さいたま市の保育料は?【2026年最新】0〜2歳の費用・延長保育料・認可外補助まとめ

image

さいたま市の認可保育施設では、3〜5歳児クラスの利用料は無償ですが、0〜2歳児クラスは世帯の市町村民税所得割額に応じた保育料(利用者負担額)が必要です。

延長保育料・給食費・認可外保育施設の利用料は無償化の対象外で、別途負担が生じます。この記事では、さいたま市の公式資料をもとに、保育料・給食費・延長保育料・認可外補助を整理しています。

プルモ編集部で公式情報をもとに調べています。※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。

この記事のポイント

  • 0〜2歳児クラスの保育料は、市町村民税所得割額に応じた第1〜第11階層で決まります(生活保護・非課税世帯は無償)
  • 3〜5歳児クラスの利用料は無償ですが、給食費(主食費・副食費)は実費負担が基本です
  • 保育料の算定には、政令市の税率8%を旧税率6%に換算した市町村民税所得割額(税額控除前)を使います
  • 多子軽減(2人目半額・3人目以降無料)に加え、市独自で第3子以降の0〜2歳児の保育料を年齢制限なく全額免除する事業があります
  • 認可外保育施設は、施設等利用給付認定を受けると0〜2歳児(非課税世帯)は月42,000円、3〜5歳児は月37,000円まで無償化の対象になります

この記事でわかること

  • さいたま市の0〜2歳児クラスの保育料(利用者負担額)の決まり方
  • 3〜5歳児クラスで無償になるもの・自己負担になるもの
  • 給食費・副食費の扱い
  • 延長保育料の仕組み
  • 認可外保育施設を利用する場合の補助制度
  • 多子世帯・ひとり親世帯などの軽減制度
  • 家庭の状況別に確認すべきポイント
データについての注意
本記事は、さいたま市の公式資料(利用者負担額表・認可保育所等の利用案内・幼児教育・保育の無償化の案内・多子世帯軽減事業の案内)をもとにプルモ編集部が整理したものです。

保育料や補助制度は年度によって変わる可能性があり、実際の保育料は世帯の市町村民税額・子どもの年齢・利用する施設によって異なります。最新情報や個別の金額は、必ずさいたま市公式サイトや各区役所支援課でご確認ください。

さいたま市の保育料、まず全体像を知っておこう

さいたま市で子どもを預ける場合、利用する施設の種別と子どもの年齢によって負担額が変わります。まずは年齢クラスごとに、何にいくらかかるのかをざっくり把握しておきましょう。

費用の種類 0〜2歳児クラス 3〜5歳児クラス
月額保育料(利用者負担額) 第1〜第11階層の所得階層別(非課税世帯は無償) 無償
給食費(主食費・副食費) 保育料に含まれる 実費(施設が金額を設定)
延長保育料 無償化の対象外。施設ごとに設定(各園に確認)
上乗せ徴収・実費徴収(教材費・行事費など) 園の規定による(各施設に確認)

認可保育所・認定こども園(保育所部分)・小規模保育事業所などの認可保育施設では、0〜2歳児クラスは所得階層別の保育料がかかり、3〜5歳児クラスは利用料が無償です。

一方、認可外保育施設の利用料は施設ごとに定められており、補助を受けるには別の手続き(施設等利用給付認定)が必要です。認可保育施設と認可外保育施設では仕組みが異なる点に注意してください。

①認可保育園の保育料

0〜2歳児クラスの保育料

認可保育所等(認定こども園・小規模保育事業所などを含む)の0〜2歳児クラスの保育料は、保護者の市町村民税所得割額をもとに第1階層から第11階層までに区分され、階層ごとに月額が設定されています。

第1階層(生活保護世帯など)と第2階層(市町村民税非課税世帯)は0円(無償)で、それ以外の階層は所得に応じて段階的に金額が上がっていきます。標準時間認定と短時間認定で金額が分かれています。

階層 市町村民税所得割額の区分 標準時間(月額) 短時間(月額)
第1 生活保護世帯など 0円 0円
第2 市町村民税非課税世帯 0円 0円
第3 均等割のみ課税 8,000円 7,800円
第4 所得割48,600円未満 10,000円 9,800円
第5 48,600〜63,900円未満 12,500円 12,200円
第6 63,900〜97,000円未満 19,500円 19,100円
第7 97,000〜137,600円未満 33,000円 32,400円
第8 137,600〜169,000円未満 44,000円 43,200円
第9 169,000〜301,000円未満 55,000円 54,000円
第10 301,000〜397,000円未満 60,000円 58,900円
第11 397,000円以上 72,800円 71,500円

