こんにちは、PULMO編集部です。浜松市の保活でまず押さえておきたいのは、選考が「点数」で動くという点です。
浜松市は父母それぞれの保育の必要性を基準点に置き換え、その父母の合計点に家庭状況による調整点を加減し、合計の高い世帯から内定が決まります。
この記事は、浜松市全体の保育園選びをやさしく整理する総覧記事です。点数制のしくみをコンパクトに解説したうえで、3区を代表する20園の募集人数(空き状況)をひと目で確認できる比較表を用意しました。お住まいの区から、検討園の空き状況をご覧いただけます。
この記事でわかること
- 浜松市の選考が「基準点(父母合算)+調整点」で動くしくみ
- 2024年1月の区再編で、浜松市が中央区・浜名区・天竜区の3区になったこと
- 3区を代表する20園の募集人数を年齢別に比較できること
- 0〜1歳クラスは「0」が多く、年度途中の入所は全区で厳しめなこと
- 申込み・選考の窓口が市の幼保支援課に一元化されていること
データの出典と注意点
本記事の数値は、浜松市子育て情報サイト「ぴっぴ」の「年度途中の認可保育施設募集人数一覧(令和8年6月の募集・2026年4月17日時点)」を出典としています。
募集人数は退所や職員確保状況により日々変動し、空きがあっても入所を保証するものではありません。申込み前には必ず公式の最新情報をご確認ください。
浜松市の保活は「基準点+調整点」の点数で決まる
浜松市の認可保育施設の選考では、申込みが受入枠を超えた場合に「利用調整(選考)」が行われます。優先順位は、次の3つを組み合わせて決まります。
浜松市の選考 3つの要素
- 基準点——父母それぞれの就労・疾病などの保育の必要性を点数化し、父母の点数を合算して世帯の基準点とする
- 調整点——きょうだい在園・認可外利用中などの加点・減点を、基準点に加減する
- 優先段階(同点時の取扱い)——利用調整基準点が同一の場合に、優先段階の項目で総合的に判断する
浜松市の選考は、東京23区と同じ「父母の点数を合算する方式」です。フルタイム共働きなら父母の点数がそのまま足し合わされ、就労時間が長いほど高くなります。利用調整基準点は「基準点」と「調整点」を合算したもので、高い世帯から第1希望〜第3希望の順に内定します。
⚠️ 浜松市の特徴——きょうだい枠と申込みは「幼保支援課」へ
浜松市では、認可保育施設に上の子が在園中に下の子が生まれた場合、きょうだい枠として優先的に入園できるしくみがあります。また、申込みは住所地の区役所ではなく、市の幼保支援課(保育相談センター)が窓口で、利用調整も幼保支援課が一元的に行います。自世帯の正確な点数や優先段階は、保育相談センターにご確認ください。
3区を代表する20園——募集人数(空き状況)で見る
浜松市3区から、各区の保活で軸となる代表的な保育施設を編集部で抽出しました。数字は令和8年6月の募集・2026年4月17日時点の募集人数(人)です。各園の最新の状況は、公式の「年度途中の認可保育施設募集人数一覧」(表の下にリンクあり)でご確認ください。
表の凡例
数字は2026年4月17日時点の募集人数(人)/赤字は0歳または1歳児クラスに募集あり(保活の主戦場)/「0」は募集枠なし、募集があっても申込多数なら入れないことがあります/種別 認=認定こども園、公=公立認可保育園、私=私立認可保育園、小=小規模保育(0〜2歳)/最新情報は公式一覧でご確認ください
出典:浜松市子育て情報サイト「ぴっぴ」の「年度途中の認可保育施設募集人数一覧(令和8年6月の募集・2026年4月17日時点)」をもとにPULMO編集部が中央区・浜名区・天竜区から計20園を抽出。募集人数は退所等で日々変動するため、最新情報は公式一覧でご確認ください。「-」は小規模保育などでそのクラスの設定がないことを示します。
この募集人数は2026年4月17日時点の数値で、4月入所の選考が終わった後の状況です。なお、募集人数が0人の園は公式の検索結果に表示されないため、上の表は実際に募集が出ている園を中心に選んでいます。
同じ区内でも園によって募集の出方は大きく異なります。年度途中の0〜1歳は枠が出にくいものの、新設園や定員の大きい園では複数の枠が出ていることもあります。
保活の主戦場は1歳児クラス——同じ区でも園差が大きい
浜松市でも保活の中心は1歳児クラスです。表のとおり、れんげこども園・和光こども園・伊左地保育園・はらっぱ保育園・みどりのもり都田・トットハウス浜北なかぜなどには1歳の枠が見られる一方、年度途中は0歳・1歳とも「0」の園が市内に数多くあります。
