江東区のベビーシッター補助は年間最大36万円|申請方法と認定事業者まとめ【令和8年度版】

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江東区のベビーシッター利用料助成は、東京都の制度を活用した助成金で、子ども一人あたり1時間最大2,500円・年間最大36万円まで補助が受けられます。未就学児を養育するご家庭が対象で、保護者の残業・通院・学校行事・リフレッシュなど幅広い場面で使えます。この記事では、PULMOが江東区のベビーシッター補助の使い方、事業者の選び方、申請の流れ、江東区独自の周辺制度(こうとう家事・育児サポート事業など)までまとめました。

この記事でわかること

出典:江東区こども未来部こども家庭支援課「江東区ベビーシッター利用支援事業」、東京都福祉局、各事業者公式情報をもとに、PULMOが整理しました。最新情報は必ず江東区公式サイトでご確認ください。

江東区のベビーシッター補助金はいくら?年間最大36万円のしくみ

まず結論から。江東区のベビーシッター利用料助成は、東京都が定めるベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)の補助金額がそのまま適用されます。1時間あたりの助成上限額は次のとおりです。

時間帯 助成上限額(1時間あたり)
7時〜22時(日中) 2,500円/h
22時〜翌7時(夜間) 3,500円/h

1時間あたり最大2,500円(夜間は3,500円)が助成される計算です。年間144時間使い切ると、最大36万円の助成になります(出典:江東区公式)。

江東区のベビーシッター補助を実例で計算してみる

3つのパターンで実際の助成額を見てみます。

パターン 利用例 シッター料金 助成額 実質負担
A 月1回・4時間 2,200円/h × 4h = 8,800円 2,200円 × 4h = 8,800円 0円
B 月2回・6時間ずつ 2,500円/h × 12h = 30,000円 2,500円 × 12h = 30,000円 0円
C 月1回・4時間(ベテラン) 3,300円/h × 4h = 13,200円 2,500円 × 4h = 10,000円 3,200円

1時間あたりの料金が2,500円以下のシッターを使えば、実質負担0円で利用できます。2,500円を超えるベテランシッターを使う場合は、超えた分が自己負担になります。

年間の利用上限時間

区分 年間上限時間 日中で使い切った場合の助成額
通常 144時間 最大360,000円
多胎児(双子・三つ子など) 288時間 最大720,000円
障害児 288時間 最大720,000円
ひとり親家庭 288時間 最大720,000円

月の上限はなく、年間の枠内で自由に配分できます。月1回4時間ペースで使えば、ちょうど144時間に収まる計算です。補助金は1時間単位で計算され、1時間に満たない分単位は切り捨てとなります。切り捨てた分単位を次の申請に繰り越すことはできないので、計画的に使うのがおすすめです。

江東区のベビーシッター補助の対象者は?未就学児が対象(障害児は小6まで)

江東区のベビーシッター補助の対象は、江東区在住の未就学児を養育する保護者です。満6歳に達する年度の末日まで補助対象になります。令和8年度から障害児への支援が拡充され、障害児のみ小学校1〜6年生まで対象になりました(出典:江東区公式)。

対象児童 条件
0歳〜5歳児クラスの未就学児 すべて対象
小学校1〜6年生の障害児 令和8年度から対象に拡充
上記以外の小学生 対象外

保護者の側は、江東区在住で次のいずれかに該当する方が対象です。保育認定(保育園に入れるかどうかの判定)の有無は問われません。

  • 日常生活上の突発的な事情や社会参加などにより、一時的に保育を必要とする方(保護者の残業や病気、自己実現、学校行事など、幅広い理由が対象)
  • ベビーシッターを活用した共同保育を必要とする方(保護者と一緒にベビーシッターが共同で保育をする場合が対象)

育休中・在宅勤務中・専業主婦/主夫の方でも、対象になります。保育園や幼稚園に入園している場合でも対象です。

補助の対象外になる主なケース

誤解しやすいポイントなので確認しておきます。次のケースは補助対象外になります。

  • 江東区に住所がない
  • 事業者が東京都の認定を受けていない
  • 東京都認定事業者でも、利用したベビーシッター個人が要件を満たしていない(要件証明書が発行されない)
  • 入会金・会費・交通費・キャンセル料・保険料・おむつ代などの実費
  • 家事援助のみの依頼(保育を含まない)
  • 健康な小学生(江東区では小学生は障害児を除いて一時預かり助成の対象外)