上の表は、さいたま市「子ども・子育て支援新制度における利用者負担額」の3歳未満児(3号認定)の区分です。ご家庭がどの階層に当てはまるかは、世帯の市町村民税所得割額で判定されます。判定に使う税額の考え方は次の項目で説明します。

保育料の算定に使う市民税額について

保育料の階層を決める基準は、さいたま市の表記では「市町村民税所得割額」です。判定にあたっては、次の5点を押さえておくと安心です。

  • 参照する年度:4月〜8月分は前年度、9月〜翌3月分は当該年度の市町村民税所得割額で判定します。年度途中の9月に階層が変わり、保育料が上下する場合があります。
  • 税額控除の扱い(控除前):父母の市町村民税所得割額(調整控除後)を基に算定します。住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)・ふるさと納税などの寄附金控除・配当控除といった税額控除を「適用する前」の金額を用います。そのため、課税通知書の実際の税額より高い金額が基準になる場合があります。
  • 誰の税額を使うか(父母合算):原則として父母の税額を合算します。父母がともに非課税で同居の祖父母がいる場合は、その祖父母を家計の主宰者とみなし、祖父母の市町村民税所得割額を基に算定します。
  • 旧税率6%への換算:さいたま市を含む政令指定都市の市民税率は8%ですが、保育料の算定では従前の税率(6%)に換算した市民税額を用います。課税通知書の所得割額をそのまま使うわけではない点に注意してください。
  • 未申告の場合:未申告などで市民税額が不明な場合は、最高階層である第11階層として保育料が決定されます。申告確認後に過払いがあれば還付されます。収入がない場合でも、市民税の申告状況を確認しておきましょう。

3〜5歳児クラスの利用料

3〜5歳児クラス(2号認定)の利用料は、国の幼児教育・保育無償化制度により無償です。所得制限はありません。

ただし、通園送迎費・給食費・行事費などは無償化の対象外で、引き続き保護者の負担となります。給食費の扱いは次の「②給食費・副食費の扱い」で詳しく整理します。

多子・ひとり親の軽減制度

さいたま市の利用者負担額には、世帯の状況に応じた軽減が複数あります。きょうだいの人数に応じた多子軽減、ひとり親家庭・在宅障害者(児)がいる世帯の軽減に加え、市独自で第3子以降の0〜2歳児の保育料を年齢制限なく全額免除する事業もあります。対象条件や具体的な扱いは、記事後半の「⑤多子世帯・ひとり親世帯などの軽減制度」で詳しく解説します。

②給食費・副食費の扱い

給食にかかる食材料費(給食費)の扱いは、年齢クラスによって異なります。

  • 0〜2歳児クラス:給食費は保育料に含まれており、別途請求されることはありません。ただし保育料自体は所得階層別の負担が必要です。
  • 3〜5歳児クラス:利用料は無償ですが、主食費(米・パンなど)と副食費(おかず・おやつなど)は実費負担が原則です。金額は施設ごとに設定されるため、入園先の施設にご確認ください。

3〜5歳児クラスでは、世帯の状況によって副食費が免除される場合があります。免除の対象に該当するかどうかや具体的な金額は、利用者負担額決定(変更)通知書の記載や、入園先の施設・お住まいの区役所支援課でご確認ください。

③延長保育料の仕組み

認可保育施設では、認定された保育時間(保育標準時間または保育短時間)を超えて利用する場合に、延長保育料が発生します。延長保育料は無償化の対象外です。

さいたま市の場合、延長保育料は市が統一した料金表を定めているわけではなく、施設ごとに設定されています。金額・対象となる時間帯・申込方法は園によって異なるため、通う予定の園の重要事項説明書や延長保育の案内で必ず確認しておきましょう。

