせても大丈夫?
状態によります。靴は履いた子の歩き方に合わせて変形するため、かかとがつぶれているもの、靴底の減り方が偏っているものは避けてください。ほとんど履いていない状態なら問題ありませんが、必ずフィット感を確認しましょう。歩き方や足の形が気になる場合は、小児科や足の専門家に相談すると安心です。
6歳までに靴代はいくらかかる?
外履きだけで約17足、金額にして約6万円が目安です。上履き・長靴・サンダルを加えると、おおよそ8〜9万円になります。1足あたり500円の差でも総額では約8,500円変わるため、買い替えの多い1〜3歳では価格を抑えたブランドを回転させるのが合理的です。
まとめ:足長で選び、1〜3歳は回転させる
子ども靴は年齢ではなく足長+捨て寸で選ぶのが基本。同じ表記でもブランドで実寸が違うので、かかとが脱げる・幅がきついといった症状が出たら、サイズではなくブランドを変えるほうが早く解決します。
買い替えがいちばん多いのは1〜3歳で、3ヶ月ごとに約8足。ここは価格を抑えて回転させ、走る量が増える4歳以降に作りの良いものを選ぶ——このメリハリが、6歳までの総額(約8〜9万円)を無理なく抑えるコツです。
まずは今の足長を測り、早見表でサイズを確認してみてください。
▶ まず足長を測る道具をそろえる
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