江東区のベビーシッターはどの事業者を選ぶ?東京都認定の主要事業者

江東区のベビーシッター補助は、東京都が定めるベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)認定事業者を利用した場合のみが対象です(出典:東京都福祉局)。主要な事業者を5社ピックアップして特徴を整理しました。

事業者 タイプ 料金目安(日中) 入会金 特徴
ポピンズシッター マッチング 2,200円〜 無料 シッターの9割が有資格者。30分単位で送迎にも対応
キッズライン マッチング 1,000円〜 無料 業界最大手。シッター数が多く急な依頼にも対応しやすい
ベアーズ 請負 3,300円〜 22,000円 家事代行と併用可能。事業者が責任を持ってコーディネート
マザーネット 請負 3,300円〜 22,000円 病児保育に強い。看護師資格を持つスタッフが多い
ル・アンジェ 請負 3,000円〜 20,000円 保育士派遣・産後ケアまで対応するワンストップ型

料金は2026年5月時点のものです。各社で頻繁に変動するため、契約前に必ず公式サイトで最新の料金を確認してください。江東区の補助上限は1時間2,500円なので、料金が2,500円以下のシッターを選べば実質負担0円で利用できます。江東区では特定の認定事業者の紹介や予約の取りやすさ、料金形態などの情報は提供していないため、申請者自身で認定事業者へ直接連絡する必要があります。

マッチング型と請負型のどちらを選ぶ?

同じ「ベビーシッター事業者」でも、マッチング型と請負型では使い心地が大きく違います。

項目 マッチング型 請負(派遣)型
シッターの選び方 自分でサイト上で選ぶ 事業者がコーディネート
契約の相手 シッター個人 事業者
事故・トラブル対応 原則として当事者間 事業者が責任を持って対応
入会金・年会費 無料が多い 2〜5万円かかる事業者が多い
料金 シッター個人が設定 事業者として一律

「事業者がぜんぶ責任を持ってくれる安心感」を取るなら請負型、「自分でシッターを選べる柔軟性とコスト面」を取るならマッチング型、というのがおおまかな選び方です。江東区では区独自の上乗せ補助はないので、補助額だけで選ぶならどちらも同じ2,500円/h上限になります。

江東区のベビーシッターはどんな時に使える?利用シーンと注意点

江東区のベビーシッター補助は、利用できる理由がかなり幅広いのが特徴です。「保育の必要性」も問われないので、育休中・在宅勤務中・専業主婦/主夫でも対象になります。

ベビーシッター補助が使えるシーンの例

シーン 使い方のヒント
産後すぐ・体調を崩したとき 新生児からの対応も事業者によっては可能。「共同保育」で子育ての不安相談もできる
上のお子さんの行事 入学式・参観日・運動会に下のお子さんを連れていけない時に
残業・出張・夜間 保育園のお迎え代行から夕食対応まで。22時以降は補助単価が3,500円に
美容院・通院・買い物 リフレッシュ目的でも対象。30分単位で利用できる事業者もある
子育ての相談 「共同保育」で保護者とシッターが一緒に保育しながら相談に乗ってもらう
仕事復帰の練習 育休復帰前に少しずつシッターに慣れる練習として

兄弟姉妹を同時に預ける場合のルール

原則として「未就学児1人に対しベビーシッター1人」の配置が必要です。1人のシッターに複数のお子さんの保育を依頼した場合、その依頼は助成対象外になります。江東区では「共同保育」(保護者とベビーシッターが一緒に保育する形態)も助成対象です。

家庭の状況 必要なシッター数
未就学児1名 1名
未就学児2名 2名(または共同保育)
未就学児1名+小学生1名(助成対象外) 1名(未就学児分のみ補助)

共同保育を受け付けていない事業者もあるため、事前確認が必要です。

江東区ベビーシッター補助金の申請方法と必要書類

江東区のベビーシッター補助は、事前申請不要で使えます。事業者を選んで利用し、利用後に補助金を申請する流れです。

1
事業者を選ぶ東京都認定事業者一覧から、利用したい事業者を選びます
2
契約・予約「東京都のベビーシッター利用支援事業を活用したい」と必ず申し出ます。これを言わないと要件証明書が発行されません
3
ベビーシッター利用・支払い事業者から要件証明書・領収書・利用明細書を受け取ります
4
助成金の申請パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(江東区委託事業者)へ郵送で申請します
5
助成金の振込審査を経て、指定口座に助成金が振り込まれます

申請スケジュール(月末締めで翌月末振込)

江東区のベビーシッター補助の申請スケジュールは、四半期ごとの締切ではなく毎月申請できるのが特徴です。利用月の翌月末締めで申請を受け付け、その翌月末に補助金が口座に振り込まれます。

