こんにちは、PULMO編集部です。静岡市の保活でまず押さえておきたいのは、選考が「点数」で動くという点です。
静岡市は申込み児童に保育の困難度に応じた指数をつけ、客観的な評価に基づいて入園児童を決定しています。恣意的な運用を排除するための「保育利用調整基準」が定められています。
この記事は、静岡市全体の保育園選びをやさしく整理する総覧記事です。点数制のしくみをコンパクトに解説したうえで、3区を代表する20園の空き状況(入園選考後の状況)をひと目で確認できる比較表を用意しました。お住まいの区から、検討園の空き状況をご覧いただけます。
この記事でわかること
- 静岡市の選考が「保育利用調整基準」の指数で動くしくみ
- 3区を代表する20園の空き状況を年齢別に比較できること
- 0〜2歳クラスは「-(受入枠なし)」が多く、保活の主戦場であること
- 空き状況は記号(◎○△-)で公表され、毎月20日頃に更新されること
- 各園の最新情報は所在区の子育て支援課で確認できること
データの出典と注意点
本記事の数値は、静岡市公式「認定こども園・保育園等の令和8年5月入園選考後の状況」を出典としています。
この記号は5月入園選考の受入可能数から内定者数を引いたもので、辞退・退園・保育士確保などにより6月選考以降の受入可能数とは必ずしも一致しません。申込み前には必ず最新の状況と各区子育て支援課にご確認ください。
静岡市の保活は「保育利用調整基準」の指数で決まる
静岡市の認可保育施設の選考では、申込みが受入枠を超えた場合に「利用調整(選考)」が行われます。優先順位は、次の3つを組み合わせて決まります。
静岡市の選考 3つの要素
- 基準となる指数——父母それぞれの就労・疾病などの保育の困難度を点数化し、世帯の指数とする
- 調整項目——きょうだい利用・認可外利用・多胎児・ひとり親などの加点項目を、指数に加減する
- 同点時の決定方法——算定した指数が同点の場合に、基準で定められた方法で優先順位を判定する
静岡市の保育利用調整基準は、保育の困難度に応じて指数をつけ、客観的な評価で恣意的な運用を排除して入園児童を決定するためのものです。フルタイム共働きなど保育の必要性が高い世帯ほど指数が高くなり、指数の高い順に内定が決まります。
⚠️ 静岡市の調整項目——きょうだい・多胎児・認可外利用に加点
静岡市の調整基準には、きょうだいが別々の園に通っている場合に翌年4月の同一園転園で加点する項目や、多胎児を抱える世帯への加点、認可外施設・一時預かりの利用回数に応じた加点(週1〜3回未満で1点、週3回以上で2点)などがあります。自世帯の正確な指数や同点時の判定は、所在区の子育て支援課にご確認ください。
3区を代表する20園——空き状況で見る
静岡市3区から、各区の保活で軸となる代表的な保育施設を編集部で抽出しました。記号は令和8年5月入園選考後の状況です。各園の最新の状況は、所在区の子育て支援課(表の最右にリンクあり)でご確認ください。
表の凡例(静岡市公式の表記)
◎=十分余裕あり / ○=余裕あり / △=残りわずか / -=受入枠なし / ※=直接園に問い合わせ
赤字は0歳または1歳児クラスに空きあり(◎○△)。記号は5月選考後の状況で、6月以降の受入数とは一致しないことがあります。最新情報は所在区の子育て支援課でご確認ください。
出典:静岡市公式「認定こども園・保育園等の令和8年5月入園選考後の状況」をもとにPULMO編集部が3区から計20園を抽出。掲載は所在区別。記号は5月選考後の状況で、辞退・退園・保育士確保などにより6月選考以降の受入数とは一致しないことがあります。最新情報は所在区の子育て支援課でご確認ください。
この空き状況は令和8年5月入園選考後の数値で、4〜5月入園の選考が終わった後の状況です。0〜2歳クラスは「-(受入枠なし)」が目立つ園も多く、年度途中の入所は全区を通して厳しめです。
一方、同じ区内でも園によって空きの出方が大きく異なり、郊外の園や定員に余裕のある園では0〜1歳に「◎○」が出ていることもあります。
保活の主戦場は0〜1歳児クラス——同じ区でも園差が大きい
