【2026年最新】名古屋市緑区の保育園空き状況|徳重・鳴海・有松・大高の保活を整理

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こんにちは、PULMO編集部です。名古屋市の保活シリーズの個別区記事として、今回は緑区を取り上げます。徳重、神の倉、鳴海、有松、滝ノ水、大高など、市内でも特に子どもの数が多く、いまも宅地開発と学区新設が続くエリアを抱える区です。

名古屋市の保活全体の構造、A〜Iの9段階ランク制、Aランクの条件、父母で違うランクは低いほうが採用されるしくみについては 名古屋市の保育園空き状況|16区全体をやさしく整理 で詳しく扱っています。この記事では、緑区にしぼった最新の募集人数と、年齢別に枠が出ている園、エリアごとの傾向を、令和8年6月募集人数一覧(令和8年5月3日時点)の公式データにもとづいて見ていきます。

この記事でわかること

  • 緑区が名古屋市内でも人口規模・年少人口比率ともにトップクラスという保活の前提
  • 緑区96施設の年齢別募集人数(令和8年6月・5月3日時点)の全体像
  • 0歳の枠は厚いのに、1歳の新規枠が一気にしぼむ構造の理由
  • 0歳・1歳クラスで枠を持っている代表園と、その所在エリア
  • 徳重・神の倉/鳴海・有松/滝ノ水/大高——エリアごとの園の数と枠の出方
  • 緑区で代表20園の年齢別募集人数をひと目で見比べられる比較表

データの出典と注意点

本記事の数値は、名古屋市公式「令和8年6月募集人数一覧(令和8年5月3日時点)」の募集人数と、「令和8年4月 保育所等1次利用調整のボーダー表」を出典としています。募集人数は、すでに入っているお子さんの退所や職員体制によって、月ごとに動きます。

表の数字は「いま新しく募集している枠の数」で、申込者数とは別の概念です。実際の入りやすさは申込者数とのバランスで決まります。最終的な確認は、必ず緑区役所民生子ども課(保育担当)または名古屋市公式の最新情報でお願いします。

緑区はどんな区?保活の前提条件

緑区は、名古屋市16区のなかでも人口規模がとりわけ大きい区です。人口はおよそ24万7千人にのぼり、市内屈指の規模です。さらに、0〜14歳の年少人口が全体に占める割合も市内トップクラスです。つまり緑区は、「人口が多い」だけでなく「そのなかでも子どもの比率が高い」という、二重の意味で子育て世帯の集まる区です。

この「子どもが多く、いまも増えるエリアがある」という事情が、緑区の保活を理解する出発点になります。名古屋市全体としては待機児童ゼロが続いていますが、その裏では「特定の園に空きが出るまで待つ」未利用児童が市内でも特に多いのが緑区です。施設の数だけを見て安心できる区ではない、という点をまず押さえておきたいところです。

徳重・神の倉/鳴海・有松/滝ノ水/大高——4つの顔

緑区は面積が広く、エリアごとに街の成り立ちが大きく違います。保活を考えるうえでは、「緑区だから入りやすい/入りにくい」とひとくくりにせず、住むエリア単位でとらえるのが現実的です。

大きく分けると、地下鉄桜通線の終点で新しい住宅とマンションが集まる徳重・神の倉エリア、名鉄名古屋本線沿いで古くからの住宅地と新興地が混ざる鳴海・有松エリア、戸建て住宅街が広がる滝ノ水エリア、そしてJR・名鉄が走り南大高の再開発が進んだ大高エリアの4つが軸になります。

徳重を中心とする区東部では、いまも宅地化と小学校の学区新設・分離が続いています。子育て世帯の流入が止まらず、保育需要が高止まりしているのがこのエリアです。一方、鳴海・大高エリアには公立の大型保育園が多く、3歳児クラス以上の枠は比較的見つけやすい傾向があります。同じ緑区でも、エリアと年齢の組み合わせで状況がはっきり変わります。

緑区の募集人数、最新の全体像

令和8年6月の募集人数一覧(5月3日時点)で見ると、緑区内には認可保育所・認定こども園・地域型保育事業をあわせて約96施設があり、合計で531枠が募集対象として公開されています。施設数・枠数ともに、市内16区のなかでも最大級です。年齢別に並べると、緑区の保活の「クセ」がはっきり見えてきます。