項目 内容
申請受付 利用月の翌月末締め
振込時期 申請翌月末頃
申請間隔 毎月申請可能

たとえば令和8年4月に利用した場合、令和8年5月末までに申請すれば、6月末頃には補助金が振り込まれます。毎月申請できるので、こまめに申請して早めに振込を受けられます。

申請に必要な書類

書類 入手先
江東区ベビーシッター利用支援事業補助金交付申請書 江東区公式サイトでダウンロード
江東区ベビーシッター利用内訳表 江東区公式サイトでダウンロード
領収書 事業者発行
利用明細書(利用日・シッター名・児童名・利用時間・保育料の内訳が分かるもの) 事業者発行
ベビーシッター要件証明書 事業者発行(利用日以前の発行日)

提出先・問い合わせ先

申請書類は、江東区委託事業者のパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社へ郵送で提出します。

  • コールセンター:0120-996-258(平日9時〜17時)
  • 提出先:江東区ベビーシッター申請受付事務局(詳細な郵送先は申請書類に記載)

江東区ベビーシッター補助を使う前に押さえておきたい落とし穴

福利厚生クーポンとの併用には注意

勤務先のベビーシッター利用券(こども家庭庁ベビーシッター券、ベネフィット・ステーションなど)は江東区の助成と併用できます。ただし、クーポンや福利厚生で割引された金額は助成対象から差し引かれます。割引が保育利用料以外に充当できる場合は、それが分かる書類を添付する必要があります。

1時間未満の端数は切り捨て

補助金は1時間単位で計算されます。分単位は申請ごとに時間を合算し、1時間分になった分が対象となります。1時間に満たない端数は切り捨てとなり、切り捨てた分単位を次の申請に繰り越すことはできません。たとえば3時間30分の利用が2回あった場合、合算して7時間が補助対象になります。

「要件証明書」の発行日に注意

申請に必要な「ベビーシッター要件証明書」は、利用日以前の発行日であることが必要です。利用後にあわてて発行してもらっても、利用日より後の日付だと助成対象外になります。事業者と契約した時点で、利用前に発行してもらうのが安心です。

区独自の上乗せ補助はない

港区や品川区などには、東京都の補助に加えて区独自の上乗せ補助があります。江東区にはこの上乗せ補助はなく、東京都の補助2,500円/h(夜間3,500円/h)が上限になります。料金が2,500円を超えるシッターを使う場合は、超えた分が自己負担です。

住民票の要件

江東区のベビーシッター補助は「ベビーシッター利用日に江東区に住所がある」ことが前提です。引っ越し直後にシッターを利用する場合は、住民票の異動が完了しているか確認しておきます。年度途中に他自治体から転入した場合、転入前の自治体での利用時間と通算して年144時間が上限になることがあります。

ベビーシッターを安心して使うためのチェックポイント

こども家庭庁が「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」を発表しています。特に重要なポイントは次のとおりです。

ポイント 確認内容
事前面接 マッチング型では特に、子どもを預ける前に必ず面会して人柄を確認する
身分の確認 シッターの氏名・住所・連絡先、身分証明書を確認する
資格・研修 保育士・幼稚園教諭・認定ベビーシッターなどの資格や研修受講歴を確認する
保険加入 事業者・シッターが事故時の保険に加入しているかを確認する
緊急時の連絡体制 預けている間も連絡が取れる体制を整え、子どもの様子を確認できるようにする

江東区のベビーシッター以外で使える子育て関連の支援制度

江東区にはベビーシッター利用助成のほかにも、お子さんを預けたいときに使える制度が複数あります。シーンに応じて組み合わせると、子育ての負担をさらに軽くできます。

こうとう家事・育児サポート事業(3歳未満児・1時間500円)

こうとう家事・育児サポート事業は、区が委託した事業者のサポーターが自宅に訪問し、家事や育児の手伝いをしてくれる制度です。自己負担は1時間あたり500円と、ベビーシッターより手頃に利用できます。

項目 内容
対象 江東区在住で2歳まで(3歳の誕生日前まで)のお子さんを養育中の世帯
自己負担金 1時間あたり500円
事業実施日 祝日含む月〜日の午前9時〜午後9時(年末年始除く)
1回の利用 2時間以上(1時間単位、支援員1名に対し連続利用5時間まで)
運営 株式会社パソナライフケア(03-6633-3649)

