【2026年最新】福岡市は子育て支援が手厚い街?各種制度を徹底解説

image

「天神・博多・大濠公園……九州最大の都市・福岡市って、子育て環境はどうなんだろう?」と気になっているママも多いのではないでしょうか。福岡市は全国でも出生率が高い都市として知られており、妊婦支援給付金(5万円×2回)、妊娠7か月アンケート・面談、産後ケア事業(宿泊型1日3,000円・計7日)、産前産後ヘルパー(1回500円・最大20〜60回)、福岡市独自の「おむつと安心定期便」(0〜3歳全家庭・無料でおむつ等を定期お届け)、第3子優遇事業(3人以上養育家庭への保育料等軽減)、子ども医療費助成(令和6年1月から高校生世代まで拡大・所得制限なし・入院は全額助成)と、子育て世代に嬉しい制度が充実しています。この記事では福岡市の主な子育て支援制度をまとめてご紹介します!

この記事で紹介する各種制度の情報は令和6年度時点のものです。

数字からわかる福岡市の子育て事情

まずはデータで福岡市の子育て環境を確認してみましょう。

妊婦支援給付金 妊娠届出時の面談後に5万円(1回目)・乳児家庭全戸訪問後に5万円(2回目)の申請案内を配付。所得制限なし・流産・死産も対象
妊娠7か月アンケート・面談 妊娠7か月の全妊婦に福岡市公式LINEからアンケートを送付。面接を希望する方には助産師や保健師が対応
乳児家庭全戸訪問(生後4か月まで) 生後4か月になるまでの間に全家庭を訪問。産後の体調・お子さんの発育・子育て相談。妊婦支援給付金(2回目)の申請案内を配付
おむつと安心定期便(市独自) 0歳〜3歳の誕生月まで全家庭が対象。子育て施設やサービス利用で電子スタンプを取得→専用サイトでおむつ等と交換→自宅に無料配送
産後ケア(3タイプ) 宿泊型(1日3,000円・1泊2日6,000円)・日帰り型・訪問型。計7日まで。非課税・生保世帯は無料。宿泊型・日帰り型は食事付き
産前産後ヘルパー派遣事業 1回500円(交通費実費上限500円別途)。妊娠中最大10回・産後最大20回(第2子以降・未就学きょうだいがいる場合は40回・多胎は60回)。非課税・生保世帯は無料
第3子優遇事業(市独自) 3人以上養育する家庭で第3子以降が小学校入学前3年間(4歳年度当初〜6歳年度末)にある間、保育料・施設利用手当などを軽減
子ども医療費助成 令和6年1月から高校生世代(18歳年度末)まで拡大・所得制限なし。3歳未満は無料。3歳以上は1医療機関あたり月500円まで自己負担。入院は全額助成(無料)

福岡市の最大の特徴は「おむつと安心定期便」と「産前産後ヘルパー派遣事業」の二本柱です。「おむつと安心定期便」は子育て施設を利用するたびにスタンプが貯まり、0歳から3歳の誕生月まで無料でおむつ等が届く全国でも注目される市独自制度。産前産後ヘルパーは1回わずか500円と格安で、きょうだい構成によって最大60回まで利用できます。また、子ども医療費は入院が全年齢で全額助成という手厚さです。

産後すぐに使える支援制度

「妊娠したら何から始めればいい?」福岡市では、各区保健福祉センター(保健所)健康課や市内の産科医療機関等に妊娠届を提出するところから支援がスタートします!

  • 妊娠届時の面談(保健師等による相談支援)・妊婦支援給付金(5万円・1回目)申請案内
  • 妊娠7か月:福岡市公式LINE経由で全妊婦にアンケート送付・希望者には助産師・保健師が面接
  • 乳児家庭全戸訪問(生後4か月まで全家庭・訪問時に妊婦支援給付金2回目の申請案内を配付)
  • 産後ケア事業(宿泊型・日帰り型・訪問型・計7日)
  • 産前産後ヘルパー派遣事業(産後最大20〜60回)
  • おむつと安心定期便(0歳〜3歳誕生月まで・全家庭)

妊婦支援給付金・妊娠7か月アンケート

支援内容 申請方法・流れ
  • 1回目(妊娠届出時):妊婦1人につき5万円
  • 2回目(出産予定日8週間前以降から申請可):胎児1人につき5万円(多胎は胎児の数×5万円)
  • 流産・死産・人工妊娠中絶をされた方も対象(所得制限なし)
  • 妊娠7か月に福岡市公式LINEからアンケートを送付。面接を希望する妊婦には助産師・保健師が対応
  • 1回目:妊娠届出時の面談後に申請案内を受け取り→給付金申請フォームよりオンライン申請
  • 2回目:出産予定日8週間前以降に申請フォームより申請(メールアドレス登録後に案内が届く)
  • 郵送希望・不明点はコールセンター(092-406-0896)へ

