【2026年最新】4月生まれの保育園完全ガイド|月別スケジュール・自治体の独自制度まで徹底解説

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こんにちは、PULMO編集部です。「4月生まれは保活で一番恵まれている」とよく言われます。それは事実なのですが、その一方で「4月生まれなんだから、当然0歳4月入園させるよね」という周囲の空気にモヤモヤしているママの声も、編集部にはたくさん届いています。

この記事では、国(こども家庭庁・厚生労働省)の公式データと、東京都目黒区・練馬区・神奈川県横浜市の公式ページをもとに、4月生まれの保活で本当に必要な情報をまとめました。

「4月生まれは本当に有利なの?」「0歳4月と1歳4月、どちらを選ぶべき?」「選択肢が多いからこそ迷っている」という疑問に、公式情報をもとにお答えします。

4月生まれは「保活ゴールデンタイム」と呼ばれる理由

「4月生まれは保活で一番有利」と言われる背景には、月齢・育休制度・園の枠の構成という3つの構造的な理由があります。まずはなぜ4月生まれが恵まれているのか、その仕組みを整理しましょう。

0歳4月入園のとき生後11か月、月齢条件で有利

4月1日時点で4月生まれの赤ちゃんは生後11か月(4月1日生まれなら11か月目)になります。早生まれと比べて月齢がぐっと上なので、園ごとの受入月齢の制約をほぼ気にせず希望園を選べます。下の表で月齢の比較を見てみましょう。

誕生月 翌4月1日時点の月齢 園の受入月齢制約
4月生まれ 生後11か月〜1歳 ほぼすべての認可園で受入可能
7月生まれ 生後8〜9か月 大半の園で受入可能
10月生まれ 生後5〜6か月 「生後6か月以上」の園は対象外
1月生まれ 生後2〜3か月 「生後3か月以上」の園で対象
2月4日以降生まれ 生後57日未満 0歳4月入園は不可(産休明け前)

4月生まれは月齢が高いぶん、ベビーカーや離乳食、夜間の睡眠サイクルなども安定している時期に入園できます。慣らし保育の進み方も比較的スムーズなことが多く、親にとっても子どもにとっても負担が軽い入園タイミングといえます。

育休を1年フルに使って4月復職できる

育児・介護休業法では、育休は原則として子どもが1歳になる前日まで取得できます。4月生まれの場合、翌年の3月末〜4月初めに1歳の誕生日を迎えるため、0歳4月入園で復職するタイミングが、ちょうど育休終了のタイミングと一致します。「育休を1年フルに取得しつつ、保活で有利な0歳4月入園を狙える」のは4月生まれの大きな特権です。

誕生月 0歳4月入園時の育休取得期間 特徴
4月生まれ 約11か月〜1年 育休をフルに使って復職できる
7月生まれ 約8〜9か月 育休が短くなる
10月生まれ 約5〜6か月 育休が大幅に短くなる

1歳4月入園も選べる「選択肢の多さ」が最大の強み

4月生まれにとって、0歳4月入園と1歳4月入園のどちらも現実的な選択肢として並びます。1歳4月入園を選べば、育休を1年8か月以上取れて、子どもとじっくり過ごす時間が確保できます。「どちらかを選べる」という自由度こそが4月生まれの本当の強みです。

ルート 入園時の月齢 育休取得期間
0歳4月入園 生後11か月〜1歳 約11か月〜1年
1歳4月入園 1歳11か月〜2歳 約1年11か月〜2年(要延長申請)

ただし1歳4月入園を選ぶ場合は、育休延長の手続きや1歳児クラスの倍率の高さなど、別の課題があります。次のセクションで詳しく見ていきましょう。

国のデータで見る、保育園の今(2026年最新)

4月生まれの保活を考えるには、まず国の公式データで「今、保育園はどれくらい入りやすいのか」を知っておくことが大切です。なんとなくのイメージではなく、数字で全体像を見ておきましょう。

