杉並区から不承諾通知が届いた、または希望していた園に入れなかったご家庭は、毎年一定数いらっしゃいます。杉並区は2018年から待機児童ゼロを継続している区ですが、第一希望・第二希望の認可保育園に必ず入れるわけではありません。指数勝負で第3〜第10希望に回されたり、年度途中の入園で枠がなかったり、不承諾通知を受け取るケースもあります。
問題はここからどう動くかですが、杉並区は認証保育所や認可外保育施設を使う家庭への補助、ベビーシッター利用料の補助、他区にはない「杉並子育て応援券」など、認可保育園に入れなかった家庭を支える制度が複数用意されています。
ただし、いずれも自分から申請しないと給付は受けられません。本記事では、杉並区公式サイトの一次情報をもとに、「我が家はどの選択肢を取るべきか」を判断する材料を整理します。民間のベビーシッターや家事代行についても、料金やサービスの違いを比較できる形でまとめました。記載している制度内容や金額は2026年5月時点のものです。
我が家はどう動く?まず3つの選択肢を知る
不承諾通知を受け取った後、または希望園に入れなかったあとにまずやるべきことは、当面の預け先を探すことではありません。家庭の状況に合わせて、どの方向で動くかを決めることです。これを飛ばすと、申し込みや問い合わせをあちこちに同時並行で進めることになり、判断軸を見失います。
杉並区の家庭が現実的に取れる選択肢は、大きく3つに分かれます。判断のポイントは「いつまでに復職する必要があるか」「在宅勤務がどの程度可能か」「毎日の預け先が必要か」の3点です。それぞれの選択肢にはメリットとデメリットがあります。費用面、預ける時間、子どもの環境変化など、何を優先するかでベストな答えは変わります。
| 選択肢 | メリット | デメリット | 向いている家庭 |
|---|---|---|---|
| 認証保育所・認可外保育施設に切り替える | 毎日決まった時間預けられる、月8万円までの補助で実質負担が抑えられる、年度途中入園もしやすい | 認可保育園と比べると保育料が高い、施設の質に差がある | 4月復職が確定、フル出社が必要、毎日の預け先が必要 |
| ベビーシッターを軸にする | 自宅で1対1の保育、補助で実質負担が小さい、利用理由を問わない、自宅外保育も補助対象 | 年144時間の上限がある、毎日の利用は金銭的に厳しい、シッターとの相性で当たり外れがある | 在宅勤務可、週数回の預け先で足りる、急な対応の備えにしたい |
| 育休を延長する | 子どもと過ごす時間を確保できる、給付金がもらえる、復職を1年後に再設定できる | 給付金は賃金の50〜67%に減る、延長条件の手続きが厳しい、キャリアへの影響を心配する人もいる | 1歳半まで自宅で見たい、夫婦のどちらかが時間に余裕がある |
3つは独立しているわけではなく、組み合わせて使う家庭がほとんどです。たとえば「認可外保育園に通わせつつ、お迎え後の時間だけベビーシッターを補助で使う」「育休を延長して家事代行を杉並子育て応援券で使う」といった併用ができます。
3つの選択肢で月額の実質負担と杉並区から受けられる主な支援を並べると次のようになります。
| 選択肢 | 月額の実質負担目安 | 杉並区からの主な支援 |
|---|---|---|
| 認証保育所・認可外保育施設に切り替える | 0〜3万円程度 | 認証保育所等保育料補助金(月8万円上限) |
| ベビーシッターを軸にする | 0〜10万円程度 | 1時間2,500円の補助×年144時間 |
| 育休を延長する | 育児休業給付金の範囲内 | 杉並子育て応援券で家事代行・一時保育 |
杉並子育て応援券は3歳までのお子さんがいる家庭ならどの選択肢でも使える共通の支援なので、本記事では横断的な支援として後半にまとめています。
ケース別シミュレーション。いくらかかる?