問い合わせ:こども未来局こども健やか課(092-707-3906)

乳児家庭全戸訪問(こんにちは赤ちゃん訪問)

支援内容 費用
  • 生後4か月になるまでの間に全家庭へ保健師等が訪問
  • 産後の体調・お子さんの発育・子育てに関する相談
  • 子育て関連サービスの情報提供
  • 妊婦支援給付金(2回目・5万円)の申請案内を配付
無料。問い合わせ:各区保健福祉センター健康課

産後ケア事業(宿泊型・日帰り型・訪問型)

種類 内容 自己負担額 利用上限
宿泊型(ショートステイ) 産科医療機関や助産所に宿泊。授乳・沐浴アドバイス・育児相談・母体管理。3食(初日・最終日は2食)付き 1日3,000円(1泊2日で6,000円) 3タイプ合わせて7日間まで

生活保護・非課税世帯は無料

日帰り型(デイケア) 産科医療機関や助産所に日帰りで通う。授乳・沐浴アドバイス・育児相談・母体管理・昼食付き 各事業者へ確認
訪問型(アウトリーチ) 助産師等が自宅を訪問。授乳・沐浴アドバイス・育児相談・母体管理(食事なし) 各事業者へ確認

対象は生後1年未満のお子さんとそのお母さん(流産・死産経験後1年未満の女性も対象)。妊娠中からの問い合わせ・見学をおすすめします。申込の流れ:希望の事業者へ利用申込書を提出し予約→事業者が「福岡市産後ケア事業利用証明書」を発行→ご利用の際に証明書を提示・利用後に自己負担額を事業者へ支払い。問い合わせ:こども未来局こども健やか課(092-707-3906)。

主な実施施設(令和8年3月現在):真田産婦人科麻酔科クリニック(東区・産後ケアセンター マリィのおうち)・森下産婦人科医院(博多区)・竹内産婦人科クリニック(早良区)・福岡山王病院(早良区・令和7年9月開始)・池田功産婦人科医院(西区)・絆衣助産院(博多区)・大名よねくら小児科クリニック産後ケアハウスぽかぽか(中央区)・古賀文敏ウイメンズクリニック(中央区)・福岡市立こども病院(東区・令和8年3月開始)等

産前産後ヘルパー派遣事業

支援内容 利用料・回数
市が委託した事業者からヘルパーが自宅を訪問し、家事(調理・洗濯・掃除等)や育児のお手伝いをする事業。妊娠中の方または生後1年未満の赤ちゃんがいるご家庭が対象
  • 1回500円(1回につき連続2時間以内・1日2回まで)+ヘルパー派遣交通費実費(上限500円)
  • 生活保護・非課税世帯は利用料免除
  • 妊娠中:最大10回
  • 産後:最大20回
  • 第2子以降で出生時点にきょうだいが未就学の場合は産後最大40回
  • 多胎児(双子・三つ子等)の場合は産後最大60回(うち20回は外出支援)

産前産後ヘルパーは第2子以降で未就学きょうだいがいれば産後40回、多胎なら60回と、家族の状況に応じてきめ細かく回数が設定されているのが福岡市の特徴です。問い合わせ:各区保健福祉センター健康課または各区子育て支援課。

おむつと安心定期便(福岡市独自)

支援内容 対象・利用方法
  • 0歳から3歳の誕生月までの全家庭を対象に、定期的に見守りながら無料でおむつ等をお届けする市独自の事業(2023年8月開始)
  • 子どもプラザ・産後ケア・産後ヘルパー等、子育て関連施設やサービスを利用した際に電子スタンプを受け取り、専用サイトで育児用品(おむつ等)と交換すると自宅に配送
  • 施設利用と見守りがセットになった全国でも先進的な仕組み
対象者には順次利用案内を送付。DV等の事情がある方はこども未来局こども健やか課(092-707-3906)へ連絡。詳細はおむつと安心定期便専用サイトへ

医療費助成制度(子ども医療費助成)

「急な発熱やケガのたびに医療費が心配……」そんなママも安心してください。福岡市では令和6年1月から高校生世代まで子ども医療費が助成されます!