全国の待機児童は過去最少。0歳児クラスは特に入りやすい

こども家庭庁が2025年8月に発表した「保育所等関連状況取りまとめ(令和7年4月1日)」によると、全国の待機児童数は過去最少を更新しています。年齢別の内訳を見ると、4月生まれが選びやすい0歳児クラスのハードルが特に低いことが分かります。

項目 数値 補足
待機児童数 2,254人 前年比313人減、8年連続で減少
0歳児の待機児童割合 7.3% 4月生まれが0歳4月入園で挑む年齢層
1〜2歳児の待機児童割合 83.3% 1歳4月入園を選ぶ場合の年齢層
3歳以上の待機児童割合 9.4% 幼稚園や認定こども園も選べる
定員充足率(全国平均) 88.4% 過疎地域では76.2%まで下がる

1歳4月入園は0歳児の進級組に枠を取られる(選択肢の影響)

4月生まれが「1歳4月入園にしようかな」と考えるとき、知っておきたいのが1歳児クラスの構造的な狭さです。0歳児クラスに入った子どもがそのまま1歳児クラスに進級するため、新規枠が限られています。

クラス 枠の構成 新規入園のしやすさ
0歳児クラス4月入園 定員すべてが新規枠 入りやすい(4月生まれは月齢条件もクリア)
1歳児クラス4月入園 定員から進級児を引いた残り=新規枠 難しい(倍率が上がる)
2歳児クラス4月入園 進級児で埋まることが多い 非常に難しい

もう少しイメージしやすいように、定員20人のクラスを例に枠の構造を見てみましょう。0歳児・1歳児・2歳児クラスで、新規で入れる枠(オレンジ)と進級組で埋まっている枠(ラベンダー)の比率がどれくらい違うのかが、ひと目で分かります。

0歳児クラス(定員20人):新規20人

新規枠 20人(100%)

1歳児クラス(定員20人):進級15人+新規5人

進級児 15人(75%)
新規 5人

2歳児クラス(定員20人):進級18人+新規2人

進級児 18人(90%)
2人

1歳児クラスの新規枠は5人、2歳児クラスはたった2人です。数字だけ見ると気持ちがしぼんでしまいそうですが、新しく入るお友達を、進級組の子どもたちと先生たちが心待ちにしていることも忘れないでください。倍率の話と園の温かさは別の話です。

つまり4月生まれの場合、0歳4月入園は「入りやすい年齢」「月齢条件クリア」「育休フル取得」の3つの好条件が揃うのに対し、1歳4月入園を選ぶと倍率の山に飛び込むことになります。だからといって0歳4月一択というわけではなく、家族の価値観によっては1歳4月や育休延長を選ぶ判断もあります。

「0歳4月入園すべき」というプレッシャーへの向き合い方

「4月生まれなんだから、当然0歳4月入園よね」と周囲から言われて、モヤモヤしたことはありませんか。実際にこの悩みを抱える方は多く、保活の専門家もそのプレッシャーに向き合う必要性を指摘しています。ここでは、選択肢を冷静に整理する考え方をお伝えします。

周囲の「当然4月入園よね」の声にモヤモヤしたら

子育て支援企業の代表で保活アドバイザーの山下真実さんは、「4月生まれなんだから、当然4月に0歳児クラスに入園させるよね、という周囲のプレッシャーにモヤモヤする声がある」と指摘しています(出典:たまひよ「保活の気がかり『4・5月生まれは、絶対に0才児クラスに入れるべき?』」)。

0歳4月入園が保活で有利なのは事実です。ただし、それは「ママ・パパが0歳代の入園に納得できることが前提」だと専門家も明言しています。有利な条件があるからといって、必ずそれを選ばなければいけないわけではありません。家族の価値観や子どもの状況によって、別の選択肢があってもいいのです。