「区」という大きな単位ではなく、通勤動線上の具体的な園ごとに募集人数を確認することが、浜松市の保活では重要です。全園の募集人数は、後述の公式一覧で毎月確認できます。
3区を眺めてみる——区ごとの傾向
浜松市は2024年1月の区再編で、それまでの7区から中央区・浜名区・天竜区の3区になりました。市が選考ルールを統一しているとはいえ、実際の入りやすさは地域によって異なります。各地域の園の総枠数と、そこに住む0〜5歳児の人数・申込み傾向のバランスが違うためです。
中央区——市の中心、施設数も保活の競争も最大
旧中区・東区・西区・南区・北区(三方原など)が統合された、浜松市で最も人口が多い区です。認定こども園・認可保育園・小規模保育を合わせて100以上の施設があり選択肢は豊富ですが、子育て世帯も多く、0〜2歳の希望集中が市内でも強く出ます。人気園は早めの準備が必要です。
浜名区——旧浜北区を中心とした住宅エリア
旧浜北区と北区の一部からなる区です。浜北エリアは宅地開発が進みファミリー層の流入が続いており、認定こども園を中心に施設が整備されています。聖隷こども園桜ヶ丘やみどりのもり都田のように、0〜1歳に複数の枠が出ている園も見られます。
天竜区——市北部の中山間エリア
二俣・春野・佐久間・水窪など、市北部の広い中山間地域からなる区です。認可保育施設の数は中央区・浜名区より大幅に少なく、表の子育てセンターすぎのこ・やまびこのように、年度途中は0〜5歳とも募集が「0」の園が並びます。これは天竜区に空きがまったくないという意味ではなく、年度途中に新たな募集が出ていない状態を示すものです。4月入園を軸に、早い時期から情報収集と申込み準備を進めることが、天竜区の保活ではとくに重要です。
申し込み前に知っておきたいこと
申込先は市の幼保支援課(保育相談センター)
浜松市の認可保育施設の利用申込みは、住所地の区役所ではなく、市の幼保支援課が窓口です。幼保支援課内の保育相談センター(ザザシティ浜松中央館5階)では、電話・オンライン・窓口で入園手続きの相談ができます。
認可保育園に入園したい場合は、幼保支援課で2号または3号の教育・保育給付認定申請と利用申込みを行い、入園の決定も幼保支援課が行います。
空き状況は「募集人数一覧」で——0人の園は表示されない
年度途中の空き状況は、「ぴっぴ」の年度途中の認可保育施設募集人数一覧で、年齢と地域を選んで調べます。募集人数が0人の施設は検索結果に表示されないため、表示がない場合はその年齢・地域に年度途中の空きが出ていないことを意味します。
全園の状況をまとめて見たいときは、年齢を絞らずに一覧表示する画面が用意されています。検討園のある区を、こまめに確認しましょう。
4月入園の申込みは前年10月から——希望は第3希望まで
4月入園の募集人数は例年前年10月に公表され、郵送での申込受付が始まります。職員確保状況などで募集人数が変わることがあるため、12月公表の確定値を必ず確認しましょう。
認可保育園は第3希望まで申し込めます。利用調整基準点の高い世帯から第1希望〜第3希望の順に内定するため、希望欄は入りたい順に、通園できる園を漏れなく記入することが大切です。
認可以外の選択肢——小規模保育・事業所内保育
浜松市の認可保育施設には、認定こども園(保育所機能)・保育園のほかに小規模保育事業・事業所内保育事業があります。小規模保育は0〜2歳児が対象の少人数施設で、表のしあわせいっぱい保育園やハグくみベビー浜松園のように0〜2歳に複数の枠が出ていることもあり、0〜2歳の枠を確保する選択肢として有力です。
このほか、認可外保育施設や企業主導型保育事業所も「ぴっぴ」で一覧が公開されています。認可外に有償で預けて復職すると、調整点の加点対象になることもあります。
公式情報・参照元リンク
本記事は、浜松市公式および子育て情報サイト「ぴっぴ」の公開情報を出典としています。最新の状況は必ず公式ページでご確認ください。
- 年度途中の認可保育施設募集人数一覧(全園の募集人数を確認できる)
- 認定こども園・認可保育施設の案内(施設の種類・一覧)
- 認可保育施設入園の利用調整(選考)基準(基準点・調整点・優先段階)
- 認可保育園の手続き案内(申込みの流れ・必要書類)
申込書類の提出や利用調整の相談は、市の幼保支援課 保育相談センター(ザザシティ浜松中央館5階)が窓口です。電話・オンライン・窓口で相談できるので、世帯の点数や地域の状況について早めに確認しましょう。
※ 本記事は浜松市公式および「ぴっぴ」の公開情報をもとにPULMO編集部が整理したものです。募集人数や利用調整の基準は年度・月によって変わります。申込み前には必ず公式の最新情報と幼保支援課の案内をご確認ください。