選択肢ごとのメリット・デメリットだけでは、実際の負担感が見えてきません。代表的な3つの家庭のケースについて、選択肢を変えた場合に月額がどう変わるかをシミュレーションしました。
0歳児がいる夫婦共働き、4月復職予定だが希望園に入れず
| 選択肢 | 月額の実質負担 | 内訳 |
|---|---|---|
| 認可外保育園(保育料月10万円)を選ぶ | 約20,000円 | 杉並区補助で月8万円が戻る |
| 認証保育所(保育料月7万円)を選ぶ | 0円〜 | 補助上限8万円なので保育料の大半をカバー |
| ベビーシッターを毎日5時間使う | 約230,000円 | 月100時間使い切ると補助額25万円、自費分が大きい |
| 育休を延長する | 給付金の範囲内 | 給付金は賃金の50%(延長後) |
このケースでは認証保育所が費用面で最も合理的です。月8万円までの補助でほぼ全額カバーされ、認可保育園とほぼ同じ実質負担になります。ベビーシッター中心は毎日預ける用途には向きません。
1歳児がいる、育休をどうするか迷っている
| 選択肢 | 月額の実質負担 | 内訳 |
|---|---|---|
| 認可外保育園を探す | 約20,000円〜 | 認可外の枠次第 |
| 育休を1歳半まで延長 | 給付金の50%受給 | 応援券で家事代行8時間が無料に |
| ベビーシッター月20時間+在宅育児 | 約14,000円 | 補助で時給2,500円分カバー |
家計と仕事の事情で判断が変わります。給付金が手厚い職場であれば育休延長+応援券で家事代行を活用、復職を急ぐ必要があれば認可外、夫婦のどちらかが在宅勤務可能ならベビーシッター併用が現実的です。
2歳児がいる、認証保育所への切り替えを検討
| 選択肢 | 月額の実質負担 | 内訳 |
|---|---|---|
| 認証保育所(保育料月7万円) | 0円〜 | 杉並区認証等補助で月8万円までカバー |
| 認可外保育施設(証明書交付あり、保育料月8万円) | 0円〜 | 同じく月8万円までカバー |
| 認可保育園の途中入園を待つ | 0円(待機中) | その間はベビーシッター補助で対応 |
杉並区の認証保育所等補助金は月8万円が上限なので、保育料が月8万円以下の施設であれば実質負担はほぼゼロになります。同じ家庭の状況でも選択肢によって月額負担は大きく変わるので、次の章から、それぞれの選択肢について制度の詳細を見ていきます。
認証保育所・認可外保育施設に切り替える場合
4月からの復職が決まっており、毎日の預け先が必要な家庭は、認証保育所か認可外保育施設への切り替えが現実的な選択肢になります。月額10万円近い保育料を聞いて諦めかける家庭も多いのですが、杉並区の補助を使えば実質負担はかなり抑えられます。
杉並区の認証保育所等保育料補助金では、認証保育所、杉並区グループ保育室、杉並区委託型保育室、杉並区小規模保育所、東京都の認可外保育施設指導監督基準を満たす認可外保育施設に対して、保育料の一部が助成されます。助成の上限額は令和7年9月以降、月額80,000円となっています。
たとえば0歳児で認可外保育料が月8万円の家庭の場合、保育料のほぼ全額が助成され、実質負担はほぼゼロになります(食事代や行事費は別途)。月10万円の保育料の場合でも、8万円が助成されるので実質負担は2万円程度に圧縮されます。
申請には次の要件を満たしている必要があります。
- 施設の利用開始日までに区から「保育の必要性」の認定を受けていること
- 対象施設と月48時間以上の保育に係る契約を締結していること(一時預かり事業を除く)
- 利用中の保育施設または過去に利用していた認可保育所等の保育料等を滞納していないこと
- 他の教育・保育施設(認可保育所・家庭的保育・事業所内保育・幼稚園等)に在籍していないこと
認可外保育施設の場合、東京都等の定める「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」が交付されている施設である必要があります。令和7年9月から企業主導型保育事業も補助対象になりました。
認証保育所と認可外保育施設、どちらを選ぶべきか迷う場合は次の表を参考にしてください。
| 比較項目 | 認証保育所 | 認可外保育施設(証明書交付あり) |
|---|---|---|
| 保育料の上限 | 都の規定で月8万円以内(3歳未満) | 各施設が独自設定(月8〜12万円が多い) |
| 補助の上限 | 月8万円 | 月8万円 |
| 選考方式 | 各園で独自選考 | 申込順や面談で決定する園が多い |
| 入りやすさ | 4月は埋まりやすい | 通年で空きがある園もある |