0歳4月か1歳4月か、家族で話し合うべき3つの軸

0歳4月入園と1歳4月入園のどちらを選ぶかは、3つの軸で考えると整理しやすくなります。

0歳4月入園を選ぶ家庭の傾向 1歳4月入園を選ぶ家庭の傾向
復職時期 育休フル取得後すぐ復職したい もう少し子どもと過ごしたい
園選びの優先度 入りやすさを最優先 園の質や立地を重視
家庭の状況 育休給付金が満了する 育休延長と給付金延長の制度を活用

どちらが正解というものはありません。家族の働き方、経済状況、子どもの育ち方への考え方によって、最適な答えは変わります。大切なのは、夫婦でしっかり話し合って、納得できる結論を出すことです。

「子どもを大切にしながら仕事をする」という視点

山下さんは「『子ども』vs『仕事』の2択ではなく、『いかに子どもを大切にしながら仕事をするか』を軸に『いつ、何をするのがベストか』を考えるといい」とアドバイスしています。

0歳4月入園を選ぶか1歳4月入園を選ぶかは、「子どもを取るか仕事を取るか」ではなく、「自分たち家族にとっていつ預けるのがベストか」を考える問いかけとして捉えてみてください。「保育園は育児の頼れる伴走者」という視点を持てば、選択がぐっと前向きなものになります。

4月生まれの保活スケジュール:出産後から始められる王道パターン

4月生まれの保活は、早生まれや秋生まれと違って、出産後にゆっくりスタートできるのが大きな特徴です。妊娠中から無理して動き回る必要はなく、出産後の生活リズムが整ってから情報収集を始められます。

出産直後〜夏:情報収集と園見学

4月に出産したら、初夏〜夏にかけて少しずつ保活をスタートできます。新生児期を過ぎて赤ちゃんとの生活が落ち着いた頃から、無理のないペースで進めていきましょう。

時期 子どもの月齢 主なアクション
出産直後(4〜5月) 0〜1か月 出生届・各種手続き。保活はまだ始めなくてOK
初夏(6〜7月) 2〜3か月 自治体の保育課窓口で「入園のしおり」をもらう。通える園をリストアップ
夏〜初秋(8〜9月) 4〜5か月 認可保育園の見学を実施。認可外・企業主導型も並行して調べる

秋〜申込:書類準備と一次申請

秋から年末にかけてが保活の山場です。といっても、4月生まれの場合は赤ちゃんもすでに6〜9か月になり、お出かけや園見学にも慣れた頃なので、無理なく進められます。

時期 子どもの月齢 主なアクション
秋(10月) 6か月 勤務先に就労証明書を依頼。希望園の最終決定
晩秋(11月) 7か月 4月入園一次申込み(多くの自治体で11月締切)
冬(12月) 8か月 提出書類のコピーを保管。育休延長を視野に入れる場合は手順を確認

冬〜春:結果通知と復職準備

年明けに一次選考の結果が出ます。4月生まれの場合、ほとんどの家庭が一次で内定を得られますが、希望園に入れなかった場合は二次募集や認可外への切り替えを検討します。

時期 子どもの月齢 主なアクション
1月 9か月 一次選考結果通知。落ちた場合は二次申込みと認可外確保を並行
2〜3月 10〜11か月 入園面談・健康診断。職場と復職時期を最終確認
4月入園 11か月〜1歳 慣らし保育を経て復職

育休延長のルールが2025年4月から変わりました

4月生まれが1歳4月入園を選ぶ場合、育休を1歳の誕生日以降も延長する必要があります。2025年4月から手続きのルールが大きく変わったので、最新のルールを正しく押さえておきましょう。

育休は最長2歳まで延長できる

育児・介護休業法では、育休はもともと子どもが1歳になる前日まで取れる仕組みです。保育園に入れないなどの理由があれば1歳6か月まで、さらに2歳まで延長できます。延長は段階ごとに申請する必要があります。

延長の段階 期間 主な条件
原則 子が1歳の誕生日前日まで 特別な条件なし
1歳6か月まで延長 1歳〜1歳6か月 保育園に入れないなど、やむを得ない理由がある
2歳まで再延長 1歳6か月〜2歳 引き続き保育園に入れないなど、やむを得ない理由がある

2025年4月からの新ルール:何が変わった?