年齢クラス 募集枠の合計 緑区での位置づけ
0歳(産明け+6ヶ月〜) 158枠 全年齢で最多。0歳4月入園は比較的ねらいやすい
1歳 53枠 0歳の3分の1まで激減。最大の難所
2歳 43枠 1歳と並んで枠が薄い
3歳 82枠 幼稚園的利用の受け皿で枠が増える
4歳 94枠 大型園に余裕あり
5歳 101枠 最も入りやすい
合計 531枠 96施設の合算

出典:名古屋市公式「令和8年6月募集人数一覧(令和8年5月3日時点)」よりPULMO編集部集計。「産明け」と「6ヶ月以上」を0歳として合算。募集人数は退所・職員体制で日々変動します。

一覧を集計すると、0歳の枠を持つ園はおよそ60施設ある一方で、1歳の枠を持つ園はその半数以下にしぼられます。枠の総数で見ても0歳158に対して1歳は53。緑区の保活は、「0歳で入れるか」「1歳の少ない椅子を取りに行くか」で難易度がまったく変わるのだと、この数字がそのまま物語っています。

なぜ「1歳の壁」が緑区で厚いのか

緑区にかぎらず名古屋市全体に言えることですが、その傾向が緑区では特にはっきり出ます。背景にあるのは、0歳児クラスから1歳児クラスへの進級率の高さです。

育休からの復職にあわせて0歳4月入園を選んだご家庭は、そのまま同じ園の1歳児クラスに進級します。すると、1歳の新規募集枠は「進級した子で埋まった残り」だけになります。緑区は0歳の受け皿が厚いぶん、翌年には在園児で1歳枠が先に埋まり、外から入る枠が構造的に細くなるのです。

名古屋市の選考は、フルタイム共働きであれば父母ともに「Aランク」が基本です。緑区中心部のボーダー表を見ると、1歳児クラスで決まった方の最下ランクは「A5」前後に並ぶ園が多く、栄や本山のような高指数の取り合いにはなりにくい区です。ただし、それは「枠さえあれば標準的なAランクで届く」という意味であって、肝心の1歳の枠そのものが少ないという現実は変わりません。緑区で1歳入園を狙うなら、後述する小規模保育事業まで視野を広げるのが定石になります。

代表20園の年齢別募集人数(早見表)

緑区の各エリアから、枠数の多い大型園0〜1歳に枠が出ている園を中心に20園を編集部で抜き出しました。数字は令和8年6月募集人数(5月3日時点)です。保活の主戦場である0歳・1歳の枠は赤字で示しています。

表の凡例

数値は募集人数(人)/「-」はクラス設定なし/「←」は左隣のクラス年齢と合わせて募集/赤字は0歳または1歳児クラスに枠あり(保活の主戦場)/エリアは最寄り駅・地区からのおおよその目安です

施設名 エリア 産明け 6ヶ月〜 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳
大高保育園 大高 1 0 0 7 9 12
片平保育園 大高 2 1 6 13 9 12
新砂田こども園 大高 6 0 0 0 0 0
鳴子保育園 鳴海 3 6 0 2 3 0 1
くまのまえ保育園 鳴海 6 0 0 0 0 0
あいかわ保育園 鳴海 6 0 0 0 0 1
はざま保育園 鳴海 2 3 4 9 11 13
えにし保育園 鳴海 0 2 8 0 0 0 0
はなの木保育園 鳴海 5 4 1 0 6 0
マナ保育園 鳴海 1 4 0 0 1 0
黒石太陽保育園 鳴海(黒石) 2 0 0 0 0 7
ファミリーズみどり黒石園
(小規模)
鳴海(黒石) 3 3 2
ぴーかぶー有松駅前保育室
(小規模)
有松 2 5 0
ぴよぴよPleco保育園有松 有松 0 0 1 1 2 0
旭出保育園 滝ノ水 2 0 3 1 13 16
すくすく浦里保育園 滝ノ水 0 2 0 0 2 0
水広保育園 滝ノ水 4 0 0 0 0 0
緑すみれ保育園 徳重・神の倉 1 4 3 10 6 1
ラブクローバー神沢
(小規模)
神の倉(神沢) 6 0 1
ヒルズウォーク徳重園
(小規模)
徳重 1 1 1