| 保育の質 | 都の基準で一定担保 | 園による差が大きい |
認可外を検討する場合、見学のときに「証明書交付の有無」を必ず確認してください。証明書の交付がない施設だと補助対象になりません。施設の一覧は、杉並区が発行している「保育施設利用のご案内」で確認できます。
ベビーシッターを軸にする場合
夫婦のいずれか、または両方が在宅勤務できる家庭であれば、ベビーシッターを軸にした方法が現実的になります。杉並区のベビーシッター利用支援事業は、知らずに自費で全額負担すると年間で数十万円の差が出る大きな制度です。
杉並区のベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)では、東京都の補助制度を活用して、ベビーシッター利用料の一部が補助されます。利用理由は問わないため、仕事や通院だけでなく、リフレッシュ目的の利用も対象になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額(午前7時〜午後10時) | 1時間2,500円を上限 |
| 補助額(午後10時〜翌午前7時) | 1時間3,500円を上限 |
| 年間利用上限 | 児童1人あたり144時間 |
| 多胎児 | 児童1人あたり288時間 |
| 対象児童 | 未就学児(病児・病後児や学童クラブ不承認の場合は小学3年生まで) |
| 事前申請 | 不要 |
杉並区の独自仕様として注目したいのは、対象児童の拡大ルールです。次のいずれかに該当する場合、対象児童を小学校3年生まで(満9歳に達する日の属する年度の末日まで)拡大します。
- 病児・病後児(小学校1〜3年生まで)
- 学童クラブの入会が不承認となった児童(小学校1〜3年生まで)
もうひとつ、杉並区ならではの柔軟性があります。自宅以外での保育(実家や児童館など)も補助対象になる点です。「実家に帰省中にベビーシッターを頼みたい」「児童館での集まりに下の子を連れて行けないので、シッターに自宅で見てもらう」といったニーズにも対応できます。
時給3,200円のシッターを月12時間利用した場合の試算は次のとおりです。
- 利用料:3,200円 × 12時間 = 38,400円
- 補助額:2,500円 × 12時間 = 30,000円
- 実質負担:8,400円(時給換算で約700円)
年144時間という上限は、月割りすると月12時間です。週2回×1.5時間ペースか、月2〜3回まとめて使うかで使い切れる範囲です。
事業者は東京都認定事業者一覧から選びます。利用時には「東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)を使いたい」と必ず伝えてください。利用後、領収書・利用明細書・要件証明書を事業者から受け取り、四半期ごとの提出期限までに杉並区に申請します。
主要なベビーシッターサービスの比較
東京都認定事業者のなかでも、料金体系や手数料の扱いが異なるため、補助との相性に差が出ます。代表的な4社を比較しました。
| サービス | 料金タイプ | 1時間あたり保育料 | 入会金・年会費 | 手数料の扱い | 杉並区補助との相性 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ポピンズシッター | 派遣型(自分でシッターを選択) | 2,200円〜 | 無料 | 保育料に含まれる | 補助でカバーされる範囲が広い | 保育士有資格者が9割超 |
| KIDSNAシッター | マッチング型 | 1,952円〜 | 無料 | 保育料に手数料20%込み | 手数料込みの保育料が補助対象 | 全シッターが国家資格保有 |
| キッズライン | マッチング型 | 2,000円〜(個別設定) | 無料 | 単発:保育料の22%、定期:11% | 手数料は補助対象外 | 当日依頼に強い、登録者数最大級 |
| ル・アンジェ | 派遣型(コーディネーター手配) | 3,300円〜 | 年会費5,500円 | 保育料に含まれる | 補助との相性は良好 | 2006年設立、病児保育に対応 |
注目してほしいのは、補助は「保育料」にのみ適用される点です。たとえばキッズラインは保育料に対して22%の手数料が別途かかりますが、この手数料は補助対象外なので実質負担が他社より増えます。同じ時給2,000円のシッターを依頼しても、ポピンズシッターのほうが手出しが少なく済むケースが多くなります。
ただし、キッズラインは登録シッター数が圧倒的に多く、当日や翌日の依頼にも対応しやすい強みがあります。質と費用のバランスで選ぶならポピンズシッターかKIDSNAシッター、機動性で選ぶならキッズラインという整理になります。