厚生労働省は2025年4月以降の延長申請について、「きちんと職場に復帰するつもりで保育園に申込んでいること」を確認するようになりました。これまでとの違いを表で整理します。

項目 2025年3月まで 2025年4月以降
必要書類 市区町村の入所保留通知書 入所保留通知書+申込書のコピー+延長事由認定申告書
入園希望日の書き方 細かい確認なし 原則、子が1歳になる日以前の日付にする必要がある
保育園の選び方 形だけの申込でも通っていた 通勤経路内・原則片道30分以内の園を選ぶ必要がある
認可外だけに申込むケース 場合によっては認められた 原則、延長の対象外
申込書の記載 内容は問われなかった 「入園できなくていい」「職場復帰を急いでいない」と読める記載があるとNG

かんたんに言うと、以前のように「倍率の高い人気園だけに形だけ申込んで、わざと落選する」というやり方は通らなくなりました。4月生まれが1歳4月入園を狙って育休延長を考える場合も、「ちゃんと復職するつもりで申込んだ」という実態が必要になります。提出する書類はかならず手元にコピーを残しておきましょう。

自治体で全然違う!目黒区・練馬区・横浜市の対応を比較

ここまで国全体のルールを見てきましたが、実際の保活を決めるのは住んでいる自治体のルールです。同じ「4月生まれ」でも、自治体によって運用や提供される情報の充実度が違います。ここでは代表的な3つの自治体を順番に見たあと、最後に一覧表でまとめます。

目黒区:待機児童ゼロ継続・倍率0.8倍の余裕

目黒区は令和2年度から待機児童ゼロを継続している、保活が比較的落ち着いた自治体です。令和6年4月入園の倍率は全体で約0.8倍と、申込者数より受入可能数のほうが多い状況になっています。

待機児童数 令和2年度から継続してゼロ
令和6年4月入園倍率 全体0.8倍/1歳児1.4倍/2歳児1.2倍
基本指数 週5日かつ1日7時間以上の就労で20点(フルタイム共働き40点)
認可外加点 週3日かつ1日4時間以上、継続1か月以上で+2点
4月一次申込締切 令和7年11月26日(必着)
2月・3月入所 なし(4月入園に集約)
認可外保育料助成制度 月160時間以上の保育委託契約で対象

4月生まれの親にとって目黒区の魅力は、「希望園に入れるかどうか」より「どの園を選ぶか」を考える余裕があることです。第10希望まで申請できるので、立地や保育方針で園を吟味して選ぶ余地があります。指数が高ければほぼ希望どおりに入れる現状を、選択の自由度として活かすのがおすすめです。

練馬区:3年連続待機児童ゼロ・LINE試算ツール

練馬区は令和3年から3年連続で待機児童ゼロを達成しています。区独自の「練馬こども園」(全国初の幼保一元化施設)や、LINEで使える保育指数シミュレーションなど、保活を支援する仕組みが充実しています。

待機児童数 令和3〜5年で連続ゼロ達成
基本指数 月20日以上・1日8時間以上で40点(フルタイム共働き80点)
4月一次申込締切 令和8年2月5日(最終提出期限)
出生前仮申込み 4月一次利用調整に限り可能
LINE指数シミュレーション 区公式アカウントで自分の指数を試算可能
独自施設 練馬こども園(全国初の幼保一元化施設)
申請方法 オンライン申請推奨・郵送・窓口

練馬区は「事前に自分の指数を確認できる仕組み」が他区より整っているのが特徴です。LINE公式アカウントで指数を試算でき、過去の入園内定者の最低指数(ボーダーライン)と照らし合わせて、自分の指数で入れる可能性のある園をLINE上で絞込検索できます。4月生まれの親は妊娠中から指数を試算しておけば、希望園選びを戦略的に進められます。

横浜市:ランク制と18区分散の政令市運用

横浜市は神奈川県の政令指定都市で、市内18区に窓口が分散しています。選考方式はランクA〜H+調整指数の二段(実質三段)構造で、就労時間や家庭状況に応じてランクが決まります。フルタイム共働きが基本Aランクです。

