【2026年最新】世田谷区は子育て支援が手厚い街?各種制度を徹底解説

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「三軒茶屋・下北沢・二子玉川……おしゃれで住みやすいと人気の世田谷区って、子育て環境はどうなんだろう?」と気になっているママも多いのではないでしょうか。東京23区の中で最も人口の多い世田谷区は、フィンランドの「ネウボラ」の考え方を取り入れた「世田谷版ネウボラ」を軸に、妊娠期から就学前まで切れ目ない子育て支援を実践しています。日本初の区立産後ケアセンター(桜新町)を持つなど、産後サポートの先進自治体としても知られています。この記事では、世田谷区の主な子育て支援制度をまとめてご紹介します!

この記事で紹介する各種制度の情報は令和6年度時点のものです。

数字からわかる世田谷区の子育て事情

まずはデータで世田谷区の子育て環境を確認してみましょう。

また、世田谷区で保活を検討中のママには、保育園の指数(選考基準)についてもぜひチェックしてみてください。→ 世田谷区の保育指数についてはこちらの記事も参考にしてみてください♪

世田谷版ネウボラ(ネウボラ面接) 全妊婦対象。ネウボラ面接後にせたがや子育て利用券(1万円分)を配付。妊婦支援給付金(5万円)の申請も案内
産後ケア事業 区立産後ケアセンター(桜新町・日本初)ほか複数施設。ショートステイ・デイケア・アウトリーチ(訪問)の3タイプ。産後ケア事業クーポン(5枚)で利用料を大幅減額
出産費助成制度(区独自) 出産1件につき5万円を助成(所得制限なし・出産日から1年以内に申請)
せたがや子育て利用券 1万円分の利用券でヘルパー・産後ケア・子育てサービス等を利用可能
ふれあいサービス(産前産後等支援) 協力会員が自宅を訪問し家事を援助(1時間1,000円)。産後は退院後原則1か月利用可
こども等医療費助成 18歳年度末まで・所得制限なし

世田谷区の最大の特徴は、2008年に日本で初めて誕生した区立産後ケアセンター(桜新町2-29-6)を中心とした充実した産後ケア体制です。宿泊・日帰り・訪問の3タイプに加え、産後ケア事業クーポン(5枚)を使えば利用料が大幅に割引になる仕組みも整っています。さらに区独自の出産費助成(5万円)や、地域の産前・産後サービスに使えるせたがや子育て利用券(1万円分)など、多層的な支援が揃っているのが世田谷区らしいポイントです。

産後すぐに使える支援制度

「妊娠したら何から始めればいい?」世田谷区では妊娠届と一緒にネウボラ面接がスタートします!

産後直後の主な支援制度

  • ネウボラ面接(妊娠期面接・産後面接)・せたがや子育て利用券(1万円分)
  • 妊婦のための支援給付(5万円)・出産後の支援給付(子ども1人5万円)
  • 出産費助成制度(区独自・5万円)
  • 赤ちゃん訪問(乳児期家庭訪問)
  • 産後ケア事業(ショートステイ・デイケア・アウトリーチ)+産後ケア事業クーポン
  • ふれあいサービス事業(産前産後等支援・1時間1,000円)

世田谷版ネウボラ・ネウボラ面接(妊娠期面接・産後面接)

支援内容 対象
  • 各総合支所健康づくり課のネウボラ・チームが妊婦を対象に面接を実施(妊娠期面接)
  • 面接後にせたがや子育て利用券(1万円分)を配付
  • 妊婦のための支援給付(5万円)の申請案内も実施
  • 産後面接(出産後の訪問面接)では出産後の支援給付(子ども1人5万円)の申請案内も
  • 産後面接でも利用券を配付(妊娠中に受け取っていない場合)
  • パートナーや同居家族も参加可
世田谷区に住民登録がある全ての妊婦の方(転入後の妊婦も対象)

「世田谷版ネウボラ」はフィンランドの取り組みを参考にした、妊娠期から就学前まで切れ目なく子育て家庭を支える体制です。各総合支所(世田谷・北沢・玉川・砧・烏山)のネウボラ・チームが担当し、面接後にせたがや子育て利用券(1万円分)が受け取れます。この利用券は産後ケアセンターやヘルパーサービスなど、地域の様々な産前・産後サービスで使えます。まずは各総合支所健康づくり課にご連絡を。