利用限度時間は年齢ときょうだい構成によって変わります(0歳の第1子は60時間、3歳未満の兄姉がいる場合は180時間など)。サポート内容は、部屋の掃除、健診や買い物などの外出同行、授乳のお手伝い、食事の支度・片付け、きょうだいのお世話、生活用品の買い物、洗濯たたみ、育児の補助など幅広く対応しています。

こうとう家事・育児サポート事業(多胎児家庭向け)

双子や三つ子などの多胎児を妊娠中もしくは養育している家庭は、多胎児家庭向けの家事・育児サポート事業を利用できます。通常版より上限時間が手厚く、妊娠中から0歳まで240時間、1歳120時間、2歳120時間が利用可能です。

多胎児家庭支援事業(移動経費補助)

多胎児家庭支援事業は、双子や三つ子などの多胎児を養育している家庭が、母子保健事業を利用する際のタクシー利用料の一部を補助する制度です。多胎児の外出は身体的にも負担が大きいので、活用する価値があります。

ファミリー・サポート事業

江東区社会福祉協議会が運営する、子育ての援助を受けたい方(利用会員)と援助したい方(協力会員)をつなぐ会員制の相互援助活動です。ファミリー・サポート事業では、生後57日から小学校3年生のお子さんを対象に、保育園・幼稚園の送迎、放課後の一時預かり、保護者の仕事・病気・出産・社会参加・リフレッシュ時の預かりなどに対応します。

病児・病後児保育

お子さんが病気や病気回復期で集団生活が難しい時期に利用できる病児・病後児保育事業です。江東区内の認可保育園・認定こども園・小規模認可保育園などに在園しているお子さんが対象で、専門の施設で一時的に預かってもらえます。

江東区のベビーシッター補助に関するよくある質問

Q. 育休中でも江東区のベビーシッター補助は使えますか?
A. 使えます。保護者の就労状況や保育認定の有無は問われないので、育休中・在宅勤務中・専業主婦/主夫でも対象です。

Q. 保育園に入園しているのですが、対象になりますか?
A. なります。保育施設への入園の有無は補助対象に影響しません。

Q. 小学生の子どもは対象になりますか?
A. 江東区のベビーシッター利用助成は未就学児(満6歳の年度末まで)が対象です。ただし令和8年度から対象が拡充され、障害児のお子さんに限り小学校1〜6年生まで対象になりました。健康な小学生は引き続き対象外です。

Q. 申請はオンラインでできますか?
A. 江東区のベビーシッター補助は郵送による申請が基本です。詳細は江東区コールセンター(0120-996-258)にお問い合わせください。

Q. 数か月分をまとめて申請できますか?
A. できます。同一年度内の利用であれば、複数月分をまとめて申請することも可能です。ただし領収書の紛失リスクを考えると、こまめに申請するのがおすすめです。

Q. 補助金は所得税の課税対象になりますか?
A. 令和3年度の税制改正により、一時預かり利用支援の補助金は非課税対象です。確定申告は不要です。

Q. ベビーシッター事業者を江東区から紹介してもらえますか?
A. 江東区では特定の事業者の紹介は行っていません。東京都認定事業者一覧の中から、申請者自身で選んで直接連絡する必要があります。

江東区のベビーシッター補助を使い始める前に押さえること

  • 江東区のベビーシッター補助は1時間最大2,500円、年間144時間まで(最大36万円)
  • 対象は江東区在住の未就学児(満6歳の年度末まで)。令和8年度から障害児のみ小学校6年生まで対象に拡充
  • 多胎児・障害児・ひとり親家庭は年間288時間まで利用可能
  • 東京都認定の事業者を利用する
  • 契約時に「東京都のベビーシッター利用支援事業を活用したい」と必ず申し出る
  • 領収書・利用明細書・要件証明書を事業者から必ず受け取る(要件証明書は利用日以前の発行日)
  • 申請は月末締めで翌月末振込(毎月申請可能)
  • 申請先はパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(委託事業者)
  • 3歳未満のお子さんがいる家庭は「こうとう家事・育児サポート事業」(1時間500円)も検討

「ベビーシッターは高い」というイメージから諦めていたご家庭も、補助を組み合わせれば現実的に手の届く選択肢になります。江東区は毎月申請できるしくみなので、こまめに申請して早めに補助を受け取るのがおすすめです。まずは東京都認定事業者のサイトを覗いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

主な参照公式情報

本記事の制度内容や金額、料金情報は江東区公式サイト、東京都福祉局、各事業者の公式情報を参照し、2026年5月時点のものを記載しています。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。

PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

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