申請窓口 お住まいの区の区役所こども家庭支援課(18区)
選考方式 ランク(A〜H)→ランク再調整→調整指数→同点時の追加項目
基本ランク 月20日以上かつ月160時間以上の就労でAランク
4月一次申請の基準日 前年9月末
出生前申込み 令和8年2月3日までに出産予定の児童が対象
市独自施設 横浜保育室(市基準を満たす認可外)/認可申込時に加点
申請方法 マイナンバーカードでオンライン申請可能

横浜市の特徴は、「同じ市内でも区ごとに保活事情が大きく違う」ことです。都心通勤圏の区と郊外の区では待機児童数も倍率も異なります。横浜市が運営する「えんさがしサポート★よこはま保育」では区別の空き情報が確認できるので、4月生まれの親はまず自分の区の状況をチェックすることから始めましょう。

目黒区・練馬区・横浜市を一覧で比較

ここまでの内容を1枚の表で比べると、自治体選びで何が変わるかがひと目で分かります。

比較項目 目黒区 練馬区 横浜市
待機児童数 令和2年度から継続ゼロ 3年連続ゼロ 区により差あり
基本指数(フルタイム共働き) 40点 80点 Aランク(指数計算なし)
指数試算ツール なし(窓口で確認) LINE公式アカウントで試算可能 なし(公式資料で計算)
独自の認可外制度 認可外保育料助成制度 練馬こども園(幼保一元化) 横浜保育室(加点対象)
申請方法 郵送・オンライン・窓口 オンライン申請推奨 マイナンバー利用のオンライン可
申請窓口 区役所一括 区役所一括 区ごと(18区)
4月生まれから見た特徴 余裕があり園選びに集中できる 事前試算で戦略的に動ける 区ごとの状況把握が大切

この比較から分かるのは、4月生まれの保活は「入れるか不安」より「どう選ぶか」がテーマになるということです。3自治体ともに保活が比較的落ち着いており、希望園を吟味する余裕があります。住んでいる自治体の特徴を活かした保活の進め方を考えてみましょう。

4月生まれの保活で「選択の自由度を活かす」5つのコツ

ここまでの内容を踏まえて、4月生まれの保活で実際に何をすればいいかを5つにまとめました。早生まれと違って「不利を補う」のではなく「選択肢の幅をどう活かすか」がテーマです。

コツ いつまでに 具体的なアクション
1. 0歳4月か1歳4月かの家族会議を早めに 出産直後〜初夏まで 復職時期・園選びの優先度・育休延長の意向を夫婦で話し合う
2. 自分の指数を早めに把握する 夏までに 自治体の指数表または試算ツールで自分の指数を計算。希望園のボーダーラインと照らし合わせる
3. 希望園は多めに書く 秋までに 第1希望にこだわらず、通える範囲の園を多めにリストアップ。希望順位もよく考える
4. 認可外も選択肢に入れる 秋までに 認可外保育園・認証保育所・横浜保育室など、独自基準の認可外も比較。保育方針が合う園を見つける
5. 育休延長用の書類を残す 申込時からずっと 1歳4月入園を視野に入れる場合は申込書のコピーをすべて保管。通勤経路内の園を選ぶ

一番大切なのは「希望園を多く書く」と「家族会議」

5つのうちもっとも大切なのは、コツ1の「家族会議」です。4月生まれは選択肢が多いからこそ、夫婦で方針を一致させておくことが結果を左右します。「0歳4月で確実に入りたい」のか「1歳4月で園の質を選びたい」のか、最初の方針が決まれば、その後の動きがぐっとスムーズになります。

次に大切なのはコツ3の「希望園を多く書く」ことです。4月生まれは入りやすい年齢層ですが、人気園に1点集中で申込むと不承諾のリスクが残ります。多くの自治体は第10希望まで書けるので、通える範囲の園をなるべく多くリストアップしましょう。

よくある質問

最後に、4月生まれの保活でよく聞かれる質問にお答えします。

4月生まれは本当に0歳4月入園すべきですか?