妊婦のための支援給付・出産後の支援給付

支援内容 対象・申請方法
  • 妊娠中(1回目):5万円の現金給付
  • 出産後(2回目):子ども1人につき5万円の現金給付
ネウボラ面接・赤ちゃん訪問時に申請案内をお渡し。オンライン電子申請が基本(郵送申請も可)

令和7年4月から「妊婦のための支援給付」として開始。ネウボラ面接(妊娠期)と赤ちゃん訪問(乳児期家庭訪問)それぞれのタイミングで申請案内が届きます。申請口座への振込まで2か月程度かかります。問い合わせ先:世田谷区妊婦のための支援給付事務局(03-6705-0258)。

世田谷区出産費助成制度(区独自)

支援内容 対象 申請方法
出産1件につき5万円の助成金を支給(所得制限なし) 出産日時点で世田谷区内に住所がある方(妊娠85日以上の流産・死産も含む) 出産日から1年以内に郵送・窓口・電子申請で申請。振込まで1〜2か月程度

世田谷区独自の出産費助成制度で、出産1件につき5万円が支給されます。妊婦支援給付金(5万円)と合わせると、妊娠中〜産後で合計最大15万円(妊娠中5万円+出産費助成5万円+出産後5万円)の経済的支援が受けられる計算になります(各制度に申請が必要)。申請先:子ども家庭課 子ども医療・手当担当または各総合支所子ども家庭支援課。

赤ちゃん訪問(乳児期家庭訪問)

支援内容 対象 費用
助産師・保健師等が自宅を訪問し、赤ちゃんの体重測定・育児相談・支援サービスの案内を実施。出産後の支援給付(2回目・5万円)の申請案内も 世田谷区在住で赤ちゃんが生まれた全ての家庭 無料

赤ちゃんが生まれた全家庭に専門職が訪問してくれます。外出がなかなかできない産後初期に、自宅でサポートを受けられるのは心強いですね。

産後ケア事業(ショートステイ・デイケア・アウトリーチ)+産後ケア事業クーポン

種類 内容・施設 利用料(クーポン利用時)
ショートステイ(宿泊型) 区立産後ケアセンター(桜新町)・至誠会第二病院・ママズルーム等に宿泊し、助産師による母体ケア・授乳指導・育児相談を受ける(出産後4か月未満) クーポン利用で2,000円/泊(通常4,500円)
デイケア(日帰り型) 区立産後ケアセンター等で日帰りケアを受ける(出産後4か月未満) クーポン利用で500円/回(通常3,000円)
アウトリーチ(訪問型) 区立産後ケアセンターの助産師が自宅を訪問し、母体ケア・乳児ケア・授乳相談等を行う(出産後1年未満)。デイケアと合わせて最大7回 クーポン利用で0円(通常2,000円程度)

世田谷区の産後ケアは、2008年に日本で初めて設立された区立産後ケアセンター(桜新町)が中心です。区内の世田谷区民であれば、約1割負担で利用できるのが特徴で、産後ケア事業クーポン(1産婦あたり5枚)を利用すると、宿泊型は2,000円/泊、アウトリーチ(訪問型)はなんと0円で利用できます!利用登録は妊娠28週以降から行えます。申請・問い合わせ先:各地域の子ども家庭支援センターへ。

ふれあいサービス事業(産前産後等支援)

支援内容 対象 利用料
地域のふれあいサービス協力会員が自宅を訪問し、掃除・洗濯・買い物・食事作りなどの家事を援助
  • 産前:医師より「要安静」と診断された妊婦
  • 産後:退院後原則1か月の家族等から家事援助を受けられない方
1時間1,000円(年会費2,000円・交通費別途)

世田谷区社会福祉協議会が運営する「ふれあいサービス」の産前産後等支援です。地域の協力会員がお手伝いしてくれるので、産後の慣れない家事が少し楽になりますよ。利用には事前登録が必要です。問い合わせ先:世田谷区社会福祉協議会 ふれあいサービスセンター。

医療費助成制度(こども等医療費助成)

「子どもの急な発熱のたびに医療費が心配……」そんなママも安心してください。世田谷区では18歳年度末まで医療費の自己負担分が助成されます!