出典:名古屋市公式「令和8年6月募集人数一覧(令和8年5月3日時点)」よりPULMO編集部抽出。エリアは最寄り駅・地区からのおおよその目安。募集人数は退所者の発生で日々変動するため、申込時には必ず緑区役所または市公式の最新情報をご確認ください。

表を見渡すと、0歳の枠を厚く持つ園(鳴子・新砂田・あいかわ・くまのまえ・ラブクローバー神沢など)と、1歳でまとまった枠が出ている園(えにし8、ぴーかぶー有松駅前5、緑すみれ・マナ・はなの木が各4)が、緑区の保活の核になっていることがわかります。とくにえにし保育園の1歳8枠は、市内でも目を引く大きさです。

小規模保育という「もうひとつのルート」

緑区で1歳・2歳の入園を狙う場合、認可保育所だけを見ていると選択肢がすぐに尽きます。そこで現実的になるのが、0〜2歳児だけを預かる小規模保育事業です。緑区には、ファミリーズみどり黒石園、ぴーかぶー有松駅前保育室、ラブクローバー神沢、ヒルズウォーク徳重園、すまいるきっず、滝ノ水てくてくなど、駅周辺や新興住宅地に小規模園が点在しています。

小規模保育事業は3歳になると卒園しますが、名古屋市では卒園児が3歳児クラスへ進む際に調整指数の加点がつく仕組みがあります。「0〜2歳は小規模で確保し、3歳から認可保育所や認定こども園に移る」という二段構えは、緑区の1歳の壁を回避する有効な戦略です(詳しくは市総覧記事をご参照ください)。

エリア別の代表園と空き状況

ここからは、緑区を4つのエリアに分け、代表的な園の枠の出方をエリアごとの表で見ていきます。数字は令和8年6月募集人数(5月3日時点)です。各表とも左から産明け/6ヶ月〜/1歳/2歳/3歳/4歳/5歳の年齢クラス順で、「←」は左隣のクラスと合わせて募集「-」はクラス設定なしを表します。保活の主戦場である0歳・1歳の枠は色付き列・赤字で示しています。

徳重・神の倉エリア

地下鉄桜通線の終点・徳重を中心に、神沢・神の倉へと広がる緑区で最も新しい住宅エリアです。マンションと戸建ての供給が続き、いまも子育て世帯の流入が止まりません。学区の新設・分離が続いているのもこのエリアで、保育需要は高止まりしています。

施設名 産明け 6ヶ月〜 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 メモ
緑すみれ保育園 1 4 3 10 6 1 計25。1歳4枠・3歳10枠と幅広く募集
ラブクローバー神沢
(小規模)
6 0 1 0歳6枠は神沢周辺で最多クラス
ヒルズウォーク徳重園
(小規模)
1 1 1 0〜2歳に薄く枠あり
みそのラファエルこども園 0 1 0 3 0 1 1歳・3歳に枠
こととも保育園はぐみの 0 0 2 1 0 0 2歳に枠
徳重清涼保育園 0 0 0 1 0 3 5歳に枠

徳重・神の倉は0歳の枠は出ているものの、1歳以降の認可枠は薄いのが実情です。このエリアで1歳入園を考えるなら、神沢・徳重の小規模園を第1希望に据える設計が現実的になります。

鳴海・有松エリア

名鉄名古屋本線の鳴海駅・有松駅を中心とする、古い宿場町の面影と新興住宅地が混ざるエリアです。黒石・左京山・桶狭間なども含みます。公立・私立の保育園が密集しており、緑区のなかでも0歳の枠が最も豊富に出ています。