なお、そのほかのベビーシッターサービスについては、【2026年最新】東京都ベビーシッター利用支援事業のおすすめ認定事業者10社を徹底比較をチェックしてみてください。
事業者連携型(認可不承認の場合)も使える
もうひとつ、認可保育所に申込んだものの利用不可となった場合(待機児童の場合)は、別建ての補助制度としてベビーシッター利用支援事業(事業者連携型)が使えます。こちらは1時間150円の自己負担でベビーシッターが利用できる制度で、上限は1日11時間(短時間認定なら1日8時間)、月220時間(同月160時間)までと圧倒的です。
さらに杉並区独自で、ベビーシッターの派遣に伴う交通費を月額20,000円まで補助、利用者負担金についても月額33,000円まで補助する独自上乗せがあります。事業者連携型を使えるのは認可不承認の家庭に限られますが、不承諾通知を受け取った家庭であれば該当する可能性が高いので、必ず確認しておきたい制度です。
育休を延長する場合
復職を急がず、1歳半または2歳まで自宅で見たい家庭にとっては、育休延長が現実的な選択肢になります。育児・介護休業法により、認可保育園に入園できない場合は1歳6か月まで、それでも入園できなければ2歳まで育休を延長できます。給付金(賃金の50〜67%)も同期間延長されます。
ここで気をつけたいのは、給付金延長の条件が厳しい点です。ハローワーク飯田橋の公式PDFによれば、次のケースは延長対象外になります。
| ケース | 詳細 |
|---|---|
| 入所希望日が1歳の誕生日翌日以降 | 1歳の誕生日翌日以降を希望日にすると延長対象外 |
| 申込日が1歳の誕生日以降 | 誕生日より前に申込みが必要 |
| 認可外保育施設のみへの申込み | 認可保育園への申込みが必須 |
通知書の「入所希望日」と子どもの誕生日の関係を必ず確認してください。育休延長の手続き自体は事業主経由でハローワークに申請しますが、通知書の取得期限や申請のタイミングが少しでもずれると延長が認められないため、勤務先の人事担当に早めに相談することをおすすめします。
なお、育休延長中も杉並子育て応援券は使えます。家事代行や一時保育の負担軽減策として有効です。
どの選択肢でも使える支援。杉並子育て応援券
ここまでの3つの選択肢は「子どもをどこに預けるか」の話でしたが、それと並行して、家事や育児の負担を軽くする支援も杉並区は用意しています。3歳までのお子さんがいる家庭であれば、杉並子育て応援券が使えます。
杉並子育て応援券は、就学前のお子さんがいる家庭に対して、有料の子育て支援サービスに使えるチケット(ポイント)を交付する杉並区独自の制度です。一時保育、子育て相談、子育て講座、家事支援などに利用できます。
| 応援券の種類 | 対象 | 金額 |
|---|---|---|
| 無償の応援券(ゆりかご券) | 妊婦 | 区から自動交付 |
| 無償の応援券(出生0歳児) | 出生時 | 区から自動交付 |
| 無償の応援券(0歳児転入者・1歳児・2歳児) | 転入時または対象年齢時 | 区から自動交付 |
| 有償の応援券 | 0歳児(出生時を除く)〜5歳児 | 毎年度最大30,000円分(4,000円で10,000円分購入可、6,000円分お得) |
応援券で使えるサービスは、大きく4つに分類されています。
| サービス分類 | 内容 | 1回の利用上限 |
|---|---|---|
| 子どもを預けるサービス | 一時保育、ベビーシッター、習い事の送迎など | サービスにより異なる |
| 親(妊婦含む)のサポートサービス | 産後ケア、子育て相談、講座、家事支援など | 家事支援は1回5,000円まで |
| 親子で参加するサービス | 親子講座、リトミック、ベビーマッサージなど | サービスにより異なる |
| 予防接種 | 就学前の子どもの任意接種費用 | 1回5,000円まで |
家事支援サービスは1回5,000円までという制限はありますが、産前産後の負担が大きい時期に「無料で家事代行を頼める」のは大きな救いです。エアコン・台所・風呂場などのハウスクリーニングは対象外で、あくまで日常の家事(調理・洗濯・掃除)が対象です。
応援券で使える主な家事代行・育児サービス
杉並子育て応援券の対象事業者になっている家事代行・育児サービスを並べると次のようになります。
| 事業者 | サービスの特徴 | 応援券で使える内容 |
|---|---|---|
| いたらいいなのおかあさん | 14年以上の運営、産前産後家事援助に特化 | 家事援助(調理・掃除・洗濯)、育児補助(沐浴等) |