対象年齢 助成内容 申請先・注意点
0歳〜18歳に達した日以後最初の3月31日まで(所得制限なし) 健康保険が適用される保険診療の自己負担分を助成。都内の医療機関でマイナ保険証(または健康保険証)と医療証を提示して受診。医療証は毎年10月に自動更新・郵送 子ども家庭課 子ども医療・手当担当または各総合支所子ども家庭支援課。出生後早めに申請

18歳年度末まで所得制限なしで医療費が助成されます。医療証は毎年10月に自動更新・郵送されるため、更新手続きは不要です。世田谷区内には国立成育医療研究センター(大蔵)をはじめ、子どもの医療に特化した施設も充実しています。

経済的支援(児童手当)

子育てにかかるお金は何かとかさみますよね。世田谷区では国の制度をしっかり活用できます!

児童手当

支援内容 対象 申請先
子どもの年齢・人数に応じた金額を毎月支給(所得制限なし) 世田谷区在住で0歳〜18歳年度末までの児童を養育している生計中心者 子ども家庭課または各総合支所子ども家庭支援課。出生・転入日の翌日から15日以内に申請

令和6年10月の制度改正で所得制限が撤廃され、支給対象が18歳年度末まで拡大されました。月額の目安は3歳未満が15,000円(第3子以降30,000円)、3歳から高校生年代が10,000円(第3子以降30,000円)です。出生届とあわせて早めに申請しましょう。

預かり・サポート制度

「急な用事ができた」「ちょっと体を休めたい」——世田谷区にはさまざまな選択肢が揃っています!

世田谷区ファミリー・サポート・センター事業

支援内容 対象
地域のサポート会員が保育施設への送迎や一時的な預かりを担う相互援助活動(会員登録が必要)。令和8年4月から0歳の預かり開始月齢を「生後5か月」へ引き上げ予定 世田谷区在住・在勤・在学で子育てサポートを必要とする保護者(ファミリー会員登録が必要)

地域のサポーターが保育園の送迎や一時預かりをお手伝いしてくれます。令和8年4月より0歳の受け入れ月齢要件が変わる予定ですので、事前に世田谷区ファミリー・サポート・センター(各地域に配置)へご確認を。

おでかけひろば(親子のつどいの場)

対象 主な機能
主に0〜3歳の乳幼児とその保護者(無料)
  • 乳幼児が安全に遊べる環境での自由遊び
  • 同じ地域のママ友・パパ友づくり
  • 子育て相談・育児情報の提供
  • 子育て講座・イベント

世田谷区には「おでかけひろば」が区内に多数設置されており、乳幼児とその保護者が気軽に遊びに来られる場所です。同じ月齢のお子さんをもつママ友もでき、孤立しがちな産後の子育てに大きな力になります。各地の開設場所・時間は世田谷区公式サイトでご確認ください。

児童館

対象 主な機能
乳幼児〜18歳未満の子どもとその保護者(無料) 遊び場・各種講座・子育て相談・地域交流イベント。専門の指導員(児童厚生員)が常駐

世田谷区内には40か所以上の児童館があり、乳幼児から高校生まで幅広い年代が利用できます。「マタニティの方向けのおなかの赤ちゃんと一緒に児童館へ行ってみよう!」という企画も行われており、妊娠中から地域のつながりを作れるのも嬉しいポイントですね。

まとめ

今回は世田谷区で利用できる子育て支援制度を紹介してきました。世田谷版ネウボラ(妊娠期から就学前まで切れ目なく支援)・ネウボラ面接でのせたがや子育て利用券(1万円分)、妊婦支援給付金(5万円)+区独自の出産費助成(5万円)+出産後の支援給付(5万円)、日本初の区立産後ケアセンターを中心とした産後ケア3タイプ(クーポン利用でアウトリーチが無料)、ふれあいサービスの産前産後等支援(1時間1,000円)など、妊娠から産後にわたって手厚いサポートが揃う世田谷区の魅力が伝わりましたか?

三軒茶屋・下北沢・自由が丘・二子玉川など個性豊かな街が揃う世田谷区で、制度をフル活用しながら子育てを楽しんでください!移住を検討中のママも、すでに在住のママも、詳細・最新情報は世田谷区公式サイトや各窓口でご確認ください。

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この記事は令和6年度の情報をもとに作成しています。制度の詳細・最新情報は世田谷区公式サイトでご確認ください。

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PULMO編集部

ママ向けオンラインコミュニティ「PULMO」編集部です。子育てに役立つ情報を、お届けします。

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