いざという時の予備知識!~熱性けいれん~

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9歳・5歳の男の子、1歳女の子、3児の母です!

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母になって9年目、3人目の娘が産まれて、子育ての経験は9年あるけれど、
初めての経験がたくさんあります。
何か起きたときに、予備知識があるだけでその時の気持ちの持ちようが違います。
今日は私が経験した、子どもの【熱性痙攣】についてお話します。
専門家ではないので、正確な事は言えませんが、一人のママの経験談として、よかったら
参考にしてくださいね!

PULMOの運営スタッフが送る、お役立ちブログ
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです♡ 

【目次】
✓何の予兆もなくある日急に!!
✓熱性痙攣ってなに?

✓パニック!慌てる母、痙攣時の対処法
✓一番大切な事
✓今後の方針、予防投薬について

何の予兆もなくある日急に!!

特に何もないごく普通の日。夕方兄弟の予防接種があり、一緒にかかりつけ医へ。
帰宅し車から降ろす時に汗をかいていたので熱がこもったかなと上着を一枚脱がしました。
その後眠くなったのか少しぐずぐずの娘。
寝かせようと授乳、でも飲みが甘く、ん?寝ないの?と顔を見たら
・・・目の焦点が合わず、どこを見ているのかわからない状態に。
ええ?と思った瞬間に

がくがくがくがく!と震えだし、口から泡のような唾液を出しました。
一瞬で熱性痙攣だ!!と思い、パニックになった私は焦り、意識のない娘を大声で呼び、
身体を揺すりました。
一瞬冷静になることができ、誤嚥を防ぐために横向きに。その後1分程で意識が戻り、
急いで小児科に駆け込みました。母親が泣きながら唇の青ざめた娘を抱えて入ってきたから周りにいた人はホントに驚いたと思います。
病院に着いても再度意識を失い、先生たちも焦っているのがわかり涙が止まらない。
救急車をすぐに呼べなかった自分を悔いました。
幸いにも意識も酸素濃度も戻り、落ち着いたので2時間くらいで自宅には帰れましたが、
先生から『薬のきれる間際の数時間後が一番怖い、もし痙攣をまた起こしたら迷わず救急車呼んで』と言われ、リダイヤルに119を入れておくといいよとのアドバイスをもらう。
その夜も不安で怖くて一睡も寝る事が出来ませんでしたが、肝心の娘は朝には自然解熱し、
元気に。意識を失った姿が記憶に鮮明だったので、心底ほっとしました。

熱性痙攣とは

乳幼児期に高熱に伴って起こる

6カ月~5歳ころの子どもが急な発熱に伴って意識障害、けいれんを引き起こす病気です。通常38℃以上の発熱時で急激に体温が変化するときに起こり、半数近くが繰り返しますが、成長に伴い6歳前後でほとんど起こさなくなります。主な症状は高熱が出た時に、白目をむいて、全身が突っ張ったり、ガクンガクンと手足をふるわせたりする「熱性痙攣(ねつせいけいれん)」です。

​脳障害や知能低下は起こさない

脳などの中枢神経の感染症など、明らかな原因となる病気がないものを指し、脳障害や知能低下は起こさないとされています。また、60〜70%は一生に一度しか発作を発症しません。

​「単純型」熱性けいれんの特徴

熱性痙攣の中には、「単純型」の熱性痙攣と呼ばれるものがあり、以下のような特徴があります。

・​発作時間が15分以内(意識の回復がよい)
・24時間以内に1回しか繰り返さない
・左右対称の全身性のけいれん

パニック!慌てる母 痙攣時の対処法

落ち着いて対処することが大切

それは声を大にして言います!『焦らない事』熱性痙攣とはどんなものか、私自身、少しの知識はあったんです。でも、我が子に起きてしまうと冷静さは保てず本当に慌てました。そして初回は今思えば本当に恐ろしいけれど、救急車を呼ぶことを躊躇い、自分の運転で小児科に駆け込んだんです。はい、一番NGなことです。

痙攣時には子どものの意識がなくなり、顔色も悪くなることが多く、突然の出来事に親の方がパニックになってしまうことが多いです。痙攣は起こった時に適切に対処することが重要なので、誰でもできる対処方法について調べました!

・まず、落ち着く事。親ががパニックになってしまうと適切な対処ができない。ここが一番重要だと思います!
・子どもの身体を横向きにして寝かせる。(痙攣時の嘔吐からの窒息を防ぐため
・痙攣の持続時間を計る。痙攣が5分以内におさまって、その後に意識がはっきりしている状態(呼びかけに反応し、しっかり視線が合い、命令に従う)であれば、痙攣後に医療機関を受診する。
・もし痙攣が5分以上も続く場合は、救急車を呼んで医療機関を受診する。

 

今後の方針 痙攣予防投薬について

短期間に痙攣を複数回起こした娘。初めての痙攣後にかかりつけ医から、『予防投薬』の説明がありました。予防投薬は、痙攣を未然に防ぐために、既定の体温まで発熱した時点で、薬を使用するという方法。正直知識のない私はドキッとしました。小児科医からメリットデメリットの説明があり、その時点では(5月初旬)二回目の痙攣がもし起きたら考えましょうと、終わりました。その後夫とも話し合いをしたり、信頼できるドクターの友人、ナースの友人に相談。
【メリット】
・対処法が決まっている為、安心できる
・痙攣が起きる可能性は下がる
・痙攣が起きてしまうことに対しての体力の消耗は減らせる 
【デメリット】
・一度投薬を始めるとやめる時期の目安が基本的に言われているのが小学1.2年 
・投薬しても完全に痙攣を防げるわけではない
・熱性痙攣なのか他での痙攣なのか区別がつきにくい
・成長過程により痙攣しなくなったのかの判断はできない 

簡単に想定しただけでもデメリットの方が多く、私たちの判断は「予防投薬はしない」となりました。
ですが、3回目の救急搬送時に診ていただいたドクターから、毎回必ずではなく、出来る範囲での投薬も可能と聞き、母の感的なもので、この後グッと上がりそうと思ったときは使っていこうと思います。
幸いにも4回目は起きていなく、最後3回目からは3ヵ月ほど間隔があいているので、
このまま成長と共に起きなくなればいいなと思っています。

最後に・・

対応法の④に もし痙攣が5分以上も続く場合は、救急車を呼んで医療機関を受診しましょう。
と書きましたが、正直目の前で意識を失っていたり、痙攣を目の当たりにしたら、痙攣時の5分、待てないと思います
二度目の救急搬送時に救急隊の方から、

『数分で収まれば・・・とか言いますが、その数分が心底不安だと思います。私たちは医療者ではないので、こうしてくださいとの指示はできませんが、お母さんが少しでも不安だ、怖いと感じたら救急車を呼んでください、それは適切な利用です。こんなことで、、、とか、迷惑かな・・とか一切思わなくていいです。救急隊が到着したころに、痙攣が収まって意識も戻って、元気に戻っていたら、あ~よかったね!ですから!』

こんな風にお話してくれました。子どもの事となると冷静を失い、判断が鈍ることあると思います。なので、私は本当にすみません!でも不安なんです!と思いながこれからも何かの時は救急車にお世話になることはあると思います。

子育ては予想外のことだらけ、育児本通りになんていきません。
救急車を呼ぶのって何だか少し緊張してしまうけれど、不安な時は迷わなくていいと思います。

私のこの体験が誰かの少しでもお役に立てたら嬉しく思います。

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