| 京王ほっとネットワーク | 京王グループの家事代行サービス | スポット・定期の家事代行サービス |
| クレ家事代行 | 杉並区を中心に展開、産前産後専門 | 家事援助、育児補助、買い物同行 |
応援券は事業者によって対応サービスが異なるので、利用前に必ず確認してください。応援券アプリ(iOS/Android)または杉並区公式サイトの利用できるサービス一覧から検索できます。
民間家事代行サービスの料金比較
応援券だけでカバーしきれない場合や、3歳以上で対象外になった後は、民間の家事代行サービスに切り替える選択肢もあります。代表的な民間サービスの料金を並べると次のとおりです。
| サービス | 料金タイプ | 1時間あたり料金(税込) | 最低利用時間 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ベアーズ | 派遣型(会社雇用スタッフ) | スポット4,600円〜、定期4,180円〜 | 3時間〜(スポット)、2時間〜(定期) | 大手の安心感 |
| ピナイ家事代行 | 派遣型(正社員) | 定期4,070〜4,400円、スポット4,950円 | 3時間〜 | フィリピン人正社員、英語可 |
| CaSy | マッチング型 | スポット2,990円〜、定期2,790円〜 | 2時間〜 | アプリで24時間予約可、業界最安水準 |
| タスカジ | 個人マッチング型 | 1,500〜3,000円(スタッフが個別設定) | 3時間〜 | スタッフを自分で選べる |
3歳までは応援券+区委託事業者で家事支援を補い、それ以降は民間サービスに切り替えるのが現実的です。また、応援券の有償版も毎年度3万円分まで購入できるので、足りない分はこちらで補えます。
申請の優先順位とアクション
ここまでの選択肢を踏まえて、不承諾通知が届いた、または希望園に入れなかったあとにやるべきことを時系列で整理します。
| 時期 | やること | 連絡先 |
|---|---|---|
| 即日 | 不承諾通知書のコピーを3部作成、勤務先に共有 | — |
| 即日〜3日以内 | 杉並区保育課に相談、認証保育所等の空き状況を確認 | 03-3312-2111 |
| 1週間以内 | 認証保育所・認可外保育園を2〜3園見学 | 各園に直接 |
| 1週間以内 | 育休延長手続きの相談(必要な場合) | 勤務先・ハローワーク |
| 2週間以内 | ベビーシッター事業者に会員登録 | 各社サイト |
| 2週間以内 | 杉並子育て応援券アプリをインストールしユーザー登録 | アプリストア |
| 2週間以内 | 事業者連携型ベビーシッター対象者確認申請(不承諾通知を受けた場合) | 子育て支援課子育て支援係 |
| 翌月以降 | 各補助金の申請(認証保育所等補助金、ベビーシッター補助) | 杉並区保育課・地域子育て支援課 |
困ったときの主な連絡先は次のとおりです。
| 相談内容 | 連絡先 |
|---|---|
| 保育園・認証保育所等補助金 | 杉並区保育課保育料担当 03-3312-2111(代表) |
| ベビーシッター補助申請 | 杉並区子ども家庭部 地域子育て支援課子育て支援係 |
| 杉並子育て応援券 | 杉並子育て応援券コールセンター |
| 育児休業給付金延長 | ハローワーク新宿 |
杉並区の支援制度は申請主義です。動いた家庭にだけ給付されます。情報を整理し、優先順位をつけて、ひとつずつ申請を進めていけば、月額の負担は自費の半分以下に抑えられます。本記事の情報が、判断と行動の助けになれば幸いです。
主な参照公式情報
- 杉並区「保育料・減免・補助金(保幼ナビ)」
- 杉並区「認証保育所等保育料補助金・利用費給付について」
- 杉並区「杉並区ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」
- 杉並区「ベビーシッター利用支援事業(事業者連携型)」
- 杉並区「杉並子育て応援券」
- 杉並区「保育料の無償化について」
- 東京都福祉局「ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援) 認定事業者一覧」
- 厚生労働省東京労働局「保育所に入所できない場合の育児休業給付金の延長について(PDF)」
本記事の制度内容や金額、料金情報は各公式サイトおよび公式PRリリースを参照し、2026年5月時点のものを記載しています。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。