施設名 産明け 6ヶ月〜 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 メモ
鳴子保育園 3 6 0 2 3 0 1 計15。0歳9枠は区内トップ
えにし保育園 0 2 8 0 0 0 0 計10。1歳8枠は区内随一
はなの木保育園 5 4 1 0 6 0 計16。0歳5枠・1歳4枠
マナ保育園 1 4 0 0 1 0 計6。1歳4枠
くまのまえ保育園 6 0 0 0 0 0 計6。0歳6枠
あいかわ保育園 6 0 0 0 0 1 計7。0歳6枠
フィリオ熊の前保育園 5 0 0 0 1 0 計6。0歳5枠
はざま保育園 2 3 4 9 11 13 計42。全年齢で枠が広い大型園
黒石太陽保育園 2 0 0 0 0 7 計9
ファミリーズみどり黒石園
(小規模)
3 3 2 0歳3・1歳3
ぴーかぶー有松駅前保育室
(小規模)
2 5 0 1歳5枠
アスクなるこ保育園 4 0 0 0 0 0 計4。0歳4枠

このエリアは0歳・1歳の選択肢が緑区で最も多いのが強みです。えにし・はなの木・マナの1歳枠、鳴子・くまのまえ・あいかわの0歳枠と、年齢に応じて狙える園が分かれているため、エリア内で複数園を希望順に並べやすいのが利点です。

滝ノ水エリア

区の中央付近、戸建て住宅街として落ち着いた滝ノ水・水広・浦里を含むエリアです。駅からはやや距離があり、車での送迎を前提とした保活設計が有利に働きます。

施設名 産明け 6ヶ月〜 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 メモ
旭出保育園 2 0 3 1 13 16 計35。4・5歳に大きな余裕がある大型園
水広保育園 4 0 0 0 0 0 計4。0歳4枠
すくすく浦里保育園 0 2 0 0 2 0 計4。1歳2枠
滝の水保育園 2 0 0 0 0 0 計2
滝ノ水こども育つ園てくてく
(小規模)
2 0 1 0歳2枠

滝ノ水エリアは0歳の枠は点在するものの、1歳以降は薄めです。旭出保育園のように4・5歳でまとまった枠が出る大型園もあり、転居や年度途中の入園では狙い目になります。

大高エリア

JR東海道線・名鉄名古屋本線が走り、南大高のイオンモール周辺で再開発・宅地化が進んだエリアです。大高・南大高・片平・砂田などを含みます。新しいファミリー層の流入で保育需要が伸びています。

施設名 産明け 6ヶ月〜 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 メモ
片平保育園 2 1 6 13 9 12 計43。区内有数の大型園、全年齢で枠あり
大高保育園 1 0 0 7 9 12 計29。3歳以上に余裕
新砂田こども園 6 0 0 0 0 0 計6。0歳6枠
京進のほいくえんHOPPA南大高 1 0 0 0 1 1 計3
ファミリーズおおだか園 2 0 1 0 0 0 計3
リーゴ南大高保育園 0 0 0 2 0 0 計2

大高エリアは片平・大高という公立の大型園が3歳以上の枠を厚く持つのが特徴です。0歳は新砂田こども園など一部に枠が集中し、1歳の認可枠は限られます。南大高周辺の小規模園とあわせて検討するのがよいでしょう。

公式情報・問い合わせ先

緑区の保育所の利用申請は、緑区役所 民生子ども課(保育担当)が窓口です。名古屋市は全区役所に「保育案内人」を配置しており、保活の進め方や園選びの相談に無料で応じてくれます。初めての保活で迷ったときは、まずこの窓口を利用するのが近道です。

各園の募集人数は、名古屋市公式の「保育所等 募集人数一覧」として毎月更新されます。年齢クラスごとの枠が一覧で公開されているため、本記事の数字もこのオープンデータから抽出したものです。退所者の発生で枠は月ごとに動くので、申込前には必ず最新版をご確認ください。

認可保育所だけでなく、認定こども園、小規模保育事業、企業主導型保育、認可外保育施設を組み合わせて考えることも大切です。それぞれの選択肢の特徴については、市全体の記事でも詳しく扱っています。

本記事は、以下の名古屋市・緑区公式情報を出典としています。最新の状況は必ず公式ページでご確認ください。

名古屋市全体の保活の構造、A〜Iのランク制、指数の決まり方、保育料については以下の記事でも詳しく扱っています。あわせてご覧ください。

PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

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