静岡市でも保活の中心は0〜1歳児クラスです。表のとおり、藁科こども園・賤機保育園・ひばり保育園・横砂こども園などには0〜1歳に空きが見られる一方、市街地の人気園では0〜2歳が「-」のところも少なくありません。
「区」という大きな単位ではなく、通勤動線上の具体的な園ごとに空き状況を確認することが、静岡市の保活では重要です。全施設の状況は、静岡市公式が毎月20日頃に更新する「入園選考後の状況」で確認できます。
3区を眺めてみる——区ごとの傾向
静岡市は葵区・駿河区・清水区の3つの行政区で構成される政令指定都市です。市が選考ルールを統一しているとはいえ、実際の入りやすさは地域によって異なります。各地域の園の総枠数と、そこに住む0〜5歳児の人数・申込み傾向のバランスが違うためです。
葵区——市街地と中山間が広がる広域エリア
静岡駅北側の市街地から、安倍川上流の梅ケ島・井川といった中山間地域まで、市内で最も広い区です。市街地(竜南・北安東・千代田など)は子育て世帯が多く0〜2歳の希望集中が強い一方、藁科・賤機・足久保など郊外の園は0〜2歳に空きが見られます。
駿河区——静岡駅南側の住宅・産業エリア
静岡駅の南側に広がる、住宅地と産業が混在するエリアです。登呂・小黒・南八幡など人口の多い地域では0〜2歳の枠がタイトな園もありますが、用宗・大谷方面など定員に余裕のある園では0〜1歳に空きが見られます。
清水区——清水港を中心とした臨海・住宅エリア
清水港を中心に、市街地・住宅地と興津・由比・蒲原方面の地域が広がるエリアです。横砂・袖師・嶺など住宅地の認定こども園を中心に、0〜1歳に空きが見られる園が点在します。由比・蒲原・小島方面は園数が少なく、地区によって選択肢が限られます。
申し込み前に知っておきたいこと
申込先は所在区の子育て支援課入園係
静岡市の認可保育施設(2・3号認定)の利用申込みは、第1希望の園または各区の子育て支援課入園係が窓口です。葵区・駿河区・清水区それぞれに福祉事務所の子育て支援課入園係があります。
年度途中の入所は月ごとの選考で扱われ、入りたい月の前月上旬の締切までに申込みを行うのが基本です(例:6月入園は5月7日締切)。最新の受付スケジュールは、所在区の子育て支援課でご確認ください。
空き状況は記号で公表される——毎月20日頃に更新
静岡市の空き状況は、「入園選考後の状況」として◎(十分余裕)・○(余裕)・△(残りわずか)・-(受入枠なし)の記号で、毎月20日頃に更新されます。
この記号は選考後の残り枠を示すもので、辞退・退園・保育士確保などにより実際の受入数とは一致しないことがあります。「-」の園でも退園で枠が出ることがあるため、検討している園は入りたい順に、漏れなく希望欄に記入することが大切です。
認可以外の選択肢——小規模保育・待機児童園
静岡市の認可保育施設には、認定こども園・保育園のほかに小規模保育施設があります。小規模保育は0〜2歳児が対象の少人数施設で、認定こども園・保育園より枠に空きがある傾向があり、0〜2歳の枠を確保する選択肢として有力です。
また静岡市には各区に待機児童園が設けられており、認可施設に入れなかった場合の受け皿になっています。認可外保育施設や企業主導型保育の利用も含め、所在区の子育て支援課に相談してみましょう。
公式情報・参照元リンク
本記事は、静岡市公式が公開する保育施設の入園選考後の状況を出典としています。最新の状況は必ず公式ページでご確認ください。
- 令和8年度認定こども園・保育園・幼稚園等の入園受付(入園選考後の状況・施設一覧)
- 静岡市保育利用調整基準(指数・調整項目・選考のしくみ)
- 各区子育て支援課入園係(申込み・利用調整の窓口)
葵区 054-221-1095 / 駿河区 054-287-8673 / 清水区 054-354-2358
申込書類の提出先や利用調整の相談は、所在区の子育て支援課入園係が窓口です。入園選考後の状況は毎月更新されるので、検討園のある区の案内を定期的に確認しましょう。
※ 本記事は静岡市公式の公開情報をもとにPULMO編集部が整理したものです。空き状況や利用調整の基準は年度・時期によって変わります。申込み前には必ず最新の入園選考後の状況と各区子育て支援課の案内をご確認ください。