延長保育料のほか、上乗せ徴収(特定負担額)や教材費・行事費などの実費も、園の規定によって別途かかる場合があります。入園前に各施設へ確認してください。

④認可外保育施設の保育料と補助制度

認可外保育施設の利用料は施設ごとに定められています。さいたま市では、国の幼児教育・保育無償化制度(施設等利用給付)により、要件を満たす場合に一定額まで無償化の対象となります。

対象 無償化の上限(月額)
3〜5歳児クラス(保育の必要性あり) 37,000円まで
0〜2歳児クラス・市町村民税非課税世帯(保育の必要性あり) 42,000円まで

無償化の対象になるには、保育の必要性の認定(施設等利用給付認定)を受ける必要があります。認可外保育施設を利用する方は、認定区分が2号(3〜5歳児クラス)または3号(0〜2歳児クラスの非課税世帯)に分かれます。

なお、認可保育所・認定こども園(保育所機能)・地域型保育事業・企業主導型保育事業に在籍している期間は、認可外保育施設などを併用しても施設等利用給付の対象にはなりません。

利用料はいったん施設へ全額を支払い、後日の支給申請によって給付される仕組みです。対象施設は市が公示した施設に限られるため、利用予定の施設が対象かどうかを事前に確認しておきましょう。手続きの詳細は、さいたま市「幼児教育・保育の無償化の全体像」「施設等利用給付認定申請のご案内」でご確認ください。

⑤多子世帯・ひとり親世帯などの軽減制度

さいたま市の利用者負担額(保育料)には、世帯の状況に応じた軽減制度が用意されています。対象条件を正確に確認しておきましょう。

多子世帯の軽減

同一世帯から2人以上の児童が認可保育所等に在籍している場合、年齢の高い順に数えて2人目は半額、3人目以降は無料になります。

ここでの「在籍」には、認可保育所・幼稚園・認定こども園・小規模保育事業所・事業所内保育事業所・家庭的保育事業所・特別支援学校幼稚部・児童心理治療施設通所部・企業主導型保育施設への入所や、児童発達支援・医療型児童発達支援・居宅訪問型児童発達支援の利用が含まれます。

さらに、市町村民税所得割額の合計が57,700円未満の多子世帯については、きょうだいの年齢制限が撤廃され、家庭における第2子が半額、第3子以降が無料となります。

市独自の第3子以降0〜2歳児の全額免除

さいたま市は市独自の取組みとして、きょうだいの年齢に関係なく、保育所等に入所する第3子以降の0〜2歳児の利用者負担額を全額免除する事業を実施しています。

対象は、認可保育所・認定こども園・小規模保育事業所・事業所内保育事業所・家庭的保育事業所のいずれかを利用している児童などの要件を満たす場合で、在園の施設または各区役所支援課への申請(オンライン申請も可)が必要です。該当しそうなご家庭は、申請を忘れないようにしましょう。

ひとり親世帯・障害のある子ども等がいる世帯の軽減

ひとり親家庭および在宅障害者(児)がいる世帯で、市町村民税所得割額の合計が77,101円未満の場合は、きょうだいの年齢にかかわらず第1子が半額、第2子以降が無料となります。ただし、その世帯が第6階層にあたる場合(所得割額63,900円以上77,101円未満)の第1子は、3歳未満児で月9,000円となります。

また、未婚のひとり親世帯については、申請により寡婦控除をみなし適用した市町村民税所得割額で算定されます。

家庭の状況別:どこを確認する?

あなたの状況 まず確認すること
0歳児で入園予定 利用者負担額表(3歳未満児)の自分の階層/入所事由(就労は月64時間以上など)/窓口は各区役所支援課
1〜2歳児で認可保育園を希望 利用者負担額表の階層と標準時間・短時間の区分/旧税率6%換算の考え方
3〜5歳児で入園予定 利用料は無償。給食費(主食費・副食費)の実費と免除の有無を施設・区役所支援課で確認
きょうだいがいる家庭 多子軽減(2人目半額・3人目無料)/所得割57,700円未満の年齢制限撤廃/第3子以降0〜2歳の全額免除(要申請)
ひとり親世帯 所得割77,101円未満で第1子半額・第2子以降無料/第6階層の第1子は3歳未満9,000円/未婚は寡婦控除みなし適用
延長保育を利用する家庭 市の統一料金表はなし。各園の重要事項説明書で金額・時間帯・申込方法を確認
認可外保育施設を利用する家庭 施設等利用給付認定(0〜2歳非課税4.2万円・3〜5歳3.7万円)/対象施設かどうかを事前確認
認可に落ちて認可外を検討する家庭 認可外の無償化要件と支給申請(いったん全額支払い後に給付)/認可在籍中は併用が対象外
転入予定の家庭 住民登録地の市町村への認定申請が必要/市外園に通う場合の扱い/旧税率6%換算の対象