対象年齢 助成内容 申請先
0歳〜高校生世代(18歳年度末)まで
令和6年1月1日から拡大・所得制限なし
  • 3歳未満:無料
  • 3歳以上:通院・調剤は1医療機関あたり月500円までの自己負担
  • 入院(3歳以上も含む):全額助成(無料)
  • 福岡市内・県内の医療機関:「子ども医療証」とマイナ保険証等を提示(現物給付)
  • 福岡県外の医療機関:いったん支払い後、区役所・出張所で償還払い申請
各区役所・出張所の保険年金担当課。出生・転入後なるべく早めに申請。申請月の初日(出生・転入月内の申請は出生日・転入日)から助成開始

福岡市の子ども医療費助成は入院が3歳以上を含む全年齢で全額助成されるのが大きなポイントです(食事代・個室代・健診費用等は対象外)。令和6年1月から高校生世代まで対象が拡大され、所得制限もありません。

多子家庭への特別支援(第3子優遇事業)

支援内容 対象・申請先
18歳未満のお子さんを3人以上養育するご家庭で、第3子以降が小学校入学前3年間(4歳を迎える年度当初〜6歳年度末)にある間、以下の経済的負担を軽減:

  • 新制度幼稚園・認定こども園(教育部分)の利用料(無償化の上乗せ)
  • 私学助成幼稚園の利用料への助成(保育施設等利用手当)
  • 認可保育所・認定こども園(保育部分)の保育料軽減
  • 認可外保育施設等の利用への助成
市内在住で18歳未満の子を3人以上養育している保護者。申請は各区子育て支援課・区役所。詳細は「ふくおか子ども情報(第3子優遇事業)」をご確認ください

経済的支援(児童手当)

支援内容 対象 申請先
子どもの年齢・人数に応じた金額を毎月支給(所得制限なし) 福岡市在住で0歳〜18歳年度末までの児童を養育している生計中心者 各区役所・出張所の子育て支援課。出生・転入の15日以内に申請すると翌月分から支給

令和6年10月の制度改正で所得制限が撤廃され、支給対象が18歳年度末まで拡大されました。

預かり・サポート制度

「急な用事ができた」「育児仲間を作りたい」——福岡市には多彩なサポートが揃っています!

施設・サービス 特徴
子どもプラザ(各区) 乳幼児と保護者が自由に遊べる室内広場・育児相談・講座等(無料)。スタンプをためるとおむつと安心定期便にも活用できます
子育て交流サロン 校区の公民館等で保健師・助産師・栄養士・歯科衛生士・保育士等専門職が相談に応じる。毎月1回開催
福岡市公式LINEのLINE相談 匿名OK・年末年始除く毎日受付・子育て支援の専門職が対応。「誰かに話を聞いてほしいけど電話はちょっと…」というときに
ファミリーサポートセンター 地域の援助会員が保育施設への送迎・一時的な預かりをお手伝いする会員制相互援助活動。各区子育て支援課へ

福岡市の子育て情報は「ふくおか子ども情報」にまとめられており、各種制度・施設・イベント情報を一括確認できます。「ふくおか子ども情報 母子モ」アプリや「福岡市公式LINE」では妊娠中から子育て期にかけて継続的に情報発信があるので、ぜひ登録を!

まとめ

今回は福岡市で利用できる子育て支援制度を紹介してきました。妊婦支援給付金(5万円×2回)+妊娠7か月LINEアンケート・面談、乳児家庭全戸訪問(生後4か月まで全家庭)、産後ケア3タイプ(宿泊型1日3,000円・計7日・非課税世帯は無料)、産前産後ヘルパー(1回500円・産後最大20〜60回)、おむつと安心定期便(0〜3歳誕生月まで全家庭・無料配送)、第3子優遇事業(3子以上養育・小学校入学前3年間の保育料等軽減)、子ども医療費助成(18歳年度末まで・3歳未満無料・入院は全額助成)まで、西日本最大の政令指定都市・福岡市の充実した支援制度が伝わりましたか?

天神・博多・姪浜・香椎……活気あふれる福岡市で、制度をフル活用しながら子育てを楽しんでください!移住を検討中のママも、すでに在住のママも、詳細・最新情報は各区保健福祉センター健康課または「ふくおか子ども情報」サイトでご確認ください。

PULMOでさまざまなオンラインセミナーに参加してみよう!

PULMOは、「いつだってワタシらしく輝きたい」と願う世の中の女性を応援するママ向けオンラインコミュニティです。「育児のストレスを抱えている」「自分の子どもだけでなく、誰かとつながりたい」とお考えの女性も、動画講座やイベントを通じて新しい気づきを得たり、お話したりすることができるのですよ。子育て中のママ同士で、育児のこと、キャリアのこと、なんでも情報交換してみませんか。きっと良いリフレッシュになりますよ。

この記事は令和6年度の情報をもとに作成しています。制度の詳細・最新情報は福岡市公式サイトでご確認ください。

参考URL


PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

関連記事