「すべき」というものではありません。0歳4月入園が保活で有利なのは事実ですが、「ママ・パパが0歳代の入園に納得できることが前提」だと専門家も明言しています。家族の価値観、復職時期の希望、子どもとの過ごし方への考え方によって、1歳4月入園を選んでも問題ありません。夫婦でよく話し合って決めましょう。

0歳4月で第1希望に入れる確率はどれくらい?

自治体や園によって違います。目黒区のような待機児童ゼロの区では、フルタイム共働きの家庭であれば第3希望以内に入れることが多くあります。一方、人気エリア(駅近・新築)では第1希望に集中するため、第5希望以降になることもあります。希望園を多めに書くこと、過去の最低指数や倍率データを確認することが大切です。

1歳4月入園を選ぶデメリットはありますか?

主なデメリットは2つあります。1つは1歳児クラスの倍率が高いこと(待機児童の83.3%が1〜2歳児に集中)。もう1つは育休延長の手続きが必要なことです。2025年4月からルールが厳格化されたので、復職する意思があることを書類で示す必要があります。一方で、子どもとの時間を1年長く取れる、入園時の月齢が高く慣らし保育がスムーズというメリットもあります。

認可外保育園にも申込んだほうがいいですか?

4月生まれの場合、第1希望にこだわる方でなければ認可だけで十分なケースが多いです。ただし、人気エリアに住んでいる方や、特定の園にこだわりがある方は、認可外も並行して検討すると安心です。認可外で先に内定が取れていれば、認可の選考結果を待つ間も心の余裕が持てます。

慣らし保育はどれくらいの期間が必要ですか?

一般的には1〜2週間が目安です。認可保育園では初日が1〜2時間、徐々に時間を延ばしてフルタイム預かりに広げます。4月生まれは入園時に生後11か月〜1歳と月齢が高いため、慣らし保育は比較的スムーズに進むことが多いです。復職日は慣らし保育の期間を踏まえて勤務先と相談しましょう。

4月生まれの子は入園後、発達面で有利になりますか?

同学年の中で月齢が高いぶん、運動や言葉の発達が一時的に進んで見えることはあります。ただし発達の差は個人差が大きく、月齢だけで決まるものではありません。保育園では月齢に応じた配慮がありますので、発達面については入園後に担任の先生に相談しながら進めれば大丈夫です。

まとめ:4月生まれの保活は「有利だからこそ考える価値がある」

最後に、この記事の要点を整理します。4月生まれは保活で構造的に有利な月ですが、その有利さは「選択肢の多さ」として表れます。0歳4月入園と1歳4月入園のどちらを選ぶか、どの園を選ぶか、夫婦でしっかり話し合って決めることが大切です。実際にやるべきことをチェックリストにしました。

やること なぜ
夫婦で0歳4月か1歳4月かの方針を話し合う 選択肢が多いからこそ最初の方針共有が大切
こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ」を読む 全国と地域の待機児童の今を知るため
自治体の指数表または試算ツールを使う 自分の指数で入れる可能性のある園を絞り込むため
希望園を多めにリストアップする 第1希望に集中せず、選択肢を広げるため
1歳4月入園を視野に入れる場合は書類保管 育休延長の審査で必ず必要になるため

4月生まれは「保活ゴールデンタイム」と呼ばれる恵まれた状況にあります。だからこそ、周囲のプレッシャーや「当然こうすべき」という空気に流されず、自分たちの家族にとってのベストを考える価値があります。この記事が、同じように悩んでいる方のお役に立てばうれしいです。

参考・引用元(公式情報)

本記事は以下の公式情報を一次ソースとして作成しています。各制度は年度ごとに更新されるため、申込時は必ず最新の公式ページをご確認ください。

※本記事は2026年4月時点の公開情報をもとに、PULMO編集部が作成しました。

PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

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