よくある質問

Q. 0〜2歳の保育料はいくらですか?
世帯の市町村民税所得割額に応じた第1〜第11階層で決まります。生活保護世帯(第1階層)と市民税非課税世帯(第2階層)は無償です。標準時間・短時間で金額が分かれ、最高の第11階層は3歳未満児・標準時間で月72,800円です。判定には旧税率6%に換算した税額(税額控除前)を使います。
Q. 3〜5歳は本当に無料ですか?
3〜5歳児クラスの利用料は無償です(所得制限なし)。ただし給食費・通園送迎費・行事費などは無償化の対象外で、別途負担が必要です。
Q. 給食費は別にかかりますか?
0〜2歳児クラスは給食費が保育料に含まれており、別途請求はありません。3〜5歳児クラスは主食費・副食費が実費負担で、金額は施設ごとに設定されます。入園先で確認してください。
Q. 副食費が免除されるのはどんな家庭ですか?
3〜5歳児クラスでは世帯の状況によって副食費が免除される場合があります。具体的な対象条件・金額は、利用者負担額決定(変更)通知書や入園先の施設、お住まいの区役所支援課でご確認ください。
Q. 延長保育料はいくらですか?
さいたま市は延長保育料の統一料金表を設けておらず、施設ごとに設定されています。金額・時間帯・申込方法は各園の重要事項説明書で確認してください。延長保育料は無償化の対象外です。
Q. 認可外保育施設でも補助はありますか?
施設等利用給付認定を受けると、0〜2歳児クラス(市町村民税非課税世帯)は月42,000円、3〜5歳児クラスは月37,000円まで無償化の対象になります。いったん施設へ全額を支払い、後日の支給申請で給付される仕組みです。認可保育所等に在籍している期間の併用は対象外です。
Q. 自分の保育料はどこで確認できますか?
正式な金額は、さいたま市から送付される利用者負担額決定(変更)通知書で確認できます。事前に目安を知りたい場合は、利用者負担額表で自分の市町村民税所得割額(旧税率6%換算)の階層を当てはめてください。個別の相談は各区役所支援課が窓口です。

まとめ

  • さいたま市の0〜2歳児クラスの保育料は、世帯の市町村民税所得割額に応じた第1〜第11階層で決まります(非課税世帯は無償)。
  • 判定には旧税率6%に換算した税額(税額控除前・父母合算)を使い、4〜8月は前年度・9〜翌3月は当該年度の税額が基準です。
  • 3〜5歳児クラスの利用料は無償ですが、給食費(主食費・副食費)や延長保育料は別途かかる場合があります。
  • 多子軽減に加え、市独自で第3子以降の0〜2歳児を年齢制限なく全額免除する事業(要申請)があります。
  • 認可外補助や各種軽減は対象条件の確認が必要です。最新情報や個別の金額は、必ずさいたま市公式サイトや各区役所支援課でご確認ください。
参考・出典(さいたま市公式)

さいたま市「子ども・子育て支援新制度における利用者負担額について」
https://www.city.saitama.lg.jp/003/001/015/001/p042312.html

さいたま市「認可保育所等の利用について」
https://www.city.saitama.lg.jp/003/001/015/001/p003019.html

さいたま市「幼児教育・保育の無償化の全体像」
https://www.city.saitama.lg.jp/003/001/009/p061807.html

さいたま市「幼児教育・保育の無償化に必要な手続き(施設等利用給付認定申請)のご案内」
https://www.city.saitama.lg.jp/003/001/009/p065720.html

さいたま市「多子世帯利用者負担額(保育料)軽減事業を実施します」
https://www.city.saitama.lg.jp/003/001/015/001/p045608.html

制度は変更になることがあります。最新情報は必ずさいたま市公式HPでご確認ください。
お問い合わせ先:各区役所支援課(保育施設の申し込み・保育料に関すること)

PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

関連記事